平成21年8月5(水) 晴れ
平標山(1984m)

1 平標山

平標山の家方面から望む平標山
明るい尾根が山頂まで続く
  • 新潟・長野県境、谷川連峰の西端に位置する平標山は、主峰の谷川岳を凌ぐ標高を持つ山であるが、山頂付近は草原に覆われやさしい山容を見せている。春の雪解けから秋まで多くの高山植物が咲き乱れる花の山として知られており花の百名山にも指定されている。
  • 新潟県を含め北陸地方の梅雨明け(8月4日)を待って、マイカーを飛ばす。平標山の東に隣接する仙ノ倉山(2026m)までの縦走を視野に登山を開始したが、仙ノ倉山縦走を断念。平標山山頂付近でゆっくり高山植物を鑑賞した。

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)自宅(町田市)3:45=マイカー=7:35平標登山口駐車場
  • (復)平標登山口駐車場15:50=マイカー=18:30自宅
二 コース・時刻・標高
  • 駐車場(975m)7:50…8:45平元新道登山口(1180m)…10:05平標山の家(1660m)10:15…11:15平標山・昼食・山頂付近散策(1984m)12:25…13:55松手山(1613m)…15:25駐車場(975m)
三 山行データまとめ
  • 登り標高差  1009m 
  • 行動時間   7時間35分
  • 歩行距離   約 14km

3 コメント・画像
  • 駐車場から、平坦な沢沿いの道や林道を進み平元新道登山口へ。ここから勾配がきつくなる。ダケカンバ・ブナ等の美しい樹林帯を主稜線の尾根に向かう。「平標山の家」の立つ尾根に飛び出すと一気に展望が開け、前方に平標山までの尾根、更に仙ノ倉山に続く尾根が大きく見えてくる。
  • 平標山頂までは木道の敷かれた尾根をひたすら登る。なだらかな尾根に見えるが、駐車場から山頂までの標高差は約1000m、見た目以上にきつい登りである。雄大な展望、キンコウカの大群落を楽しみながら山頂に向かう。
  • 仙ノ倉山縦走を止め、山頂で十分休憩を取り、松手山経由の下山道に入る。平標山から松手山への展望の開けた尾根は高山植物の宝庫である。赤、黄、ピンク、白、紫等の多くの花が咲き競っている様はまさに「百花繚乱」。
  • 次をクリックすると平標山で見かけた花が見られます。 

駐車場から沢沿いの道を進む

平元新道登山道(木の階段が主稜線まで続く)

展望の開ける稜線(平標山頂まで木道が通じている。右奥は仙ノ倉山)

草原の山頂(360度の大展望)

山頂から仙ノ倉山方面の展望

山頂から松手山に延びる尾根。一面のお花畑


山頂近辺のお花畑
赤、黄、ピンク、白、紫等の多くの花が咲き競っている花園である

(左側の小さい画像をマウスを乗せると、右側に大きな画像が見られます。


百花繚乱、見応えのあるお花畑