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<上高地から槍岳山荘へ>
- 8/1上高地でバスを下車、昼食後観光客で溢れる河童橋を後に、登山開始。本日は徳沢園で宿泊。
- 8/2 AM3:30起床。早い朝食を摂りAM5:00槍ヶ岳を目指し出発。眼前には朝日を受ける前穂高岳がくっきり浮かんでおりおり、今日の好天を確信する。しばらく梓川、更にその上流の槍沢を進む。樹林帯を抜け草原状の川原はクルマユリ、シナノキンバイなどの高山植物が多く咲いている。沢が左に回りこむ大曲からは傾斜がきつくなる。氷河により形成されたU字形の沢の両側には垂直の岩の壁が見られる。雪渓の残る沢の先に槍ヶ岳が聳え立っている。
- 雪渓を数回渡り返し、稜線を目指す。振り返ると、常念岳・蝶ヶ岳の山並みがみられ、槍ヶ岳が眼前に大きく立ちはだかっている。最後のガレ場を登り稜線の槍ヶ岳山荘にたどり着く。
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上高地のシンボル河童橋。槍・穂高登山基地でもある。 |
朝日を受けた前穂高岳(AM4:50徳沢園) |
しばらく梓川に沿って進む。 |
槍沢沿いの草原はお花畑である。 |
氷河で形成されたU字形の槍沢 |
同 |
沢の先には槍ヶ岳が大きく聳えている。 |
同 |
振り返ると槍沢の上に常念岳(左)、蝶ヶ岳(右)の山並みがみられる。 |
眼前に槍ヶ岳が大きく聳えている |
尾根に取り付く最後の登り |
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<山頂アタックと山頂からの展望>
- 山荘にリュックを下ろし、槍の穂先に向かう。大勢のクライマーが山頂を目指している。登・下山の交錯する箇所は登りコース、下りコースが設置されており思ったよりは渋滞が見られず、クサリ・ハシゴを頼りに念願の山頂に立つ。
- 20名程度しか立てない狭い山頂は、高度感抜群、登ってきた槍沢や山荘が真下に見える。一部ガスが舞っており360度の展望は無理であるが、東側(大天井岳・常念岳方面)の展望を楽しむ。
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槍の穂先をアタックする多くの登山客 |
頂上アタック |
同 |
クサリ場 |
同 |
ハシゴ場 |
同 |
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槍ヶ岳山頂 |
苦労して登ってきた槍沢 |
宿泊場所の槍ヶ岳山荘 |
槍ヶ岳東方面の展望(大天井岳・常念岳方面) |
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<朝日・夕日・下山道)
- 夕焼けに染まる山並みが、時々刻々変化し幻想的な表情を見せている。3000m高峰ならではのすばらしい情景に感動を覚える。
- 3日目は日の出前の、AM4:20下山開始、下山途中で朝日を迎える。直接ご来光は見ることは出来ないが、朝日を受け槍ヶ岳が輝いている。また、進行方向前面には、朝焼けの地平線に、富士山を中心に、右に甲斐駒ケ岳・北岳・塩見岳等の南アルプス、右に八ヶ岳の大展望に出会えた幸運に感謝する。
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夕焼けに染まる山並み |
同 |
同(右は槍の穂先、中央にピラミダルな常念岳) |
3日目AM4:20ヘッドランプを装着し下山開始 |
朝日を受ける槍ヶ岳(右端) |
朝焼けに浮かぶ山並み(中央富士山の右に、甲斐駒・北岳・南ア。左の山並みは八ヶ岳) |