気ままに山歩き-羊蹄山・ニセコアンヌプリ・オロフレ山-

気ままに山歩きー山行記ー

平成１９年6月16日（土）～18日（月）　　晴れ

オロフレ山（1231ｍ）・羊蹄山（1898ｍ）・ニセコアンヌプリ（1308ｍ）（1231

**１　登山コース・データ**　｛時刻、標高等の記入例…着時刻・地名(標高ｍ）・発時刻…数字は参考までに記入したもので、概数である。｝
一　メンバー・登山口までの交通	8名(ただし、登山ツアーに参加。参加者17名）（往）町田5：30＝羽田7：00＝新千歳8：30＝バス＝10：40オロフレ峠（復）新千歳19：25＝21：00羽田21：50＝バス・電車＝22：50町田
二　コース・通過時刻・標高　a　オロフレ山（6/16）　b　羊蹄山（6/17）　ｃ　ニセコアンヌプリ（6/18）	オロフレ峠（930ｍ）11：10…12：30山頂（1231ｍ）12：45…14：00オロフレ峠14：15＝バス＝16：20昆布温泉・ニセコグランドホテル泊　ホテル5：00＝バス＝比羅夫登山口（350ｍ）5：40…6：30二合目…8：10六合目（1200ｍ）…9：45九合目（1710ｍ）…10：50山頂・昼食（1898ｍ）11：20…12：15九合目…13：10六合目…14：15二合目…15：30比羅夫登山口＝バス＝16：05昆布温泉泊　ホテル7：45＝バス＝五色温泉登山口（750ｍ）8：15…9：45山頂（1308ｍ）10：00…11：10登山口＝バス・神仙沼経由＝12：45ホテル・昼食入浴14：05＝バス・京極名水公園経由＝17：10新千歳
三　山行データまとめ	登り標高差　　初日301ｍ　　2日目1548ｍ　　3日目558ｍ　　合計2407ｍ行動時間　　初日2時間50分、2日目9時間50分　3日目2時間55分　合計15時間35分

**2　オロフレ山（6月16日）**
登別温泉と洞爺湖温泉のほぼ中間に位置し、高山植物が多く見られる。特に6月のシラネアオイの群生は見事。展望もよく簡単に頂上に立てることから多くのハイカーが訪れていた。登山時、シラネアオイ、サンカヨウ、エンレイソウ、ツバメオモト等が満開。花に覆われた明るい尾根を山頂に向かう。次をクリックすると、山の花が見られます。
オロフレ山全景	オロフレ峠登山口
チングルマ越しの羊蹄山（オロフレ峠）	シラネアオイの群生する尾根
展望のよい明るい尾根	同
山頂直下	ミネザクラ越しの羊蹄山（山頂）

3　羊蹄山（6月17日）周囲にきれいな裾野を広げる独立峰で、北海道西南部随一の高さを誇る羊蹄山は「蝦夷富士」とも呼ばれている。深田久弥の百名山に指定されている。早朝5時40分、比羅夫コースを山頂に向かう。標高差1600ｍを越す山頂ピストンである。広葉樹林帯、エゾマツ・ダテカンバ帯、ハエマツ帯と続く長い苦しい樹林帯を抜けると一気に視界が広がる。九合目付近にはシラネアオイ・キバナシャクナゲ・メアカンキンバイ等多くの高山植物が見られ疲れを忘れさせてくれる。雪渓を横切りガレ場を登り火口壁に取り付く。火口壁は一周2ｋｍ、火口の深さ200ｍ、360度の展望を楽しみながら山頂に向かう。昨日登ったオロフレ山、今日の羊蹄山とも、シラネアオイの群生地として知られている。＜シラネアオイ＞シラネアオイ科シラネアオイ属シラネアオイ。1属１種で日本が世界に誇れる花といわれている。次をクリックすると、山の花が見られます。
カシミール3Dで作成した行程のグラフ表示（登り標高差1643ｍ、沿面距離12ｋｍと表示されている）
早朝の羊蹄山全景	樹林帯を抜ける
雪渓の残る尾根で一休み	雪渓を進む
メアカンキンバイの中を進む	シラネアオイ
火口壁を回り込み山頂に向かう	大きな噴火口（父釜）、周囲約2ｋｍ深さ約200ｍ
火口壁	山頂直下
同	羊蹄山山頂

4　ニセコアンヌプリ（6月18日）ニセコ連峰の主峰、日本300名山に指定。古くからスキーの山として知られ山の南斜面は多くのリフト、ゴンドラが設置されている。登山口から山頂まで約90分、昼食までに下山出きる手ごろな山。ホテルにリュックを置き五色温泉から山頂を往復、展望抜群。ホテルで昼食、入浴を済ませ、途中「神仙沼」、「京極ふきだし公園」を廻り新千歳空港に向かった。＜神仙沼＞ニセコ山系で最も美しく神秘的な沼。標高約750ｍ付近には湿原、沼が散在その代表的な沼である。＜京極ふきだし公園＞羊蹄山に降った雨・雪が地下に浸透し、川のようになって湧き出している。羊蹄山の名水として知られている。次をクリックすると、山の花が見られます。
ニセコアンヌプリ全景	整備された広い登山道
左のピークがニセコアンヌプリ山頂	山頂
神仙沼	京極ふきだし公園の名水
羊蹄山等ををガイドしていただいた登山ガイド甲田　栄作さん