まちるだが行く

フランス〜ベルギー買付日記

ヨーロッパへの買付けの旅、6月12日にパリへ出発。

今回の雑貨探しの旅はベルギーから始まりました。パリGare de Nord(北駅)からタリス号という新幹線みたいなので1時間25分、牧草地帯を通ってのどかな旅。EUでの列車の移動は、パスポートチェックもないので国が変わると言う意識もなく通り過ぎてしまうのですがベルギーの首都ブリュッセルに近付くにつれ、車窓が変わっていきます。

列車から降りると想像していた様子と少し違っていて、また世界が変わります。ベルギーはフランス語のほかフラマン語(オランダ語の方言)を話す人々がいます。地域によるとドイツ語が公用語のところも。ブリュッセルの街中の駅の表示、公の看板にはフランス語とフラマン語の2つの言葉が記されています。ちょっと迷ったり間違えたり、目的地までなかなか行けなかったり。ひと休みしながらベルギーといえば、ビール!(笑) 食も満喫しながらのモノ探しでした。

ベルギー独自のものとしてはボビンレース。木のボビン(棒みたいな糸巻き)で繊細な柄を編んでいく職人の技と美。実演や昔のレースを見たりしながら過去の世界にタイムスリップしそうになります。雑貨はフランスやオランダ、ドイツのものが古いものの中にも新しいものの中にも目立ちます。いっぱいの荷物と共にフランスへ戻りました。

           

フランス、パリへの買付は去年に続き2度目、旅行でも何度か訪れだいぶん歩けるようになりました。『言葉は話せるの?』よく友人知人から聞かれますが...Bon jourとMerciであとはキモチで伝わるもんです。

初体験、今回は『パリの朝市』。食料品や花などが中心で蚤の市や骨董市より地元の人中心でパリで生活している気分にさせてくれます。ヨーグルトを買ったチーズ屋のにーさん、カッコよかった!ひとめぼれです♪

いろいろモノを探していてかわいい、素敵〜って思うのが1920〜30年代のモノに結果集まります。古いので状態が悪かったり高価だったりすることもあるのであきらめることも多いのですが。『逢えてよかったね〜待ってたよ』と出逢ったモノたちと一緒に帰って来ました。荷物をひもときながら幸せなキモチになってます。