平成20年2月14日(木)-快晴-
浅間嶺(903m)-奥多摩浅間尾根-

浅間尾根登山口(北秋川橋)
浅間尾根道(中甲州道)
  • 北秋川橋から時坂峠をへて浅間尾根をたどり浅間嶺付近で上川苔に下る道は、古くは中甲州道とも言われ南、北秋川周辺集落と五日市を結び、江戸時代頃には馬によって木炭等の生産品を運び出し、日用品を運び入れる交易道として利用されていた。
  • 馬の通った交易道で、尾根のピークを避け楽に無理なく歩けるゆったりした道が続いている。今では四季を通してハイカーが訪れている。

1 登山コース・登山データ(時刻、標高の記入例・・・着時刻・場所(標高m)・発時刻。数値は当日の実績で概数である。)ある。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 9名
  • (往)町田6:40=電車・バス=8:30北秋川橋(浅間嶺登山口)
  • (復)数馬17:17=バス・電車=19:30町田
二 コース・時刻・標高
  • 北秋川橋(270m)8:40…払沢の滝(340m)…9:10北秋川橋…10:10時坂峠(530m)…10:20峠の茶屋(575m)10:35…12:00浅間嶺(903m)・昼食12:40…13:30一本松(930m)13:40…14:25林道14:35…15:15浅間尾根登山口(610m)…15:30数馬(630)・入浴、軽食
三 山行データまとめ
  • 登り標高差 660m
  • 行動時間(休憩時間・払沢の滝見学を含む) 6時間50分

2 山行記、画像
  1. 登山開始前に、登山口近くにある払沢の滝を見学。数日前から第一級の寒波が日本列島を襲い、典型的な冬型の気候である。「日本の滝百選」の払沢の滝は滝壺も含めほぼ全面凍結、めったに見られない凍結した滝に出会い全員大感激。
  2. 滝見学後登山開始。時坂峠の先まで舗装道路が通じているが、民家の脇から登山道に入る。民家の点在する急斜面は凍結した雪道であり早々にアイゼンを装着し時坂峠、更に峠の茶屋に向かう。(時坂峠から峠の茶屋までの舗装道路はアイスリンクのように氷が張り付いていた。)
  3. 峠の茶屋の横から沢に下り、沢を縫って進むが今日は一面積雪に覆われた登山道である。徐々に高度を上げ尾根筋に出る。昔、人馬が歩いた交易道であり、ピークを避けた無理のない登山道が続いている。
  4. 山頂への標識に従い、本日のコース唯一のピーク浅間嶺に立つ。南側に丹沢山塊・富士山、北側に大岳山・御前山・三頭山の奥多摩三山がくっきり望まれた。

凍結している払沢の滝

集落を縫うように峠の先まで舗装道路が通っている

急斜面に民家が点在する時坂の集落

時坂峠

浅間尾根を進む(ゆったりした尾根道)



浅間嶺山頂に向かう標識(積雪40〜50cm)

浅間嶺山頂付近

浅間嶺山頂

浅間嶺山頂から富士山を望む