気ままに山歩きー山行記ー


平成19年6月6日(水) 晴れ
甲武信ヶ岳(2475m)

1 登山コース・データ {時刻、標高等の記入例…着時刻・地名(標高m)・発時刻…数字は参考までに記入したもので、概数である。}
 メンバー・登山口までの交通
  • 2名(ただし、登山ツアーに参加。参加者23名)
  • (往)新宿7:10=バス=10:15毛木平駐車場
  • (復)東沢山荘で昼食11:40=バス(途中で入浴)=15:30新宿
二 コース・通過時刻・標高
  • 6日)毛木平(1500m)10:35…大山祇神社…昼食…14:05千曲川・信濃川源流標識(2200m)…稜線…15:05甲武信山頂(2475m)15:15…15:35甲武信小屋(2360m)泊
  • (7日)甲武信小屋6:15…木賊山(2469m)…徳ちゃん新道…11:05東沢山荘(1100m)
三 山行データまとめ
  • 登り標高差925m(累積標高差約1200m)
  • (初日)行動時間5時間(2日目)行動時間4時間50分 合計9時間50分

2 コメントと写真
  1. 甲斐、武蔵、信濃の三国にまたがり信濃川・富士川・荒川の水源の山として親しまれている甲武信ヶ岳は、深田久弥の百名山にも選定されている奥秩父の名山である。今回は毛木平から、信濃川・千曲川の源流に当たる西沢を遡り山頂を踏み、翌日木賊山を越え戸渡尾根・徳ちゃん新道を経て山梨側の東沢山荘に至る1泊2日のコースである。
  2. 毛木平から千曲川上流の西沢沿い登山道に入る。すぐ、十文字峠への道を左に分け、沢を数回渡り返す。途中、昼食を摂り更に進む。次第に沢幅が狭まり源流の近いことが窺がわれる。標高2200m地点に「千曲川・信濃川水源地標」が建っており、傍らの沢に地下から少量の水が流れ出ている。信濃川下流の新潟市育ちの私にとっては感動の一瞬である。沢を離れ、金峰山〜雲取山の尾根に取り付き、そこから指呼の距離にある甲武信山頂・更に宿泊地の甲武信小屋に進む。
  3. 夜間激しい雨に見舞われたが、翌日は日の出が見られる幸運に恵まれる。雪渓の残る木賊山を経て、高度差約1300mの戸渡尾根・徳ちゃん新道をゴールの東沢山荘に向かう。このコースはシャクナゲの群生で知られており、標高2200m〜1900m付近はシャクナゲが満開。満開に咲き誇るシャクナゲのトンネルの中の尾根歩きを満喫する。

十文字峠へのコースを分け甲武信ヶ岳を目指す

千曲川の源流(西沢)を遡って進む

同(ナメ滝)


同(源流に近い様相見せてくる

千曲川・信濃川水源地標

ミヤマカタバミ

キバナノコマノツメ

金峰山〜雲取山の主尾根

甲武信山頂直下の登り

甲武信ヶ岳山頂

奥秩父の山並み

甲武信小屋(右下は荒川水源地の碑)

甲武信小屋から見た日の出

木賊山への登り(一部雪渓が残っていた)

シャクナゲのトンネルを歩く

満開のシャクナゲ




目に鮮やかなカラマツの新緑