平成23年6月21(火) 晴れたり曇ったり
湯ノ丸山
(2101m)
・烏帽子岳
(2066m)
1 登山コース・データ ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
13名
(往)町田6:30=ミニバス=9:55地蔵峠(湯ノ丸登山口
)
(復)地蔵峠(下山後ホテルで入浴) 17:15=ミニバス=町田20:40
二 コース・時刻・標高
地蔵峠(1732m)10:10…10:45つつじ平(1860m)…11:45湯ノ丸山・昼食(3101m)12:20…12:50鞍部(1860m)13:00…13:55烏帽子山(2066m)14:10…14:50鞍部(1860m)14:55…15:50地蔵峠
三 山行データまとめ
登り標高差369m
行動時間5時間40分
歩行距離 約8km
2 コメントと画像
湯ノ丸山は、浅間山の西に位置しており、さらにその西には烏帽子岳が対峙している。2000mを超える山域であるが、今では、登山口の地蔵峠まで車を利用し短時間で山頂に行ける山となっている。湯ノ丸山の東斜面には、群馬県の天然記念物にも指定されているレンゲツツジの大群落があり、その開花を待って山仲間と歩いてみた。また、湯ノ丸山・烏帽子岳の山頂はいずれも360度の大展望があり山頂からの展望も楽しみである。
百体観音(※)のうちの「第八十一番観音」の置かれている地蔵峠から登山開始。リフトに乗っている観光客の声援を受けながらスキー場のゲレンデを登る。ゲレンデを登りきるとレンゲツツジの群生地である。観光案内所では、三分咲きと言っていたが、一面朱に染まるレンゲツツジは圧巻である。レンゲツツジの敷き詰めた山麓が自由に歩けるのがうれしい。
(※)「百体観音」… 東御市新張から、湯治場であった旧鹿沢温泉へ行く「湯の道」の案内のための町石として百体の観音が設置されている。百観音に導かれてたどり着く先が寺や寺院ではなく湯治場であることがこの町石の特色。
レンゲツツジの群生地を進み、傾斜がきつくなると登山道が岩場の登りに変わる。今までレンゲツツジの間に小さく顔を見せていたイワカガミが主役に躍り出る。山頂直下・山頂の岩場はイワカガミの群生地である。山頂で昼食を摂り、次のピーク烏帽子岳を目指す。湯ノ丸山頂では滞在中、一時的に濃霧が発生し展望なし。
湯ノ丸山から急斜面を一気に下り、烏帽子岳への鞍部に向かう。鞍部付近は新緑の出揃ったカラマツ林が美しい。次第に傾斜がきつくなり烏帽子岳へ続く尾根へ登り返す。三角錐の山容を見せる烏帽子岳が大きく立ちはだかっている。烏帽子岳山頂に立った時は、先ほどまでの濃霧も消え、北面の根子岳・四阿山、東面の浅間山方面の展望も楽しむことができた。山頂の展望を後に鞍部まで下り、湯ノ丸山を巻き地蔵峠に戻る。
第八十一番十一面観音のある登山口
スキー場のゲレンデを登る
朱に染まっている山の斜面
同(正面が湯ノ丸山)
同(つつじ平東屋付近)
傾斜がきつくなり岩場が現れる
同
岩場には満開のイワカガミが群生している
山頂は目と鼻の先
広く広がる湯ノ丸山頂
山頂にもイワカガミが群生している
湯ノ丸山から烏帽子岳への鞍部へ下る
鞍部の新緑の林
同
烏帽子岳山頂へ続く尾根への登り
三角錐の山容を見せる烏帽子岳
展望の広かる烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂から北東方面の展望
湯ノ丸山の南を巻き地蔵峠に向かう
3
山でであった高山植物
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アズマギク
ミネカエデ
イワカガミ
ミツバオウレン
ツマトリソウ
ゴゼンタチバナ
ツガザクラ
グンナイフウロ