平成23年10月18日(火) 晴れ 
茅ヶ岳(1704m)

1 茅ヶ岳

百の頂きに百のよろこびあり(深田久弥の記念碑碑)
  • 東京から中央自動車道を西に進み、甲府の先韮崎ICの北方に大きく裾を伸ばしている堂々とした山塊が、茅ヶ岳、金ヶ岳である。姿が八ヶ岳に似ているため「ニセ八ッ」とも云われているまた、「日本百名山」の著者深田久弥が登山中に脳出血で倒れ急逝した終焉の地としてもよく知られている山である。登山口に「深田久弥記念公園」が設置され、園内には記念碑が建てられている。
  • 茅ヶ岳は比較的手軽に、大パノラマの広がる山頂に立てる山で、南アルプス・奥秩父・大菩薩の展望は圧巻。紅葉も視野に山仲間と登ってきた。日本二百名山

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 参加者 10名
  • (往) 町田市6:30=バス=8:50深田記念公園入口駐車場
  • (復) 同駐車場14:55=バス=17:30町田市
二 コース・時刻・標高
  • 駐車場(940m)9:05…10:25女岩(1300m)10:30…11:20尾根(1550m)…11:50茅ヶ岳・昼食(1704m)12:35…12:55尾根下降点(1550m)…13:30女岩(1300m)13:40…14:35駐車場
三 山行データまとめ
  • 登り標高差  764m    
  • 行動時間   5時間30
  • 歩行距離  7km

3 コメント・画像
  • 登山口の「深田久弥記念公園入口駐車場」から登山開始。まず、登山口のすぐ先にある「記念公園」に立ち寄り「百の頂に百の喜びあり」と刻まれている「記念碑」をバックに全員で記念写真におさまり登山道に入る。しばらく雑木林に覆われている傾斜の少ない林道を進む。この付近では紅葉の気配は感じられず紅葉狩りには早すぎか?・・・。次第に傾斜がきつくなり大きな岩の積み重なったている登山道に変わる。やがて正面に「女岩」と名づけられている巨大な岩が正面に見えてくる。岩の間から清流が流れ落ちており水場になっている。
  • 女岩を左から巻いて尾根にむかう。歩きにくいガレ場の急斜面が続く。次第に紅葉・黄葉が多く見られるようになってきた。尾根を登りきり右折し山頂を目指す。山頂方面へわずかに進むと「深田久弥先生終焉之地」の標識があり、花が手向けられていた。
  • 登山道の林は紅葉・黄葉一色に変わる。紅葉時期の登山は、ここから山頂までのコースが抜群。紅葉している自然林に囲まれている岩の積み重なった雰囲気のよい登山道が山頂まで続いている。木の枝や岩につかまりながら山頂に立つ。
  • 石のごろごろした山頂は、360度の展望が開けている。地平線近くにはガスが広がっていたが甲斐駒ケ岳など南アルプス、瑞璃山・金峰山・国師ヶ岳等奥秩父の展望もあり、紅葉と展望の満喫できた山行となった。

深田記念公園

深田記念公園の脇から登山道に入る

登山口付近の樹林(紅葉はまだ先である)

女岩が近くなると大きな岩の積み重なった登山道になる

女岩

女岩を回り込み尾根に取り付く

尾根を目指しキツイ登りを進む





深田久弥先生終焉の地」の標識
<紅葉に包まれた岩の多い登山道が山頂まで続いている>
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茅ヶ岳山頂(背後の山は金ヶ岳)

山頂から西南方面の展望

山頂から北東方面の展望(瑞璃山・金峰山・国師ヶ岳等奥秩父の山並み)