平成23年4月27(木) 晴れ
赤鞍ヶ岳
(1299m)・菜畑山(1283m)

1 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)町田市自宅5:45=マイカー=8:00登山口道志村役場前)
  • (復)登山口(道志村役場前)15:55=マイカー=17:35自宅
二 コース・時刻・標高
  • 登山口(600m)8:05…979ピーク…10:30赤鞍ヶ岳(1299m)10:40…1288ピーク…12:00ブドウ岩ノ頭・昼食(1224m)12:20…13:40菜畑山(1283m)13:50…15:20国道(620m)〜15:45登山口
三 山行データまとめ
  • 登り標高差699m(累積標高差1200m) 行動時間7時間20分 歩行距離 約10km
2 コメントと画像
  • 東日本大震災以来、山の会の例会登山が中止されているので、自宅に近い道志山塊の赤鞍ヶ岳・菜畑山を結ぶ縦走路を家内と歩いてきた。2ヶ月ぶりの山行きである。山麓の集落は、新緑の最盛期で色とりどりの花々が咲き乱れていたが登山道に入ると芽吹きはまだ先であり落葉を踏みしめての山行である。
  • 標高1300mに満たない山塊の縦走であるが、案内書には、体力、技術とも「上級クラス」のコースとして紹介されている。登山道に入りまず赤鞍ヶ岳(朝日山とも言われている)に向かう。山頂まで標高差700mの急登である。木の枝や岩、ロープを頼りに山頂を目指しひたすら登る。しばらくは桧の植林帯で展望はないが、やがて芽吹き前の明るい雑木林が多くなれば山頂は近い。
  • 赤鞍ヶ岳から、「1288峰」・「ブドウ岩ノ頭」を通過し菜畑山へ通ずる縦走路に入る。各ピークとも独立峰のような明瞭な山容を見せており、「上級コース」を実感。ブドウ岩ノ頭で昼食を摂り、最終目標の菜畑山を目指す。鞍部から約200mの苦しい急登を頑張れば、あずま屋やテーブルが設置されている菜畑山である。南側の展望が大きく開けており丹沢山塊が一望された。
  • 下山は山麓の集落まで一気の急降下である。途中ロボット雨量計の鉄筋の建屋付近で、5分ほど舗装道路を進み、再度登山道に入り大久保の集落を目指す。山麓に近い沢筋にはエイザンスミレ、ヒトリシズカなど幾つかの可憐な高山植物が見られた。

赤鞍ヶ岳〜菜畑山の縦走路は厳しいアップダウが連続する

新緑の最盛期でいろいろな花が咲き競っていた


民家を抜けて山に入る

山村風景(石仏群)

登山道入口(朝日山登山口と表示されていた)

芽吹き前の登山道を落葉を踏みしめて進む

木の枝や岩、ロープを頼りに赤鞍ヶ岳山頂を目指す




赤鞍ヶ岳山頂

縦走路(傾斜の緩い地点は日溜りハイク)

(急登も有り)

同(昼食を摂ったブドウ岩ノ頭-独立峰の山容を見せる)

同(最終目的地の菜畑山-200mの急登が待っている)

菜畑山山頂(南面の展望が雄大)

エイザンスミレ

ヒトリシズカ

エンレイソウ

ミヤコワスレ