平成22年1月27(水) 晴れ
大山(1252m)・岳ノ台(899m)

1 大山・岳ノ台

均整のとれた山容の大山
  • 丹沢山塊の東端にあり、均整のとれたピラミダルな山容の大山は、東京西郊の町田市から毎日眺めており、私の山歩きの原点となった山の一つで、季節を変え、コースを変え何回も歩いている山である。
  • 中腹に阿夫利神社下社、山頂に同本社があり古くから信仰の山として登られ、今でもケーブルカー追分駅への石段の両脇には多くの土産店、宿坊が並んでいる。江戸時代には、庶民の「大山参り」も広く行われていたそうで、大山街道(江戸〜伊勢原)も残っている。
  • 好天に誘われ中腹にあるヤビツ峠を基点に、峠の両側に位置する大山・岳ノ台を歩いてみた。
  • 大山は日本二百名山。

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)自宅7:00=マイカー=8:45ヤビツ峠
  • (復)ヤビツ峠14:40=マイカー=16:00自宅
二 コース・時刻・標高
  • ヤビツ峠(767m)9:05…10:30大山・昼食(1252m)11:05…12:15ヤビツ峠(767m)12:35…13:10岳ノ台(899m)13:25…14:00菩提峠…14:10富士見山荘(705m)…14:30ヤビツ峠
三 山行データまとめ
  • 登り標高差  547m(累積標高差775m)
  • 行動時間   5時間25分
  • 歩行距離   8.5km

3 大山
  1. 山麓の蓑毛付近に駐車場がなく中腹のヤビツ峠までマイカーで登る。ヤビツ峠の手前「菜ノ花台」展望台から富士山を撮影。(大山山頂からも富士山が大きく望めるが、富士山は見えたときに撮影するのが鉄則。山頂到着時は、ガスが発生しており富士山は見えなかった。帰路でも菜ノ花台から再度富士山が展望できた。)
  2. きれいなトイレの設置されているヤビツ峠駐車場から登山道に入る。しばらく木製の階段が続く。急斜面では、一部崩落ヶ所もあるが登山道はよく整備されている。厳冬期で霧氷や積雪を期待していたが、終始強い日差しを受けての山歩きとなる。山頂直下で下社からの登山道と合流すればすぐに山頂に飛び出す。山頂から丹沢山塊の大展望を満喫後、往路をヤビツ峠に戻る。

菜ノ花台からの富士山(往路 8:45)

同(復路 14:55)

木製の階段道

崩落の進む登山道


阿夫利神社鳥居

大山山頂

丹沢山塊の展望
4 岳ノ台
  1. マイカー利用で時間に余裕ができたため、ヤビツ峠に下山後に、峠をはさみ大山と逆方向に位置する「岳ノ台」ハイキングコースに入る。ヤビツ峠から山頂までは標高差150mに満たないハイキングコースであるが数回、大きなアップダウンの続くコースである。散策路はカヤトの尾根、樹林が伐採され植林中の展望のよい尾根、笹原の尾根等変化し、冬場の日溜りハイクに最適なコースである。
  2. カヤトの広がる明るい岳ノ台山頂には、ベンチや立派な展望台が設置されており格好な休憩場所である。気象条件がよければ富士山の好展望地でもある。
  3. 山頂から菩提峠へ続く尾根から、伊豆、箱根、相模湾の展望が得られた。

岳ノ台ハイキングコース入口(ヤビツ峠)

ハイキングコース(樹林帯)

同(植林中の好展望尾根)

同(笹原の路)

岳ノ台山頂(立派な展望台がある)

ハイキングコース(明るいカヤトの路)

箱根、伊豆半島方面の展望(岳ノ台から菩提峠への尾根から)