平成20年7月6日(日)晴れのち曇り、一時雨
トムラウシ(2141m)


トムラウシ
1 トムラウシ登山を主目的に、7/5〜7/7北海道を歩く。
  1. 5日 十勝連峰の展望台である「望岳台」散策
  2. 6日 トムラウシ登山(本件)
  3. 7日 然別湖畔の白雲山登山
2 トムラウシ
  • トムラウシは大雪山と十勝連峰の中間点にある、独立峰の趣を持つ巨大な山塊で、大雪の奥座敷とも言われている。
  • 溶岩台地の高原風景は、まさに秘境の雰囲気、多くの高山植物が見られ、ナキウサギの声を聴きながら念願の山頂に立つ。
3 登山コース・登山データー(時刻、標高の記入例 ※着時刻・場所(標高m)・発時刻。休憩時間を含む概数)
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 4名(登山ツアーに参加、ツアー参加者19名) 
  • (往)6日トムラウシ温泉3:55=バス=4:20短縮登山口
  • (復)短縮登山口17:25=バス=17:40トムラウシ温泉(泊)
二 コース・時刻・標高 短縮登山口(970m)4:30→温泉分岐→5:50カムイ天上(1270m)→7:25コマドリ沢(1360m)7:35→8:55前トム平(1700m)9:05→トムラウシ公園→11:15トムラウシ(2141m)・昼食11:45→12:20トムラウシ公園→13:00前トム平→14:30コマドリ沢出会→カムイ天井→温泉分岐→17:15短縮登山道
三 山行データまとめ
  • 登り標高差 1171m(累積標高差約1500m)
  • 行動時間 12時間45分
  • 歩行距離 約20km
3 山行記、画像、コメント
  1. 大雪の奥座敷と言われる山で、山頂までの登山コースはいずれも長丁場。AM4:30、宿泊地のトムラウシ温泉からバスで短縮登山口に向かう。唯一、日帰り可能な登山コースであるが、歩行距離約20km、累積標高差約1500m、12時間余の行動時間を要する長丁場である。
  2. 登山口からダケカンバ、ナナカマド、笹原等の登山道を進む。カムイ天上から先はドロンコ道も加わり、展望のない単調な登りである。一旦コマドリ沢出会へ大きく下降する。
  3. ここから先は、今までの単調な登山道が一変し、変化に富んだ道に変わる。aまずコマドリ沢の長い雪渓を登り、b続いて背の低いハイマツの中の急登、c巨岩の積み重なる登山道。やがて、展望も広がり前トム平に至る。前方にトムラウシの頂が大きく見えてくる。高山植物の咲き乱れる山上の庭園トムラウシ公園を通過し、憧れのトムラウシ山頂に立つ。

トムラウシ温泉東大雪荘

短縮登山口から登山開始、樹林の中を進む

笹原の尾根を進む

尾根からはるか先のトムラウシが望まれる

コマドリ沢出会い、ここから先変化に富んだ登山道が続く

長い雪渓の登り

ハイマツ帯の登り

前トム平付近、トムラウシが近くなる

雪渓を抱くトムラウシ

岩場の通過

高山植物が多く見られるトムラウシ公園

お花畑を進む

山頂直下の登り

トムラウシ山頂