平成20年10月10日(金) 快晴
大菩薩嶺(2057m)

1 大菩薩嶺

大菩薩峠から雷岩へ続く尾根
  • 中里介山の小説「大菩薩峠」で知られる山。日本百名山
  • 「大菩薩峠が大勢の人に親しまれるようになったのは、その名前の文学的魅力だけではない。初心者にとってまことに恰好な山だからである。東京から日帰りができるし、いろいろ変化のある安全なコースが開かれているし、展望はすばらしく雄大だし、それに二千メートルの高さの空気を吸うことができる(深田久弥)」。

2 登山コース・データ  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 山仲間7名
  • (往)JR町田6:28=電車・タクシー=8:50上日川峠登山口
  • (復)大菩薩の湯バス停17:13=バス・電車=19:55JR町田
二 コース・時刻・標高
  • 上日川峠(1530m)9:00…10:30大菩薩峠(1897m)…11:30雷岩(2030m)・昼食12:25…12:35大菩薩嶺(2057m)…13:55丸川峠(1680m)…15:45裂石(890m)…16:00大菩薩の湯(860m)・入浴
三 山行データまとめ
  • 登り標高差  527m (下り標高差約1200m)
  • 行動時間   7時間
  • 歩行距離   約 15km

3 コメント
  • 深田久弥が百名山に記すように大菩薩嶺は、二千メートルの山で、日帰りが出来、初心者でも安全に登れ、雄大な展望が開けていることから、首都圏で山歩きを始めた場合は”早い段階”で登られる山である。
  • このコースの圧巻は、大菩薩峠から山頂直前にある雷岩までの尾根歩きである。そこは笹原や岩場の続く展望の利く開放的な尾根で、好天であれば、富士山を筆頭に南アルプス、八ヶ岳、奥多摩、奥秩父の山々が一望できる雄大な景観に出会える。今回の登山は紅葉の最盛期に当りナナカマドやドウダンツツジ等の紅葉が彩りを見せてくれた。なお、明るい尾根とは対照的に、樹林に囲まれた山頂はひっそりと静まり返っていた。

大菩薩峠から雷岩・大菩薩嶺方面に続く尾根
(紅葉に彩られた開放的な明るい尾根。)

南アルプス(上部の山並み)

奥多摩三山(左から御前山、大岳山、三頭山)

大菩薩峠への登り

大菩薩峠

カヤト、岩場の開放的な尾根



大菩薩嶺山

富士山(笠雲の富士山)

同(紅葉の樹林越し)

同(手前湖は上日川ダム)

紅葉(大菩薩峠への登り尾根)

同(雷岩への尾根)

同(同)