平成22年10月14(木)晴れ 
栗駒山(1627m)

1 栗駒山

須川温泉から紅葉に覆われた栗駒山を望む
  • 宮城・秋田・岩手県境に位置する栗駒山は、岩手県では「須川岳」、秋田県では「大日岳」とも呼ばれ、古くから信仰の山として親しまれてきた山である。登山口から見るとなだらかな稜線を見せる山であるが、足を踏み入れると、火山特有の溶岩がいたるところに顔を見せている。
  • 夏の高山植物、秋の紅葉には定評があり多くの登山者、観光客が訪れている。花の百名山。
  • 前日に、一関市の「厳美峡」を散策、須川高原温泉で宿泊し栗駒山を登頂した。宿泊場所から名残ヶ原付近は紅葉の最盛期で、紅葉に染まる栗駒山が堪能できた。

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 参加者 31名(クラブツーリズム主催ツアーに参加)
  • (往)13日 上野8:10=バス=14:50厳美峡(一関市)ハイク15:30=16:30須川高原温泉(泊)
  • (復)14日  須川高原温泉で入浴後15:10=バス=22:30上野
二 コース・時刻・標高
  • 14日 須川高原温泉(1126m)8:10〜8:40名残ヶ原(1160m)〜9:20昭和湖(1285m)9:35〜10:25天狗平(1540m)10:35〜11:00栗駒山(1627m)11:15〜11:35天狗平(1540m)〜12:15昭和湖・昼食(1285m)12:50〜13:20名残ヶ原(1160m)〜13:45須川高原温泉(1126m)
三 山行データまとめ
  • 登り標高差   501m
  • 行動時間   5時間35分
  • 歩行距離   7km

3 コメント・画像
  • 須川高原温泉の源泉脇から歩行開始。温泉周辺は遊歩道が整備されて歩きやすい。火山の山で、岩の間や山の斜面から火山性ガス(水蒸気?)の噴煙が見られ、各登山口には温泉宿がある。
  • 20分ほど進むと高層湿原の名残ヶ原に入る。豊かな自然が残っていて、雪解けから秋まで多くの高山植物が見られ、花の百名山にも選定されている。今の時期、湿原およびその周辺は紅葉の最盛期で登山道はモミジに染まっていた。沢を通過し、クサモミジの地獄谷に沿って昭和湖に進む。
  • 昭和湖からは稜線(天狗平)へ続く登りが始まる。1500m程度の高度であるがダケカンバ、稜線付近にはハイマツさえも見られ東北の山を実感。稜線から先は展望のよい、おおらかな尾根が山頂へ続いている。

須川高原温泉の源泉

遊歩道


噴気孔からガス(水蒸気?)

山の斜面からもガス(水蒸気?)

紅葉に染まる登山道

モミジに染まる高層湿原の名残ヶ原(背後中央が栗駒山)

沢を渡る

地獄谷(クサモミジ)

昭和湖

ハイマツ帯を通り稜線に向かう


山頂への稜線

360度の展望が得られる栗駒山山頂

添乗員の松沢さん
(参加者全員に対するお気遣いありがとうございました。掲載については、ご本人様の了解を得ております。)

山頂からの展望(本日は鳥海山、岩手山、早池峰など展望なし)
4 最盛期の紅葉を歩く
  登山口の須川高原温泉付近から、名残ヶ原一帯は、紅葉の最盛期でした。
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