2005年3月〜4月末までのDIARYです。
初めてのデッサン教室のこと、デジカメを購入したこと、
春恒例の奈良旅行のことなど、
とりとめのない話題がいっぱいです。
★2005年4月23日(土)★
奈良へ行って来ました。
今回のお目当ては「平城京」です。
710年につくられた、「なんときれいな平城京」の
あの平城京です。
と言いましても、現在は何も残っていなくて、
「平城京跡」と呼ばれています。
そうです、沙天も行ってみて驚いたのですが、
ほんとうに何もないのです。
青草しげる野原がこれでもか、
というくらいに広がっているだけなのです。
ところどころに資料館や
復元された建造物が建っていたりもするのですが、
逆にそれが浮いて見えました。
とはいえ、今後、発掘調査や過去の資料をもとに
ぞくぞくと建物が復元され、
はるか1300年昔の状態に戻し、
敷地全てを歴史テーマパークにしようという構想があるようです。
すごいですね。
ところが、ひとつの建物を復元するのに、
5年以上はかかるようなのです。
沙天が生きているうちに、全貌を拝むことができるのでしょうか。
気長に待ちたいものです。
これが「平城京跡」の野原。
この日は良いお天気だったので、
手作りのお弁当でピクニックをしている家族が多かった。
中にはボール遊びをする人も。
平城京跡は見事な野の原で 草かおる中 キャッチボールする
目の前のバス停。
こんな停留所名がある路線バスを
日常生活で利用できたら、きっとしあわせ。
★2005年4月17日(日)★
デジカメを買いました。
コニカミノルタ製のコンパクトカメラです。
今まで、携帯電話に付いているカメラで
何でも写していたのですが、
画面が壊れて(?)しまい、
ついにデジカメ購入にいたりました。
沙天の選定基準は、
「軽くて、画素数が多くて、安いこと!」
そして、デザインもイケていたこのカメラが
我が家の新しい一員になったのです。
なかなかかわいいものです。
★2005年4月13日(水)★
デザイン・フェスタのブースが昨日決まりました。
今回は、入り口に比較的近い場所です。
とは言え、前回までの会場とは違う建物なので
どうなるかは、おこなってみないとわかりませんが。
さて、その準備についてですが、
毎度のことですが、遅々として進んでいません。
後々、苦しむのは目に見えているのに
進めていないのは、何故なのでしょうか。
沙天は昔から、夏休みの宿題をなかなかやらず、
八月最終週くらいからラストスパートをかけるのですが、
当然、終わらず、
いつも八月三十一日は、文字通り、泣きながら
漢字ドリルや算数ドリルを埋めていました。
その悪い癖が、大人になっても直っていないようです。
困ったものです。
(わかっているのなら、ほんとに
はやくやればいいのに・・・。)
★2005年4月10日(日)★
デッサン教室に通い始めました。
今日はその初日です。
しかも、ヌードデッサンです。
もちろん、生まれて初めての経験です。
だから、二、三日前からちょっと緊張し始めました。
描いている最中に、興奮(?)したらどうしよう・・・、
などと、いらない心配もしてみました。
が、そのくせ、当日はまた遅刻してしまいました。
遅れて教室の扉を開けると、
目の前にはナイスバディの美女が
生まれたままの姿で立っていました。
びっくりしつつも、
みんな、しゃあ、しゃあと鉛筆を走らせて
デッサンを始めていたので、
沙天もあわあわしながら描き始めました。
もちろん、興奮(?)している暇なんてありませんでした。
この教室ではB2くらいの大きな紙に、
めいっぱい描きます。
時間制限もあり、つねに腕を大きく動かしています。
だから、終わったあとは、肩こりになりました。
