プリキュアオールスターズ感想
〜火力と分断作戦〜




歴代プリキュアの能力比較・フレッシュ編スイート編から派生して、戦力の集中と分断に関する話がありました。




火力の優越は七難隠す  投稿者:七味


> くっきーもんすたーさん
> 実際問題として、火力さえあれば、大抵の問題は解決します。

真理ではあるが耳の痛い話です。大日本帝国軍とか、大日本帝国軍とか…。

> 軍隊、主に歩兵の作戦行動で一番困るのは火力不足だそうです。
> 大口径の対戦車ライフルや迫撃砲は、本体も弾も重いので他の装備を持てなくなりますが、そのリスクをとってでも、装甲車や遮蔽物の後ろから撃ってくる敵に対抗できるメリットはでかいし、ないと「いざ」という時に手詰まりになりがちなので、部隊編成に少しでも余裕があれば、好んで持っていく指揮官は多いそうです。

現代の自衛隊や米軍のような先進国の軍隊であれば、戦術行動の基本単位である連隊(大隊)や戦闘行動の基本単位である中隊に固定編制として重火器部隊を持っているのが普通です。
歩兵であれば、主に小隊から分隊のレベルで機関銃を装備した部隊や迫撃砲を装備した部隊、対戦車ミサイルを装備した部隊などを持っていまして、分隊より小さな班の単位でもグレネードランチャー班のようなものもあります。

参考リンク

「普通科連隊」の下位にある「重迫撃砲中隊」というのが連隊指揮下の重火器部隊。
「普通科中隊」の下位にある「対戦車小隊」や「迫撃砲小隊」というのが中隊指揮下の重火器部隊。
「小銃分隊」の下位にある「機銃手」や「ATM手」というのが末端の部隊単位である分隊にある重火器です。

また、連隊の上位部隊である師団(旅団)には戦車連隊や戦車大隊があり、そこから末端の歩兵中隊に対して1個小隊〜1個中隊程度の戦車が直接支援部隊として行動を共にします。
歩兵だけで不足する火力と防御力を戦車で補い、戦車だけで不足する小回りや周辺警戒を歩兵で補う、現代陸軍の基本的な戦闘単位です。
大方の歩兵はトラックか装甲車に乗って移動するので、戦場では装甲車からの機関銃支援射撃も見込めます。

ちなみに四国には香川県の善通寺に陸自の第14旅団があります(旧陸軍の第11師団も同じ管区)が、固有の戦車部隊は対岸の岡山県にあって普段の四国には戦車が一両も無いです。
最新の10式戦車は東京や大阪のような主要都市と北海道から更新されるでしょうから、恐らく一番後回しの四国の戦車が74式から更新される日はいつになるのか不明…。







火力のお話・ちょっとだけ  投稿者:くっきーもんすたー


>七味さん
前にもあげましたが、私のネタ本は『小部隊指揮官バイブル』(PHP文庫、2007年刊)です。
中隊(100人)以下の小部隊を最前線で指揮する場合に気をつける点みたいなことを具体例をあげながら書いています。

たとえば……
アメリカ海軍の特殊部隊は、12.7mmの対戦車ライフルを持たせ、赤外線探知装置を併用して室内の人間を見つけ出し壁ごと破壊して殺傷できる。やはりこれくらいの威力は持ちたいものだ。
私が理想とするのは、20mm砲をこの用途に用いることである。これならキャタピラーを狙えば対戦車火器としても十二分に利用できるし、野戦砲としても使用できる。
問題点としては、20mm砲は本体重量が26kgもあり、12.7mm砲(15kg)の2倍近くあるので体力のあるものでなければ携行できない。銃弾も1発230gもあるので砲手が持てる限界は40発(約10kg)までだろう。他の者が分担して持つ必要があるが、部隊の人数によっては、その他の装備との兼ね合いを兼ね合いを考えなければならない。

しかしながら、その威力を考えると、にわかに軽量化など優先できない。
戦場で一番困るのは威力のある武器に不足したときだからである。


私の場合は、こういう『プリキュア』に使える所を抜き出しているので、七味さんがおっしゃっているより「もっと小さな戦闘単位」の話になりますね。
「こいつをあきらめれば、もっと軽い装備(弾薬含む)がいっぱい持って行けるんだけど……」なんて悩みはFPSなどのゲームですらありますし、実際汗かいて行軍する兵士にとっては、文字通り死活問題ですよね。



