平成22年7月22(目) 晴れ
南大菩薩連稜縦走{大蔵高丸(1781m)・他}

1 南台菩薩連稜{大蔵高丸(1781m)〜ハマイバ丸(1752m)〜大谷ヶ丸(1644m)}

湯ノ沢峠のお花畑
  • 大菩薩峠から、中央自動車道笹子トンネル方面に長い尾根が連なっている。その尾根の中ほどにある湯ノ沢峠から手軽に登れる大蔵高丸(1781m)からハマイバ丸(1752m)周辺は、穏やかな高原状の草原が広がり、高山植物のお花畑が広がっている。
  • 想定どおり多くの花が咲いている。高原のお花畑の散策を楽しむ登山となった。
  • バス便はなく、今回は登山口までタクシーを利用し、中央線甲斐大和駅へ下山する長距離歩行の登山となったが、お花畑散策のみであれば、湯ノ沢峠までのマイカーで利用で、手軽に散策の楽しめるエリアである。

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 7名
  • (往)JR町田市6:24ー=電車・タクシー=8:50湯ノ沢峠
  • (復)景徳院16:11=バス・電車=18:30JR町田
二 コース・時刻・標高
  • 湯ノ沢峠(1650m)9:05…9:55大蔵高丸(1781m)10:10…10:40ハマイバ丸(1752m)10:50…12:10大谷ヶ丸・昼食(1644m)13:00…13:40コンドウ丸(1392m)13:50…14:10曲り沢峠(1250m)14:15…15:40景徳院(710m)
三 山行データまとめ
  • 登り標高差  131m(累積標高差390m)、(下り累積標高差1300m)
  • 行動時間   6時間35分
  • 歩行距離   12km

3 コメントと画像
  1. 登山口湯ノ沢峠には広い駐車場、トイレ、避難小屋が完備している。梅雨明け直後で、下界は猛暑日が続いているが、標高1650mまでタクシーが利用でき猛暑の山歩きは回避できた。峠からわずかの登りで「湯ノ沢峠のお花畑」の標識の立つ明るい草原にでる。ゆったりとした草原の尾根には、多くの花が見られ全員大満足。お花畑は、今回コースの最高峰「大蔵高丸」から「ハマイバ丸」の先まで続いている。
  2. 高山植物観賞だけであれば、大蔵高丸、ハマイバ丸界隈の散策で目的は達成するが、花の観賞を心行くまで楽しみ下山口景徳院を目指す。
  3. ハマイバ丸から、大谷ヶ丸の鞍部まで下り、大谷ヶ丸に上り返す。下山道は緑一色に染まる紅葉樹林帯の中を進む。峠までタクシーを利用しての登山であり、下山コースが長い。幾つかの小ピークを超し、ひたすら下山口をめざす。歩行距離13km、下り標高差約1300mの下りは少々きつい。両足に筋肉痛を感じながら「景徳院」バス停に到着。なお、下山口の「景徳院」は、戦国時代の雄、武田家終焉の地である。

湯ノ沢峠登山口

お花畑の散策

お花畑

大蔵高丸山頂

お花畑の散策


<お花畑散策で見かけた花 マウスで小さな画像をポイントすると大きな画像がみられます。

ウスユキソウ

オカトラノオ

ノアザミ

ノイバラ

シモツケソウ

ヤマユリ

シャクジョウソウ

シモツケ

アカショウマ

ハクサンフウロ

ヒメトラノオ

キリンソウ

シシウド

ノハナショウブ

下山口の景徳院を目指して


景徳院