平成23年8月11(木) 晴れ
冠着山
-かむりきやま-(1252m)・JR姨捨駅・姨捨の棚田 ※(冠着山は姨捨山とも言われている)

1 当日の行程  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)自宅(町田) 2:40=マイカー=7:25姨捨観光会館駐車場(JR姨捨駅・姨捨千枚田ハイキング)9:10=マイカー=10:10県道498聖高原千曲線鳥居平駐車場
  • (復)冠着山登山口11:45=マイカー=斑尾高原タングラム(泊)
二 コース・時刻・標高
  • 登山口(1070m)10:20…10:50冠着山(1252m)11:10…11:40登山口 
三 山行データまとめ
  • 登り標高差182m 行動時間1時間10分 歩行距離 約3km

2 コメントと画像
  • 長野県北部の野尻湖・斑尾高原方面へ家族旅行(3家族)を実施したが、早朝に自宅を出発し、途中 @JR姨捨駅 A姨捨の棚田 B冠着山 に立ち寄り、夕方宿泊場所ホテルで合流した。

  • @JR姨捨駅
    JR姨捨駅は、全国でもめずらしいスイッチバック式停車と列車給水の駅として明治33年に開通した。善光寺平の眺望、鐘倉山から上がる月が、ゆるやかに里に続く棚田や千曲川に映える美しさは、古来よりこの地を「田毎の月」と読んでいる・・・・・。日本三大車窓の一つに数えられている(駅舎案内板)。


  • A名勝「姨捨(田毎の月)」・重要文化的景観「姨捨の棚田」(千曲市パンフレットを参照)
    古くから月見の名所・棄老説話で有名な姨捨地区の棚田。姨捨駅前、標高460m〜560mの傾斜地に64.3haに約1500枚の棚田が展開しており、国の「重要文化的景観」に指定されている。芭蕉をはじめ多くの俳人が訪れており、地区内にある長楽寺、姨捨公園には歌碑が多く残されてい。


  • B冠着山(かむりきやま)姨捨山とも言われている)登山
    姥捨駅・姥捨の棚田の近くに姥捨山があると聞けば、登らずに通過することはできない。2.5万地形図には「冠着山(姨捨山)1252m」が掲載されている。冠着山登山をネットで調べると行程、登り2時間、降り1時間30分とある。ただし、登山口への道路が判然としなかったが、道路地図で目星をつけ、舗装された県道を冠着山方向に進む。幸いにも、冠着山トレッキングコース案内板・山頂まで25分と表示された登山道標識の建っている広い駐車場に立つことができた。新しい道路ができて手軽に山頂に立てるようになったのかな!?いずれにしても、予定より短時間に山頂に立てるのは好都合である。
  • 登山口から歩きやすい登山道で、高山植物を見ながら一登りすれば、三角点、冠着神社の建っている山頂である。山頂からの展望に優れ、360度の展望案内版が設置されている。(山頂には山名の表示版が見当たらないが、「姨捨山語句入りの歌碑が建っていた。  

姨捨駅(ホームからの展望は抜群で三大車窓のの一つである)

右が駅のホーム。特急列車は停車せず左線路を直進していた

姨捨駅の標高547m(姨捨千枚田・千曲川・善光寺平が一望)

駅のホームから見える冠着山(姨捨山)

姨捨駅前に広がる姨捨千枚田


長楽寺(多くの句碑が残されている)

芭蕉の句碑(おもかげや 姨ひとりなく 月の友)

冠着山山頂まで25分の標識を見てほっとする

山頂まで歩きよい登山道を一登り




山頂に建つ虚子の歌碑(更科や姨捨山の月ぞこれ)

山頂からの展望

ナデシコ

ホタルブクロ

クサフジ