日本の園芸品種の母体は、いわゆる、ヤブツバキ、と称されています。
ヤブツバキは、北海道を除く日本全土に広く分布しています。
そのほか、鹿児島県屋久島にのみ分布する、リンゴツバキ、
日本海側の雪の多い地方に分布する、ユキツバキなどがあります。
また、サザンカも椿の仲間です。

椿のいろいろ
つばきの種類
つばきの花色
白色から桃色系を経て紅色、黒紅色、紫色まであります。また、白地に出る絞りと、紅地に出る斑入りなどもあります。
つばきの花形
花弁と、雄しべや雌しべとの関係で、一重咲き、八重咲き、千重咲き、等約10種類の花形があります。
一番多いのは一重咲きで、猪口咲き、抱え咲き、ラッパ咲き、筒咲き、平開咲き、盃咲き、などがあります。

つばきの大きさ
極大輪 直径13cm以上       大輪  直径10ー13cm
中輪  直径 7ー10cm       小輪  直径 4ー7cm     
極小輪 直径 4cm以下

FRAN HOMEYER (アメリカ)
CORNELIAN (コーネリアン)(中国)
「椿の里」様から花を頂き写真を取りました
つばきの原種について
ツバキ科ツバキ属に分類される広い意味でのツバキは、すべてがアジア東南部を中心の原種です。 この中で古くから観賞用に用いられてきたのは、日本のヤブツバキ、ユキツバキ、サザンカと中国雲南省産のトウツバキの4種だけでした。
 ツバキ属植物は植物分類学上は20のグループに分けられますが、現在入手可能な種は大別すると以下のグループです。
 
ヤブツバキの仲間  ヤブツバキ・リンゴツバキ・ユキツバキなど紅色や桃色花です。
サザンカの仲間   サザンカ・油茶など白色が基本です。
チャの仲間       チャ・アッサムチャなど小輪白色で花の基部に明瞭な花柄がある。
キンカチャの仲間   金花茶・大葉金花茶・フラバなど黄色い花です。
ヒメサザンカの仲間  ヒメサザンカ・シラハトツバキなど小輪で小葉のツバキです。
その他         グラッサムツバキ・ハイドウン・博白大果油茶など形態が原始的なつばき。
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