平成23年11月15日(火)晴れ
甲州高尾山
(1106m)

1 当日の行程  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 9名
  • (往)JR町田6:25=電車=8:08JR勝沼ぶどう郷
  • (復)JR勝沼ぶどう郷15:38=電車=JR町田17:37
二 コース・時刻・標高
  • 勝沼ぶどう郷(480m)8:20…9:00大善寺…9:50柏尾山・送電鉄塔(740m)10:00…11:15剣ヶ峰(1092m)…11:30甲州高尾山・昼食(1106m)12:15…13:15大滝不動尊(960m)13:30…15:10勝沼ぶどう郷(480m) 
三 山行データまとめ
  • 登り標高差626m 行動時間6時間50分 歩行距離 約12km

2 コメントと画像
  • ぶどう畑の広がる甲府盆地の東に位置する甲州高尾山は、登山案内書に紹介されることは少ないが、南アルプス、奥秩父、富士山等の展望に優れ、また、JR駅から直接山頂に立てる立地にも恵まれており、気軽に歩ける山である。快晴を確認し、いつものメンバーで歩いてきた。
  • 駅から、収穫の終わったぶどう畑の遊歩道を、ハイキング気分で登山口の手前にある大善寺に向かう。服装を整え登山道に入る。いきなり、送電鉄塔のある柏尾山への急登が始まり、ハイク気分が登山モードに切り替わる。送電鉄塔(柏尾山)通過すれば、傾斜も緩くなり展望も広がってくる。小ピークの連続する尾根の先に甲州高尾山が顔を見せている。登山道や山の斜面は紅葉・クサモミジのピークで雰囲気はきわめて良好、ルンルン気分で山頂に立つ。(山頂付近の尾根には小ピークが三つ連なっていた。コース順に、「三角点のある剣ヶ峰」、「甲州高尾山の山頂標識のあるピーク」、その先に「一番高いと思われるピーク」)山頂からは、富士山・南アの展望はなかったが、大菩薩南稜から笹子峠付近の展望が広がっていた。
  • ゆっくり昼食・休憩をとり下山開始。しばらく尾根を直進し、案内板に従い左折し急斜面を大滝不動尊に向かう。急斜面の途中に建つ朱塗りの大滝不動尊は、元慶4年(西暦880年)の草創といわれ、本堂は落差140mの男滝(オダキ)、女滝(メダキ)、前滝、後滝等の滝に囲まれたており、修験霊場にもなっていたそうである。なお、冬期には、全面氷結した滝が見られるそうである。大滝見学後、約6kmの林道を歩き、登山開始駅へ引き返す。

ぶどう畑の遊歩道を登山口にむかう

収穫の終わったぶどうの葉が紅葉している

登山口手前にある大善寺

登山道に入る

送電鉄塔の立つ柏尾山への急登

小ピークが重なっている剣ヶ峰・高尾山への尾根

同(紅葉とクサモミジの尾根歩き)

同(同)

甲州高尾山頂

山頂から東方の山並み(南大菩薩連稜〜笹子峠方面)

山頂から大滝不動尊への下山


大滝不動尊

落差140mの大滝(男滝)