H17.07.29(金)〜07.30(土)-曇り・山頂は濃いガスのなか-
白山(2702m)

T コース・データ等   ※コース欄記入例  着時刻・地名(標高m)・発時刻(時刻、標高は概数である)
1 メンバー・交通 10名  (往) 28日JR東京8:56⇒新幹線他⇒13:04JR金沢泊
         29日金沢7:30⇒バス⇒9:45別当出合
     (復) 30日別当出合11:30⇒バス・新幹線他⇒JR町田21:30
2 コース・時間・標高等 29日、別当出合(1250m)10:00…10:40中飯場(1550m)10:50…12:30甚之助小屋・昼食(1970m)13:05…14:25黒ポコ岩(2320m)14:35…15:20室堂(2448m)泊
30日、室堂3:55…4:45御前峰(1702m白山頂上)5:15…5:55室堂・朝食(2448m)7:00…7:30黒ポコ岩(2320m)…8:30殿ヶ池避難小屋(2020m)8:35…9:45別当坂分岐(1650m)9:55…11:05別当出合(1250m)
3 データー ・登り標高差 1452m ・行動時間 (初日)5.20+(2日目)7,10=(合計)12時間30分
               ・歩行時間 (初日)4,25+(2日目)5,20=(合計)9時間45分 

U コメントと写真
(初日)
1 白山は古くから、富士山、立山とともに日本三名山に数えられており、全国に、3000の末社があるといわれる白山神社の本宮がおかれる信仰の山でもある。また、ハクサンフウロ、ハクサンコザクラ、ハクサンチドリなどハクサンの名が付く高山植物も多く、花の山として多くの登山者が訪れている。今日も、登山ツアー・学童登山・親子登山等で賑わっていた。
2 前日金沢に入り、兼六園・武家屋敷散策、市内のホテルで宿泊し朝のバスで登山口の別当出合に向かう。登山口で装備を点検し歩行開始。大きな吊橋で別当谷を渡り、砂防新道コースを取る。別当谷は崩落が進み大規模な防止工事が行われている。今日の行程は、室堂の山小屋まで、標高差1200m、歩行時間4時間30分の予定。
3 途中甚之助小屋で昼食、登山道は良く整備されている。山麓は晴れているが、目差す山頂は濃いガスに覆われているのが気にかかる。ニッコウキスゲ、ハクサンフウロなど高山植物も顔を見せ始める。標高2320mの黒ポコ岩付近から上はガスで、高度を上げるに連れガスが濃くなる。コバイケイソウを始め多くの高山植物に覆われている弥陀ヶ原も視界なし。散策を諦め小屋に直行する。

大きな吊橋を渡り砂防新道に入る

別当谷

快晴の山麓を進む

黒ポコ岩付近。良く整備されているがガスの中

黒ポコ岩

お花畑

弥陀ヶ原。ガスで視界なし

コバイケイソウの群落
(2日目)
4 夜半過ぎまで音を立てて降っていた雨は止んだが、引き続き濃霧。ご来光は絶望的であるが、奇蹟を信じて予定通り、ヘッドランプを頼りに、4時、小屋を出発。日の出時刻4:49分の直前に山頂に着く。奇蹟が生じなかったことに、変に納得安心する。同様の登山者多数。気温10度、体感温度2〜3度か。お池巡りも割愛し小屋に直行し朝食を取る。
5 下山は、黒ポコ岩までは登りと同コース。黒ポコ岩で右折し観光新道に入る。観光新道は展望の良い尾根歩きコースで高山植物の多く見られる場所である。さいわい、黒ポコ岩を過ぎると、ガスも取れ展望が戻る。コース至るところにお花畑が広がり、ハクサンフウロ・クルマユリ・マツムシソウ・・・がみられ、「花の山」歩きを楽しむ。

AM4時、ヘッドランプを頼りに山頂に向かう

高天ヶ原

山頂。視界数メートル

下りコース馬ノ背付近。ガスが消える



お花畑

V 山で見られた花
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