利尻山(1719m)登山・礼文島ハイク |
1 メンバー | 5名 (ただし、登山ツアーに参加。ツアー参加人員20名) |
2 日程 |
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3 利尻山登山 コース・時間・標高等 |
ホテル4:50=(バス)=北麓野営場(220m)5:00…7:00第一見晴台(540m)7:15…8:20第二見晴台(1060m)…8:45長官山(1218m)9:00…9:45九合目(1395m)9:55…10:55利尻山北峰(1719m)11:45…12:30九合目(1395m)12:35…13:15長官山(1218m)13:30…14:35第一見晴台(540m)14:45…16:15北麓野営場(220m)16:30=バス=16:40ホテル(泊) |
4 登山データー | ・登り標高差 1499m ・行動時間 11時間15分 ・歩行時間 9時間15分 |
1 初日 町田を、午前5時30分発のバスで羽田へ。飛行機、バス、フェリーを乗り継ぎ、午後5時05分、礼文島・香深港に到着。最北の百名山は、登山基地到着まで一日を要した。フェリーから利尻山が美しい姿を見せており期待が膨らむ。 2 2日目 一 礼文島南端の、桃岩展望台コース(6km、3時間)を散策。本州では、2000m級の山で咲く高山植物が礼文島では海抜ゼロメートルで見られることから、「花の島」として多くの観光客が訪れている。昨日の好天から一転、一面ガスに覆われ展望に難があったが、期待通り多くの高山植物が咲いていた。 二 コースで見た花 チシマフウロ、レブンハナシノブ、ミヤマオダマキ、センダイハギ、レブンシオガマ、レブンキンバイソウ、レブンソウ、ネムロシオガマ、レブンウスユキソウ、クロユリ(最終頁の「山の花へ」をクリックすると、花が見られます。) 二 昼食後利尻島に移動。バスで、オタトマリ沼、姫沼を観光。好天ならば、沼に映る「逆さ利尻山」が見られるそうだが、終日ガスの中の移動で「逆さ利尻山」は不可。しかし、夕方になり天候は急速に回復に向かう。好天の中の利尻山登山に期待を繋ぐ。 3 4日目 朝一便のフェリーで稚内に移動、日本最北端の宗谷岬、ベニヤ原生花園を経て旭川空港へ。羽田着22:05. |
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利尻山(フェリ−から) |
カモメ(フェリ−) |
桃岩展望台コース標識 |
桃岩展望台コース |
お花畑(桃岩展望台コース) |
桃岩展望台コース |
オタトマリ沼 |
ガスに覆われる利尻山(姫沼から) |
日本最北端の地(宗谷岬) |
間宮林蔵の碑 |
ベニヤ原生花園 |
ベニヤ原生花園 |
1 利尻・礼文旅行のメインは、本日の「利尻山」登山である。日本最北端の百名山・利尻山は標高1721m、海面から美しいピラミダルな姿をみせている。まさに、富士山の5合目から上が海面に浮かんでいる姿に似ており、「利尻富士」と別称されている。しかし、高緯度にある洋上の孤島で、気象条件が厳しく山頂付近は激しく侵食されている。 2 昨日は厚い雲に覆われていたが、今日は朝から快晴、幸運に感謝しながら、登山口「北麓野営場」から山に入る。コース中に山小屋がないため、登山口に下山するピストン山行となる。標高差約1500m、所要時間12時間、日本百名山の中でも苦労を強いられる部類の健脚コースの登山である。 3 小休止を含み4時間、ひたすら登り続けて標高1218mの長官山に取り付く。青空をバックに、斜面に雪渓を残す端正な利尻山の全景が目に飛び込んでくる。全員歓声、今までの苦労が報われる。雨の心配、風の心配は皆無、年間を通しても最高の登山日和となる。 4 長官山からしばらく気持ちの良い平坦な尾根歩きが続くが、九合目からが正念場。崩落を続ける登山道、ガレ場の急坂、岩場の通過である。長官山から約2時間、全員山頂に立つ(最高峰の南峰は、崩落が激しく通行止めのため、北峰で引き返す。)。山の西斜面下は、厚い雲に覆われており山頂は雲海の上、他の3方向は展望抜群、いつまでも記憶に残る山旅となった。(最終頁の「山の花へ」をクリックすると、花が見られます。) 5 山で見た花 ツバメオモト、ウコンウツギ、オオバナノエンレイソウ、エゾノハクサンイチゲ、エゾエンゴグサ、イワベンケイ、キバナシャクナゲ |
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斜面に雪渓が現れる |
利尻山(長官山から) |
雪渓を渡る |
岩場の登山道 |
ガレ場の難所 |
頂上直下 |
山頂 |
南峰(現在立ち入り禁止) |
ガイド、添乗員と |
雪渓上で一息(下山時) |
W 山で見られた花 次ぎをクリックして下さい。 |