やれやれ。
それはともかく、課題は多いですが、
楽しかったです。
★2005年4月2日(土)★
桜前線到来です。
沙天も近所の公園へお花見に行きました。
しかし、まだ肌寒いし、
桜の花も三分咲きくらいです。
それでも、枝の先にさらりと開いた
可憐な花びらは、とても清楚で可愛らしかったです。
うっとり見上げていると、
気の早い、お祭り好きの人たちが開いている
宴会から盛り上がる声が聞こえてきました。
たくましい。
沙天も、この日はベーグルサンドを作って、
花見気分を盛り上げました。
具は大好きなスモークサーモンとクリームチーズ。
それに新玉葱のスライスを少々。
それにハーブ塩と胡椒をぱらららら・・。
お味は、おいしいに決まっています。
と、思っていたのですが、
食べると、明らかに塩が少なく、
なんと、生臭いではないですか。
ショック。
今度は気をつけます。
★2005年3月31日(木)★
今朝、
今年始めて桜の花が咲いているのを見ました。
一輪だけだったのですが、
ほとんど白に近い色をした花弁が
ぱかっと開いていました。
昨日まで、何もないと思われていた樹でしたが、
ひそかにつぼみはふくらんでいってたのですね。
朝から、元気な気分になりました。
元気と言えば、
先日、雑誌をプレゼントされました。
「BURRN!」という、表紙がちょっとカゲキ(?)な
ヘヴィ・メタル専門誌です。
「なんで?」と思ったら、
記事にEUROPEのライブレポートがあるではないですか。
さらに、インタビューまで載っているではないですか。
すぐさま、読み耽りました。
しかし、読み終わるのがもったいなくて、
ゆっくり、読んでみたりしました。
それによると、今年中ににライブDVDが販売され、
秋以降に新作のレコーディングにとりかかるそうです。
彼らのがんばりは、沙天の元気の素でもあります。
ほくほくして
新しいアルバムを待っている沙天です。
皆さまの元気の素は何ですか?
明日から4月です。新学期です。
元気の素を胸にいだいて、
笑顔でいきましょうね!
★2005年3月23日(水)★
5月のデザイン・フェスタでは、
またもや「お話」をこしらえて、
それに基づいたイラストを
ご披露しようかと思っています。
先日、そのメインキャラクターの少女(女の人?)の
ラフを描いてみたので、
チョコッとだけお見せしますね。
いつもよりは少し、大人っぽいでしょうか。
しかもちょっとこわい感じ。
時代も現代ではなく、
18〜19世紀頃の設定にしようと思っています。
でも、どことなく、中世の香りを
ぷんぷんと漂わせようと考えています。
それにしても
裏紙に描いたものですから、
裏うつりが笑えます
(すいません・・・)。
★2005年3月21日(月)★
三連休の最終日に伊豆へ行って来ました。
お目当ては温泉。
それと、おいしいお魚。
あと、おいしい空気。
そのどれもがそろっていました。
かなり幸せな一日でした。
青い空には、うすい雲がゆっくりと流れてゆきます。
群青色の海は、太陽の光を受けて
生きているように、きらきら、ちかちかと
光っています。
山には濃い緑色の葉の中から
まぶしく輝くみかんがいくつも見えます。
まさに風光明媚な眺めでした。
そして
そこで、また風車を見ました。
今度は三基です。
しかも、かなり高い山の上に立っていました。
かっこいい!
後で調べたところ、
これは東伊豆町というところにある風車だそうです。
けっこう、風車ってあるものなのですね。
あなたの街にも、ありますか?
(なんて、そうそうあるわけはないですよね☆)
★2005年3月20日(日)★
世の中は三連休の真っ最中ですね。
今日は春分の日です。
皆さまはぼた餅を食べましたか?
