平成20年6月14日(土)晴れ
大山三峰山(935m)


山頂標識と登山口に立つ注意看板
 1 大山三峰山
  • 丹沢山塊の東部に位置する大山から北へ延びる尾根上に、三つの顕著なピークを見せているのが「大山三峰山」である。標高1000mに満たない低山であるが、岩稜のヤセ尾根が鋸の歯のように続き、登山口には「・・・三峰山は地形が急峻で・・・クサリ場など多く経験者向けの登山道・・・」云々の看板が掲出されている。
  • アップダウンの連続する尾根は、ハシゴ・ロープ・クサリで整備されているが、スリル満点。自宅最寄駅から1時間余で登山口に立てる便利さもあり、今回が6回目の登山である。
2 登山コース・登山データー(時刻、標高の記入例 ※着時刻・場所(標高m)・発時刻。休憩時間を含む概数)
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 山仲間6名
  • (往)小田急町田7:16=電車・バス=8:25煤ヶ谷バス停
  • (復)煤ヶ谷バス停16:04=バス・電車=17:20小田急町田
二 コース・時刻・標高 煤ヶ谷(150m)8:35→9:15谷太郎林道終点(265m)9:25→10:20不動尻キャンプ場(430m)→12:20三峰山山頂(935m)・昼食13:00→14:20山ノ神(660m)14:20→15:50煤ヶ谷(150m)
三 山行データまとめ
  • 登り標高差 785m
  • 行動時間 7時間15分
3 山行記、画像、コメント
  1. バス停から、舗装された谷太郎林道を進む。マス釣場の点在する林道終点で、蛭対策に万全を期し谷太郎川沿いの登山道に入る。沢を数回渡り返しながら不動尻キャンプ場へ。
  2. 不動尻キャンプ場で、大山への道を左に分け三峰山に向かう。左に小さな沢を見ながら岩交じりの斜面をトラバース気味に進む。徐々に傾斜がきつくなり、ロープ、クサリを頼りに尾根上へ進む。
  3. 山麓から三峰山を遠望すれば、三つのピークが明瞭に識別できるが歩いてみると、標識のある主峰の前後のピークは、小ピークがいくつもあり識別できないまま通過。クサリ、ロープ、ハシゴに神経を集中する尾根歩きであるが、緑に覆われた登山道風景も捨てがたい風情を醸し出していた。

谷太郎川上流、ます釣場が点在

蛭対策(ナイロンストッキングを登山靴・ズボンの
上から覆う。歩行中に蛭がナイロンストッキングに、
 付着するとよく見えるので蛭が中へ入る前に,使い
古しのはブラシで取り除く。効果抜群であった。)

谷太郎川を遡行


尾根への取り付き


尾根歩き(ハシゴ場)


同(ヤセ尾根のガレ場)


同(クサリ場)

同(クサリ場)

登山道風景(ジャケツイバラ?)

同(サワフタギ?)

同(ヤマツツジ)

同(ラショウモンカズラ?)

同(ギンリョウソウ)

丹沢の山並み