平成23年5月8(日) 晴れ
岳ノ山
(704)・大鳥屋山(693m)足利フラワーセンター

1 足利フラワーセンターと岳ノ山・大鳥屋山登山
  • 早朝にマイカーで自宅を出発し、フジ・ツツジで知られる足利フラワーセンターを散策し,その後栃木県西南部の安蘇山塊の一角に位置する岳ノ山・大鳥屋山に登った。
2 行動スケジュール・登山データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)町田4:15=マイカー=6:45足利フラワーセンター8:10=9:10岳ノ山登山口
  • (復)岳ノ山登山口14:00=マイカー=17:50町田
二 コース・時刻・標高
  • 足利フラワーセンター散策
    6:50〜8:00
  • 岳ノ山・大鳥屋山登山
    駐車場(230m)9:20…9:45五丈ノ滝(310m)10:00…11:05岳ノ山(704m)11:15…12:00 624峰…12:30大鳥屋山(693m)13:00…13:15下降コース分岐(560m)…13:55駐車場
三 山行データまとめ
  • 登り標高差474m(累積標高差670m) 行動時間4時間35分 歩行距離 約6.5km
2  足利フラワーセンター
  • 年間を通し数多くのフラワーが見られる「花の楽園」で、「ふじ」が満開となるこの時期は特に多くの観光客が押しよせている。園内にはむらさき藤、白藤、うす紅藤、きばな藤など300本のふじをはじめ、ツツジ、シャクナゲ等も見ごろであった。圧巻は「樹齢140年、幹周り3.95m、栃木県指定天然記念物」のむらさき藤。

栃木県指定天然記念物のむらさき藤

むらさき藤とツツジ

白藤、うす紅藤
3 岳ノ山・大鳥屋山縦走
  • 岳ノ山・大鳥屋山の登山は、トイレも設備されている村営駐車場が基点である。駐車場から岳ノ山に向かう。新緑に映える林道を少し進むと、五丈ノ滝である。落差40m以上、県南でも有数の滝と言われているが、今日は水量が僅かでひっそりしていた。滝の先で林道が終わり登山道に入る。しばらくは小さな沢に沿って進むが、目印のテープを確認しながら、踏み跡をを外さないよう慎重に進む。杉・桧の樹林の急坂を登りきれば山頂に向かう尾根である。所々に咲いているアカヤシオの花を見ながら岳ノ山山頂に立つ。小さな祠の祭られている岩峰の小さな山頂は、雑木林の中で展望なし。
  • 山頂で小休憩を取り大鳥屋山に向かう。岳ノ山山頂から鞍部までの下降はヤセ尾根・岩場の急勾配で、ロープも設置されている本コース一番の難所鞍部まで下りきれば快適な尾根歩きである。途中624m峰を通過し大鳥屋山山頂を目指す。
  • 一等三角点の設置されている大鳥屋山山頂は、広い平坦地で御嶽大神の石碑、小祠が立っている。山頂南面は桧の植林帯、北面は広葉樹林に囲まれ展望は得られない。春先にはカタクリの花が見られるそうである。

山麓の国道から望む岳ノ山(右)と大鳥屋山

駐車場から五丈の滝付近までは林道を進む

五丈の滝

同(踏み跡を外さないよう慎重に進む



尾根で見られたアカヤシオ

岳ノ山山(頂雑木林の中に小さな祠)

ヤセ尾根・岩場、急勾配の難コース




岳ノ山から大鳥屋山への快適な尾根


大鳥屋山山頂(一等三角点が置かれている。)