平成23年6月29(水) 曇り
日光白根山
(2578m)

1 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)町田2:50=マイカー・ロープウエイ=8:20白根山ロープウエイ山頂駅
  • (復)山頂駅14:45=ロープウエイ・マイカー(途中入浴・食事)=町田21:50
二 コース・時刻・標高
  • 山頂駅(2000m)8:30…9:00大日如来像(2115m)9:05…10:45白根山・昼食(2578m)11:20…12:20弥陀ヶ池(2260m)12:35…13:10七色平北分岐(2100m)13:20…14:00六地蔵(1860m)…14:30山頂駅(2000m) 
三 山行データまとめ
  • 登り標高差578m(累積標高差700m)  行動時間6時間 歩行距離 約6.5km

2 コメントと画像
  • 周囲の山々にさえぎられ、里からはあまり注目されない山であるが、「・・・男体山や皇海山、あるいは武尊山や燧岳、それらの東西南北の山から望んだ時、真に日光群山の盟主にふさわしい威厳と重厚をそなえた山容・・・(深田久弥)」といわれる日光白根山は、東日本の最高峰でもある。百名山。まだロープウエイのない15年ほど前に、当時のメインルート菅沼から登頂したことがあり今回は2度目の挑戦である。
  • 標高2000mのロープウエイ山頂駅付近には、高山植物が多く見られるロックガーデンや、散策路が設けられていて、観光客が多く訪れていた。二荒山神社の鳥居をくぐり、山頂を目指す。しばらくは散策路にもなっていて、傾斜も少なく歩きやすい針葉樹林帯を進む。大日如来像を過ぎると本格的な登りが始まる。登山道にイワカガミが群生している。
  • 樹林帯を抜けるとガレ場の登りとなる。山頂直下の大きな路岩を越え山頂に立つ。晴天であれば360度の展望が期待できる山頂であるが、今日はガスに覆われて展望なし。(梅雨明け前であり雨に遭わなかったことでで良しとしよう。)
  • 下山は、シラネアオイが見られる弥陀ヶ池を経由して、ロープウエイ山頂駅に戻るコースを辿る。弥陀ヶ池は、標高2200mを越える位置にあり、池の周囲で多くの高山植物が見られる場所である。期待通りシラネアオイ、イワカガミ、ショウジョウバカマ等を観賞し、木の幹や路岩が苔に覆われている樹林帯を進み出発点の山頂駅を目指す。

丸沼高原スキー場にある日光白根山ロープウエイ

標高2000mの山頂駅から登山開始。

二荒山神社の鳥居をくぐり登山道に入る

樹林帯

大日如来像

登りがきつくなる



イワカガミの群生


樹林帯を抜けてガレ場を登る(ガスに覆われている)


路岩を越え山頂を目指す

日光白根山山頂

弥陀ヶ池への下り(山頂付近の大きな路岩帯を通過)


岩場を抜け樹林帯に入る

標高2200mを超える高地にある弥陀ヶ池

木の幹、路岩が苔に覆われている樹林帯

同(雪渓)

六地蔵(ロープウエイ山頂駅周辺は遊歩道があり散策できる)
3 山でであった高山植物
  小さな画像にマウスを乗せると大きな画像がみられます。  

シラネアオイ


イワカガミ

ハクサンチドリ

クロユリ

ツガザクラ

ショウジョウバカマ

コマクサ

キバナノコマノツメ