Yes!プリキュア5感想
〜水無月家の経済学〜

Yes!プリキュア5に登場する、キュアアクアこと水無月かれん。
お金持ちのお嬢様ですが、どうも水無月家には、色々と不可解な点があるようです…





水無月家のお金持ちぶりを示すようなシーンは色々あります。

・かれんは「お城のような家」に、じいやと二人で住んでいる。
・両親はふたりとも「世界的音楽家」で、世界中を飛び回っている。
・廃工場を「倉庫」といい、生産ラインや在庫らしきものも、そのまま残っている。
・ナッツハウスを「小さな小屋」と言い切る。
・家の中には、かなり広い「温室」があるが、世話はかれん一人でしている。
・温室などに、骨董品をたくさん置いている。

(温室の環境は、骨董を保存するには激しく不向きです。)
・「別荘つきの島」をその辺の海域を含めて、水無月家が保有している。
・別荘には20もの「ゲストハウス」があるが、手入れが行き届いている割りに人の気配がない。


などなど…




気になるのは、不要な遊休資産が多いことです。
かれんがじいやと二人で住むだけなら、あれほどの家は必要ありません。
持ち家で愛着があるなどの理由はあったしても、管理しきれない程の骨董品をただ飾っておくのは危険です。
(直射日光は骨董品には厳禁ですし、泥棒を呼び寄せているようなものです。)
また、かれんが1年に1度いくだけなら、あれほどの規模の別荘を維持する必要はありません。
固定資産税だけでも、膨大なものになるでしょう。



また、「しばらく使っていない倉庫」と言ったものが、廃工場だったというのも気になります。
生産ラインらしき機械や、不良在庫らしい「くまのぬいぐるみ」まで、そのまま残っていました。


かれんの両親が「世界的音楽家」なら、直接、工場経営をしているわけではないでしょう。
…というか、世界中を駆け巡っているのに、そういう資産の管理は出来ないでしょう。

(じいやにしても、あの家の手入れを一人でしているだけで、すでに超人的です。)


かれんの両親が「音楽家」として、世界を飛び回っているのなら、そういう「管理しきれない資産」は整理するか、どこかに管理を委託するのが筋です。
(ちなみに雪城家がこのパターンです。「家」は早苗おばあちゃんにまかせて、両親は仕事に専念しています)




…これは、どういうことなのでしょう?



一番、可能性が高いのは、これらの資産を管理する人が別にいることです。
じいやは、家や別荘を「水無月家の資産」と言っています。

…だとすると、かれんには叔父にあたる人がいて、
その人が水無月家の資産運営をしていると考えれば辻褄が合います。




そして、その人はかれんの両親の才能に惚れこんで、「家の事は任せて、好きなだけ音楽家として活動すればいい」と考えているのならば、あれだけ「遊休資産」や「両親が管理していない資産」があるのも説明できます。

クルーザーや別荘は、おそらく水無月家全体の保養施設です。
普段は、会社役員の保養や会合などに使用して、かれんがくるときはじいやに任せて人払いしているのでしょう。




……でも、それって……
かれんが大人になったとき、財産の継承問題が噴出するよなぁ





戻る