#プリキュアにおける「火力」
プリキュアでは、さすがに『装備の重さ』は出てきません。
ですが、大抵の場合『最大火力の必殺技』を使うには、全員(+α)が集合する必要があります。
敵に分断されたら、それだけで最大火力が使えなくなるのが大きなリスクです。


さらに全員+αが必要な必殺技もあります。
・プリキュアファイブエクスプロージョン  (プリキュア5+ミルク)
・プリキュアスイートセッションアンサンブル(スイート+クレッシェンドトーン)
・プリキュアレインボーヒーリング     (スマイル+キャンディ)

これらの技は全て『+αのパートナーを封じられて使えなくなる』エピソードがあります。
ミルクやキャンディは、プリキュアに比べれば「無力」な存在です。
カワリーノやジョーカーは、彼女たちを捕らえた上で「それ以外の攻撃をすべて無効化するアイテム」を使いながらプリキュアと戦いました。
知能派の『絶望使い』らしいやり方です。
(プリキュアを絶望させて、バッドエナジーを取ったところで満足して止めを刺さなかったのが両者共の敗因だったわけなんですけどね)

スイート組もクレッシェンドトーンが封印されて、アンサンブルが使えなくなった途端に厳しくなりました。
ハーモニーパワーを使って格闘戦で上回っても、肝心の必殺技が効かない。
しかもノイズは人間を吸収して、体力を回復しつつ、どんどん強くなる。
最終決戦など、ノイズ完全体相手に、11ある必殺技のうち威力のある方から8つ(うち直撃5つ)を当てても、致命傷になりませんでした。

結局、どれも最後の決め手は「全員+αが揃っての最大火力」だったわけで……
(スマイルは、皇帝ピエーロ相手のプリンセスバーストねw)
やっぱり「火力」というのは、戦う際の基本なんでしょうね。







達人の剣よりも凡人の銃という夢のない話  投稿者:七味


> くっきーもんすたーさん

実際、「大きな部隊」でも規模は違えど同じような事はあるんですよ。
例に挙げらている米軍の作戦は海外派兵が殆ど(最後に国内が戦場になったのは150年前)なので、軍隊の移動=船舶か航空機という現状ですが、そこで「戦車(重量60〜70t)は欲しいけれど重すぎて輸送機や輸送ヘリでは移動できない。かといって装甲車(重量20〜40t)では火力や防御力が不安だ」というような「あちらを立てればこちらが立たず」が現在進行形です。

20mmだったら確かに徹甲弾も榴弾も22口径や50口径の比ではなく(鉄筋コンクリートの壁を撃ち抜いて、内部で爆発させることも可能)、戦車以外の車両ならばほぼ無力化出来るし、戦車相手でも当たり所によってはダメージを与えられるからあれば心強いだろうけど、徒歩部隊では他の装備との兼ね合いが難しいでしょうね。
特殊部隊だと任務によっては分隊(10人前後)単位やもっと少人数で動く事もありますから、それで20mmなんて装備したらライフルやグレネードなどを持てなくなってしまいます。火力は必要だけど、40発しか持てないならすぐに弾切れして火力ゼロになるリスクを考えねばなりませんから。

海軍の特殊部隊というとシールズかと思います。陸軍もあって海兵隊もある中で、海軍の陸戦部隊は「少数精鋭(海中から隠密裏に浸透してゲリラ戦などを行う)」なので、陸軍のように師団単位で動くような事が無いから、現場指揮官の悩み所は大きいでしょうね。
シールズの場合は部隊の特殊性から、固有編制に頼る陸軍などと違ってその時の任務に応じて指揮官が編成や装備をある程度自由に選択するので、陸軍の中隊長であれば悩む事の無いような悩みでしょう。
しかし陸軍は陸軍でもっと沢山の戦車や大砲が欲しい。海兵隊は陸軍ばっかり高級戦車を持ってるのはずるい、先陣を切る海兵隊こそ戦車が必要だというような「あれが欲しいこれが欲しい」というのはあります。

どのシリーズだったか「ウルトラマンは強いけれど、3分しか活動できないならば脅威ではない」と考えて、飽和攻撃的に怪獣を送り込んで来る侵略宇宙人が居たような…。

> こいつをあきらめれば、もっと軽い装備(弾薬含む)がいっぱい持って行けるんだけど……」

無限バンダナ!

