平成20年6月28日(土)晴れ
湯ノ丸山(2101m)・烏帽子岳(2066m)


 1 湯ノ丸山・烏帽子岳・・・花と展望の二つのピークを行く・・・
  • 6月下旬から7月上旬にかけて、湯ノ丸山を始め付近の山にはレンゲツツジが多く見られる。
  • 特に湯ノ丸山は山麓から山頂近くまで全山レンゲツツジに覆われ、朱に染まる姿は壮観。レンゲツツジ以外にも多くの高山植物に出会えることから、今の時期多くの登山者が訪れている。
  • 烏帽子岳尾根への取り付きも、高山植物が多く見られる潅木・草原の登山道である。稜線に立てば、展望の良いアルペン的風景を見せる尾根が山頂まで続いている。
2 登山コース・登山データー(時刻、標高の記入例 ※着時刻・場所(標高m)・発時刻。休憩時間を含む概数)
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名
  • (往)町田市(自宅)5:00=マイカー=8:35地蔵峠
  • (復)地蔵峠14:30=マイカー=19:25自宅
二 コース・時刻・標高 地蔵峠(1732m)8:50→10:30湯ノ丸山(2101m)10:40→11:10鞍部(1850m)→12:05烏帽子岳(2066m)・昼食12:35→13:15鞍部(1850m)→14:05地蔵峠(1732m)
三 山行データまとめ
  • 登り標高差 369m(累積標高差約550m)
  • 行動時間 5時間15分
3 山行記、画像、コメント
  1. 登山口の地蔵峠は、信州小諸方面から上州鹿沢温泉方面に通ずる峠である。鹿沢温泉は江戸時代から霊湯として近隣住民の湯治場として栄え、この峠道には道標として百体の観音が置かれた。登山口の観音像には「第八十一番十一面観音」の標識が掲げられている。
  2. 登山口からスキーリフトに沿って、展望の良いスキーゲレンデを進む。リフト終点を過ぎるとすぐにレンゲツツジの大群落が見られるツツジ平である。正面に丸い山頂の湯ノ丸山が一望でき、山頂直下まで朱に染まっている。レンゲツツジの中を湯ノ丸山頂に向かう。レンゲツツジ満開、梅雨時の快晴で登山者多し。
  3. 湯ノ丸山頂から約150mの鞍部へ下り、そこから烏帽子岳を目指す。鞍部から尾根へは、新緑が眩しい潅木や草原状の歩き易い登山道である。尾根に取り付けば山頂まで展望の良い稜線歩きとなる。
  4. 湯ノ丸山、烏帽子岳で見られた高山植物は次の、「山の花へ」をクリックして下さい。

地蔵峠のある百体観音の一つ「第八十一番十一面観音

展望の良いスキー場のゲレンデを登る

ツツジ平(スキー場ゲレンデの上)-正面に湯ノ丸山が見える。山頂直下まで朱に染まっている-

レンゲツツジの中を行く



同(多数の登山者)

湯ノ丸山山頂


烏帽子岳(湯ノ丸山頂から)

鞍部から高山植物を観察しながら烏帽子岳の尾根へ

展望の良い稜線を烏帽子岳山頂を目指す

円錐形の頂が天に伸びている烏帽子岳

360度の展望が得られる烏帽子岳山頂(梅雨時で、本日は不可)

湯ノ丸山(左)と篭ノ登山(右)。籠ノ登山の背後は浅間山方面