H14.07.23(火)〜07.25(木)  初日〜3日目 快晴
白馬岳(2932m)・小蓮華山(2769m)

Tコース・データ    ※コース記入例…着時刻・地点(標高m)・発時刻    ※時刻、データは概数である。
1 メンバー 7名
2 コース、時間、標高等
(第1日目)八王子10:33→13:33白馬…八方尾根散策…駅前ホテル泊

(第2日目)ホテル05:10→タクシー→05.30猿倉(1230m)05:40…06:45白馬尻小屋(1530m)07:20…7:35雪渓始点(1600m)07:45…09:45雪渓終点(2200m)09:55…10:10葱平(2250m)10:20…11:30お花畑水場・昼食(2450m)12:30…13:30村営宿舎(2730m)13:40…14:10白馬山荘(2800m)14:30…14:50白馬山頂(2932m)15:20…15:40白馬山荘(2800m)・泊

(第3日目)白馬山荘05:10…05:30白馬山頂05:45…06:25三国境(2720m)06:45…07:35小蓮華山(2769m)07:45…09:20白馬大池(2280m)09:35…10:15乗鞍岳(2437)10:20…11:20天狗原(2180m)11:45…12:40栂池自然園(1820m)→ロープウエイ・タクシー・JR→八王子
3 データ
・歩行時間415分+360分=775分(12時間55分)
・行動時間10:00+7.30=17時間30分
・標高差1702m、累積標高差2002m

Uコメントと写真-初日・2日目(八方尾根散策・猿倉〜白馬山荘)
  1. 大雪渓があり、豊富なお花畑があり、眺望がすこぶるよいと「日本百名山」に紹介されている白馬岳は、初めて北アルプスに登る時に一番先に選ばれる山である。今回の山行は、大雪渓から白馬岳に登り、小蓮華山、白馬大池を回り、栂池自然園に下る一番オーソドックスなコースである。
  2. 初日は、登山基地の白馬で八方尾根を散策、明日からの登山に備え早めに休む。梅雨明け直後で天候の心配は皆無。
  3. 翌早朝、タクシーで登山口の猿倉に向かう。登山口で身支度をすませ大雪渓目指して行動開始。前方に、これから登る白馬岳の威容が朝日に染まって大きく横たわっている。登山道の傍らには既に高山植物が姿を見せ始める。
  4. アイゼンを装着し、雪渓の登りにかかる。標高差約600m、2時間の登りを楽しむ(苦しむ?)。前方に岩山の杓子岳が大きく聳えている。雪渓を越えればお花畑の斜面を花を見ながら尾根に向かう。尾根上の村営頂上宿舎を越えれば、今日の宿泊場所は近い。

これから登る白馬岳が朝日に染まっている

雪渓の始まり

雪渓の登り

杓子岳の威容

今登ってきた雪渓を見下ろす

夕日(白馬山荘)

V コメントと写真-3日目(白馬山荘〜小蓮華山〜白馬大池〜栂池自然園)
  1. 本日の行程は、白馬岳・小蓮華岳・乗鞍岳と続く展望の良い尾根歩きである。早や発ちのため、ブロッケン現象に遭遇したり(ガスっている稜線で、太陽を背にすると、自分の姿が、霧の中に浮かんで見える)、下から朝日を浴びるなど珍しい体験をする。ブロッケン現象の写真が撮れなかったのが残念。
  2. 縦走の各山頂、尾根とも展望抜群、しかも快晴に恵まれ、360度の大パノラマに浸る。剣、立山、槍、妙高、火打を始め北アルプス、越後の山々が一望された。
  3. また、昨日の大雪渓の上のお花畑、本日の稜線歩きの登山道・山の斜面には多くの高山植物が咲き競っており疲れを忘れさせてくれる。コマクサ、ウルップソウ、シラネアオイ、・・・・。

下から朝日を浴びる

白馬岳山頂

剣岳(右)と立山(左)

白馬鑓ヶ岳(左奥は鹿島槍ヶ岳)

白馬大池(背後左から火打ち山、妙高山、高妻山)
W山で見られた花
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