平成20年11月6日(木) 快晴
天目山(三ッドッケ)(1576m)

1 天目山(三ッドッケ)

天目山から東南方面の展望(右上は大岳山)
  • 天目山は、東京・埼玉都県境を雲取山へ続く尾根(長沢背稜)上に、明瞭に三つの岩稜のピークを持ち上げている山である。狭い岩稜の山頂は360度の展望が得られ、富士山をはじめ、奥多摩、奥秩父の山々が一望出来る。
  • 奥多摩の中でも、最も山深い山域で山頂に立つには長い行程が待っている。日の長い時期であれば隣接する蕎麦粒山を兼ねての縦走も可であるが、今回は天目山のみのピストン登山である。
  • 山頂からの展望と、最盛期の紅葉に出会えた充実した登山となった。

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 7名
  • (往)JR町田6:05=電車・バス=8:35東日原
  • (復)東日原16:23=電車・バスー=19:00JR町田
二 コース・時刻・標高
  • 東日原(620m)8:45…11:40一杯水避難小屋(1450m)11:50…12:15天目山・昼食(1576m)13:05…13:25一杯水避難小屋13:35…15:40東日原
三 山行データまとめ
  • 登り標高差  956m 
  • 行動時間   6時間55分
  • 歩行距離   約 11km

3 コメント
  • 関東にも紅葉前線が進んできていることから、紅葉狩りを兼ねて天目山に登る。登山口の東日原付近でも既に紅葉が始まっており、山は最盛期の紅葉の時期である。幸いに天気は快晴。
  • 登山口からいきなり急登が始まる。植林された樹林帯を過ぎ、ミズナラ、ブナの林が多い尾根に出ると一気に紅葉のトンネルとなる。紅葉に彩られる明るい尾根歩きは快適そのもので、行程の長さを忘れさせてくれる。紅葉のトンネルが、山頂直下の一杯水避難小屋まで案内してくれる。
  • 天目山へは、避難小屋の裏から山頂に小道が続いているが、避難小屋前の立派な標識にはこれから登る天目山の山名表示・山頂方向も表示されていない(小屋裏の目立たない標識を見逃すと山頂を素通りしかねないので要注意である)。避難小屋から約30分で山頂である。山頂には、手書きのメモ程度の標識が掲げられていた。山頂からは富士山を始め360度の展望が楽しめた。

登山口の東日原の集落(山麓も紅葉が始まっている。)


針葉樹林帯を抜けると一気に、紅葉に彩られ明るい登山道に変わる。
紅葉のトンネルが続く

登山道の紅葉


紅葉の登山道を行く

一杯水避難小屋(小屋裏から山頂への小道が続いている。)

小屋前の標識(天目山の表示はない)

天目山(手書きの表示)

山頂からの大展望(南東方面)

同(富士山)