プリキュア5は弱くなった?

第24話で、プリキュアはシンフォニーセットを手に入れ、新必殺技を習得しました。
(シンフォニーセット:ドリームトーチ・ルージュタクト・レモネードカスタネット・ミントリーフ・アクアリボンの総称)

ただ、この後から、プリキュア5の戦い方が変化しています。
それも、明らかに「弱くなる」方向へ…




歴代プリキュアの能力比較でも書きましたが、
プリキュア5の特徴は数を生かしたチームワークです。



・ミントプロテクションで敵の攻撃を封じる。
・広域放射するレモネードフラッシュで、相手を牽制する。
・威力の高いドリームアタックでトドメを刺す。


この3つを軸に、身体能力の高いアクアとルージュは遊撃として、相手を引っ掻き回したり仲間のフォローに走る。
誰か一人がピンチに陥っても、他のメンバーがすかさず助けに入り、フォーメーションを立て直す。

誰もが固有の必殺技を持ち、状況によって使い分けて戦いのペースを握る。
この柔軟なチームワークが一番の強さでした。




ですが、シンフォニーセット登場以降、
プリキュア5は止め以外に必殺技を使わなくなりました。



その理由は、映像を見れば一目瞭然です。
新必殺技は発動まで時間がかかりすぎるのです。


・胸のペンダントが光る
・その光が腕を通って掌まで進み、シンフォニーセットが実体化
・シンフォニーセットに光が点り、起動
・そこから必殺技を使う



前の必殺技が即時発動可能だったのと比べると、あまりにも時間がかかりすぎです。
威力は上がったけど、時間がかかるようになり、トドメくらいにしか使えなくなってしまいました。



格闘ゲームで使いやすい必殺技の条件として、「コマンドを入れたらすぐ発動する」というのはかなり重要です。
でかかりに隙があるものは、「いざ」というときにつぶされやすく、出すために「状況を作る」必要があります。
プリキュア5の新必殺技も同じで、隙が大きくなった分だけ、気軽に使えなくなったと考えればいいでしょう。
(「終わった後の隙」も重要ですが、プリキュア5の場合、他のメンバーがフォローに動くのでそれほど致命的ではありません。)




だったら、通常は旧必殺技を使い、トドメと使い分ければいいじゃん!


…と普通は思うんですが、なぜか旧必殺技を使う気配が全くありません。
前ならミントプロテクションで防いでいるような局面でも、全く使用せず、あくまで普通に逃げています。
レモネードフラッシュやルージュファイアなども全く使わず、2人がかりでキックとかが多くなりました。
そして、大抵弾き返されてピンチに陥るパターンですw




これ、多分…
旧必殺技を「使えなく」なったんじゃないでしょうか!



今までの彼女達の行動を考えると「仲間がピンチになっても必殺技を温存」はありえません。
おそらく、旧必殺技をシンフォニーセットが取り込む形で新必殺技が誕生したため、旧必殺技を使えなくなった。
そうかんがえれば辻褄が合います。
(ついでにいえば、クリスタルシュート以外は旧必殺技の焼き直し映像だというのにも説明がつきますw)




即時発動できる旧必殺技を失い、戦術の軸を失ったプリキュア5
そして、手に入れたのは隙のでかいトドメ技ばかり…



25話以降ガマオやアラクネア相手に、明らかに苦戦することが増えたのはそのためだったかもしれません。
そんな絶好の機会を、ナイトメアはカワリーノさんが新しい体制を作るためのゴタゴタで逃しました。
アラクネアが冷静に分析できていれば、プリキュア5に対する突破口が見つかっていたかもしれません。

(…が、あの頃のアラクネアは、保身と出世に目がくらんで力押ししか考えていませんでした。)




先週(第32話)、ドリームがクリスタルシュートを即時発動したのに続き、
今回(第33話)はミントシールドを即時発動しました。


このミントシールドですが、前に使った「海コワイナーの攻撃を完全にシャットダウンし、逆に相手を圧殺した」ほどの鉄壁防御ぶりは発揮されず、ブンビーさんのパイルバンカーをなんとか止められる程度でした。
おそらく必殺技のエネルギーが集中し切れていないからでしょうが、それでも「即時発動」を手に入れることができたのは大収穫です。
(特にミントの場合は、一刻を争う状況が多いですし)




全員が「即時発動」できるようになり、「トドメ」と使い分ければ、かなりの戦力アップが見込めます。
前の戦い方もできますし、誰がトドメ役に回ってもいいというのは大きなプラスです。
もしかしたら、彼女達も弱点に気づいて克服すべく、日々トレーニングしているのかもしれません。
画面に映ってないだけで、プリキュア秘密基地の中で作戦会議とかしてるのかもw





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