研究報告『ワカサギは死して赤虫を残す』

その日はなかなかの好調(釣)で、そろそろ帰りじたくをしようと思い魚が入っているバケツを見ると、後半に釣れた魚がいやに元気がいいのでこのままビニール袋に入れるのも忍びなく思い、生かして持ち帰ることにしました。
家に帰ると水槽に水を入れ、砂利と水草(パールグラス)もセットして動きの良い20〜30匹を入れてみると元気に泳いでいました。 次の日餌をあげようと赤虫を入れてみましたが食べてくれません。金魚の餌、熱帯魚の餌、ブラインシュリンプ、何を入れても見向きもしませんでした。絶食状態が1週間程経った朝(この間も赤虫をやり続けていました)、水槽を見てビックリ、水が白く濁っているではありませんか!魚が死んで一晩で水にカビが生えてしまったのかな?と思ったのですが、予想に反して魚は元気に泳いでいました。(少しスマートになってはいるが) しかしその後1ヶ月程でワカサギ君は残念ながら全滅してしまいました。
水槽を掃除しようと中を覗き込むと、何か小さなものが動いてるではありませんか! 虫眼鏡で見てみると、そうです!稚魚です。1ヶ月前の白濁は産卵、放精が原因だったのです。
このままいくとワカサギ君の養殖に成功して、水槽も増やして、千匹程になったら庭に池を作って放流し、宝くじに当たって隣の土地を買い、そこにも池を作って放流し、自分の家の縁側からワカサギ釣りが出来て、でも水道水だと塩素が入っているし水道料金が大変だから地下水を汲み上げて ・・・・・ 想像が夢になり妄想になりかけていましたが、その後稚魚達は期待もむなしくあっけなく★になってしまいました。
後で調べてみると稚魚の餌となる「ワムシ」というものが必要らしく、家の小さな水槽ではむずかしそうです。
今度こそ本当に水槽を掃除していると、砂利の中から生きた赤虫が沢山出てきましたが全部元気でした。それまでワカサギ釣りに行くときは前日か前々日に釣具屋で赤虫を購入していたのですが、その日以降はまとめ買いをして水槽に入れておき、釣行の朝に容器へ移して持って行くようになりました。これだと前の日に慌てなくてもいいし、赤虫も水換えさえしておけばほとんど死ぬことはありません。それに別の水槽で飼っている熱帯魚やタナゴもいつでも新鮮な餌が食べられるので色艶が良くなってきました。
ワカサギ君達はかわいそうに死んでしまったけれど、色々な事を教えていただきました。ありがとうワカサギ君!でも釣りたてのワカサギ君の方がおいしいね。


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