ふたりはプリキュアSplash☆Star感想
〜薫の心境変化(第18話)〜


満と薫にとってターニングポイントが、この第18話です。



ただ、それはこの回でいきなり出てきたのではありません。
微妙な兆候が、既にありました。


薫:「私には夢がある。それは全ての世界を滅ぼ…」
(第16話:「夢と希望と健太の悩み!」)
咲が「満と薫にも夢ってあるでしょ」と聞いた時の薫の返事です。
満が途中でさえぎったので、最後まで言っていませんが「全ての世界を滅ぼし、永遠の滅びの世界を作ること」というつもりだったのでしょう。
アクダイカーンが言っていることと、全く同じです。




薫:「私たちの大事なものって、何?」
満:「そんなの決まってるじゃない。プリキュアを倒して太陽の泉を見つけ出すことよ」
薫:「それはアクダイカーン様にとって大事なもの。私たちの大事なものは…何?」
満:「そ、それは…」
薫:「私、わからない…」

(第17話:「壊れた埴輪!どうする舞とお母さん」)
舞に、すごい剣幕で「満さんと薫さんにも大事なものがあるでしょ!」と言われたのを思い出しながら
ひょうたん岩の上でつぶやく薫…

前に言っていた「自分の夢」も、アクダイカーン様のおっしゃったことの繰り返しに過ぎないことも、おそらく気づいているでしょう。




そして今回…
薫:「『ありがとう』。」
満:「薫?」
薫:「なぜ、私はこんな言葉に動揺しているのだろう。ドロドロンの糸を切ったのが私だと知ったらプリキュアは『ありがとう』というだろうか…」

この言葉は、そのまま現実になりました。
第23話で戦いの最中に咲が言った「満と薫が助けてくれたんだね。ありがとう」が、和解のきっかけになりました。
(咲がこういった直後、薫はほとんど戦意を喪失してしまいました。)

前回、「自分の中には『大事なもの』はない」と自覚した薫
そんな薫を、アイデンティティ喪失寸前にまで追い込んだ
「薫お姉さん、ありがとう」





やっぱり、真に恐ろしいのは、みのりだよなぁ




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