気ままに山歩き ー 山行記 ー

平成18年8月18日(金) 〜 8月21日(月) 快晴
立山(3015m)・剣岳(2999m)

1 コース(カシミール3Dで作成)
2 コースデータ{※時刻、標高等の記入例・・・着時刻・地名(標高m)・発時刻(但し時刻・標高は概数)}
一 メンバー、交通
  • 4名(但し、総数21名の登山ツアーに参加)
  • 18日 東京23:00⇒バス⇒19日6:55室堂
二 コース、時刻、標高
  • 19日(立山登山)
    室堂(2450m)7:30…8:40一ノ越(2700m)8:50…10:05雄山(3003m)10:40…11:05大汝山(3015m)11:20…11:50尾根・昼食(2845m)12:30…13:40別山(2880m)13:55…14:40剣沢小屋2530m)泊
  • 20日(剣岳登山)
    剣沢小屋(2530m)3:55…5:00一服剣(2618m)5:05…6:20前剣(2813m)6:40…8:40剣岳(2999m)9:10…10:45前剣(2813m)10:50…11:45一服剣(2618m)11:50…13:00剣沢小屋・昼食(2530m)14:15…15:00別山乗越(2750m)15:20…16:30ロッジ立山連峰(2300m)泊
  • 21日(雷鳥沢・室堂散策、帰宅)
    ロッジ立山連峰(2300m)7:25…8:10室堂(2450m)⇒トロリーバス・ロープウエイ・ケーブルカー・バス⇒12:10信濃大町14:00⇒電車⇒17:40町田
三 データ
  • 2日目 行動時間  7.10、 歩行時間  5.15
  • 3日目 行動時間 12.35、 歩行時間  9.55
  • 3日目 行動時間  0.45、 歩行時間  0.45
  • 3日間合計
    登り累積標高 1964m、行動時間 20.30、歩行時間 15.55、歩行距離 約 18km
3 立山登頂
  1. 昨年度、剣岳登頂を予定し室堂まで来たが雨に降られ登頂を断念、替わりに立山を登頂して帰った。今回剣岳に再トライ。台風一過で天候の不安なし。
  2. 立山は昨年度と概ね同一コース。充分時間をかけ、高山植物を見ながらのんびり歩く。3000mの尾根歩きは展望抜群、薬師岳・黒部五郎、水晶岳、鷲羽岳、笠ヶ岳、槍・穂高が一望出来た。剣岳登頂後の3日目、雷鳥沢の宿舎から地獄谷、ミクリガ池を散策し室堂に向かう。室堂、雷鳥沢周辺は、高山植物の宝庫、ミクリガ池付近で、雷鳥にも出会う。


立山連峰(中央が主峰の大汝山、右が浄土山)

雪渓の残る立山への登山道

山頂直下の岩場を行く

雄山山頂

3000mの展望の良い尾根歩き


地獄谷

ミクリガ池

雷鳥(ミクリガ池付近)

4 剣岳登頂
  1. いよいよ剣岳登頂である。大きく立ちはだかる岩峰の剣岳は、槍・穂高連峰とともにロッククライミングの山として人気を集めている。
  2. 早朝3時55分、ヘッドランプを付け歩行開始、一服剣付近でご来光。前剣への登り岩場で、池田山岳ガイドから、安全ベルト・カラビナを使用した岩場通過の指導を受ける。
  3. 一般の登山道はクサリ、ハシゴで安全に通過できるようになっているというが、大きく立ちはだかっている前剣・本峰剣岳を前に緊張感を覚える。岩に這いつくばり、クサリに助けられ悪戦苦闘、「カニノタテバイ」呼ばれている難所を通過し全員山頂に立つ。(下山が残っているので、まだ喜べない感じ)
  4. ガイドから、「慎重下山」の指示を受け下山開始。登頂時緊張して通過した難所を一つ一つ慎重に下る。高度を下げるに連れ、登頂の満足感・充実感が大きくなった。

一服剣・前剣・剣岳が一望(剣沢小屋)

一服剣手前で日の出

岩場の通過(前剣へ)

同(同)

剣岳が大きく顔を見せる(前剣から)

岩場の通過(剣岳へ)

同(同)

同(同)

同(同)

同(同)

通過した岩稜の尾根


剣岳山頂

今回ガイドして頂いた
山岳ガイド
池田 則章氏

5 山で出会った花

チシマギキョウ

トウヤクリンドウ

イワツメクサ

ミヤマリンドウ

チングルマ

アオノツガザクラ

ミヤマトリカブト

ヨツバシオガマ