このぼた餅、秋分の日には
おはぎと名前を変えるそうです。
牡丹と萩。
(牡丹と薔薇じゃないですよ。古いか。)
日本人ってほんとに四季を楽しむ民族なのだと
あらためて感心してしまいます。
さてさて
5月に開催される「デザイン・フェスタ」に
沙天はまたまた参加します。
今回のテーマは「a Castle」です。お城です。
妖しく退廃的なムードが漂うようなイラストを
目指しています。
「さわやかな五月に、なんで?」
などとおっしゃらないで下さいね。
そのうち、「ちらみせ」をいたしますので、
どうぞ、見てやって下さいませ。
(まだ、一枚も描いていないので
お見せ出来るものがなくて、すいません・・・。)
★2005年3月15日(火)★
遅ればせながら、
東京・丸の内の新名所、oazo(オアゾ)へ
行って来ました。
oazoは昨年9月14日にオープンした、
オフィスと店舗、飲食店からなるビルです。
大またで歩いていくビジネスマンが多い中、
雑貨屋さんや自然派のセレクトショップもあり、
そのギャップが外国のようでした。
さすが、丸の内。
一店一店をゆっくりと時間をかけて
見ようと思っていたのですが、
途中で入った巨大な本屋さん、「丸善」にはまってしました。
あらゆるジャンルの書籍が、広々としたフロアに
並んでいるその様は
あか抜けた図書館のようでした。
ふらふらと店内を歩いていたら、
コミックのコーナーを発見しました。
丸善がコミックを扱うとは、ちょっと意外でした。
そこはそれほど広いスペースではなく、
品揃えも普通だとは思われましたが、
なんと言っても客の年齢層が高く、
居心地が良いのです。
沙天も、さんざん物色して、
一年ぶりくらいに漫画を購入しました。
「DEATH NOTE」という、少年ジャンプに
連載している作品です。
表紙の絵が美しく、ちょっとゴシックめいているところに
ひかれて買ったのですが、
中は心理戦のような緊迫するストーリーで
続きが気になります。
新刊が出たら、またoazoに行かねば(!?)。
★2005年3月13日(日)★
生まれてはじめて風車を見ました。
場所は三浦半島の先っちょにある宮川公園です。
海をのぞむ小高い場所に
二基の風車が立っていました。
訪ねたのは夜だったのですが、
闇夜に白くうかぶ大きな姿に圧倒されました。
こんな感じです。
海からの強い風を受けて、
手前に見える風車の羽(ブレードというそうです)が
回り続けます。
もう一基の風車は後方に立ち、
影をまとったまま、そのブレードは
ぴくりとも動いていませんでした。
なぜだかはわかりません。
わかりませんが、
それはまるで
いくさで国を追われた亡国の王子が
いつか帰郷することを誓って
海の彼方を見つめていて、
それを陰ながら支えている老宰相が
後ろに控えている・・・
そんな二人の姿に見えて仕方がありませんでした。
こんなイメージです。
沙天の勝手な空想とは裏腹に、
この二基はなかなかすごい存在らしく、
この風車のホームページによると、
二基合計の年間発電量は260世帯の電力をまかなえる
約120万kwにもなるそうです。
おみそれいたしました。
★2005年3月1日(火)★
さあ、今日から3月です。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、
と言いますが、ほんとに年が明けてから
時間がたつのが早いです。
さて、先週日曜日まで自由が丘で行われていた
グループ展も無事に終了し、今はしばし安堵の時です。
予想外(?)に多くの方が訪ねて下さり、
驚きつつも、とても嬉しかったです。
中には、沙天の展示に対して
感想をおっしゃってくださる方もいらっしゃり、
照れつつも、感激しました。
感じ方は、人それぞれで、
色々なご意見をいただけて、
本当に、ためになりました。
来てくださった皆さま、
見てくださった方すべてに感謝いたします。
ありがとうございました。
そして、沙天のイラストが、少しでも
皆さまのこころに何かを残すことが出来ていたら、
これほど嬉しいことはありません。
そうなれますよう、
これからも精進いたします。
また、グループ展を切り盛りして、
みんなをとても気遣ってくれたroad Mさん、
そのお人柄で場を盛り上げ、
多くのお客さまを招いてくださった武政圭子さん、
多忙で体調が良くないのにもかかわらず、
いつも笑顔と天然ギャグで和ませてくれたあさじんさん、
みんな、みんな、ありがとうございました。
おかげで、とても楽しいグループ展ができました。
またこのメンバーで展示が出来る日を
夢見ている沙天です。
(あ、今年5月のデザイン・フェスタでおそらく
再会する予定です。)