> 敵に分断されたら、それだけで最大火力が使えなくなるのが大きなリスクです。

最大火力が使えないリスクと、そもそも分断されることで通常攻撃の集中や味方同士の連携掩護が出来なくなってしまう不利がありますから、敵にとっては「いかにしてプリキュアを(精神的、物理的に)分断するか」が基本方針になっておかしくないでしょう。
そんな事になったらもはやプリキュアじゃないですけど、仮面ライダーのように一人で全部解決するプリキュアが現れた時が悪の滅ぶ時かと。
男の向けのプリキュア(?)であるスーパー戦隊シリーズだと、必殺技を使わずに通常攻撃のみで怪人を倒すエピソードがある作品もありますが、プリキュアシリーズの場合は必殺技でないと倒せない仕様(悪の心を浄化するには必殺技しか方法が無いとか)なのでしょうか。

> やっぱり「火力」というのは、戦う際の基本なんでしょうね。

弓兵の待ち構える陣地に突撃したり、槍兵の待ち構える陣地に突撃して酷い目にあった騎士の話もありますから。







分断作戦・その1  投稿者:くっきーもんすたー


>七味さん
#最大火力が使えないリスクと、そもそも分断されることで通常攻撃の集中や味方同士の連携掩護が出来なくなってしまう不利がありますから、敵にとっては「いかにしてプリキュアを(精神的、物理的に)分断するか」が基本方針になっておかしくないでしょう。

「プリキュアを分断する」作戦は、ほとんど全部のシリーズに登場する定番ネタですね。
(現在放映中のスマイルは、まだちょっと例が思いつきませんけど、そのうち出てくるでしょう)
ただ、「プリキュアを分断」は誰でもできる作戦じゃなかったりします。


まず、基本のお約束として……
プリキュアの敵は、異世界である○○からやってきた幹部(戦士、闘士、呼び方は作品によって色々)です。
幹部は、適当な物に『闇のパワー』を注ぎ込んで怪物(ザケンナー、ナケワメーケ、デザトリアンなど、こちらも名前は色々)に変え、プリキュアは怪物と戦います。

だいたい10話に1回くらいのペースで「失敗続きで組織に捨てられそうになった幹部が、命がけでプリキュアに襲い掛かる」とか「幹部が何人か連携して直接プリキュアを叩き潰そうとする」話が出てきます。
(そして、そのエピソードに前後して、新アイテムが出るなり仲間が増えるなりして、バンダイから新商品が発売されますw)


でもって、通常は「幹部+怪物」の2人で戦うので『分断しようにも人手が足りない』んです。
『分断作戦をしてくる敵』というのは「プリキュアを騙すなり力づくなりで分断するだけの実力があり」「分断した後に、プリキュアを拘束する方法を持っている」かなりの強敵なんです。

まぁ「ちまちました『作戦』など性に合わん!わたしは正々堂々と正面から勝負する!!」とか「ええい、私がちょっと本気を出せば、プリキュアなんか楽勝だ!!」といいながら力押しする敵幹部も多いですしw

他にも「プリキュア(S☆S)は、2人揃わないと変身できないから、変身前で1人の所を狙えばいい」と、絵画コンクール用に裏山に写生に出かけたふたりのあとをつけて、バラバラになったところを狙ったけど「私は小さい頃からこの山で遊んでたの!どんな裏道も隠れ場所も知ってるわ」で、あっさり見失って合流→変身→反撃で返り討ちにあったなんて話もあります。

「分断作戦」をするにも最低限の能力や性格などの適性は必要なんですよね。


具体例にいこうと思いましたが、長くなりそうなので、また後でー







分断作戦・その2  投稿者:くっきーもんすたー


【TYPE1:孤独な下っ端?たち】

CASE-01:ガマオさんvsプリキュア5の場合
・新人アイドルをしているうらら(キュアレモネード)がコンサートをするとき、スタッフに扮装して紛れ込む
・「衣装合わせこっちです」と誘導して、中に入ったところでカギをかけて分断、コワイナー召喚
(当時のキュアレモネードは、必殺技に威力がなくて直撃させても致命傷にならないので大ピンチ)
・ガマオさん勝ち誇って、衣装を踏みつけ「おまえの夢なんか、かなわないんだよ!!」
・仲間が「うららがいない!」と探して鍵がかかってる扉を2人がかりの体当たりで無理やり開けて合流!!



CASE-02:アラクネアさんvsプリキュア5の場合
・のぞみ(キュアドリーム)が彼氏と2人で気球に乗るところを見つける。
・その気球をコワイナーにして、変な雲(中を歩ける)に誘い込む。
・「空の上なら、誰も助けに来れないでしょう!まずはあんたから倒してやるわ!!」
・ミントとアクアが土台になって、ルージュ、レモネードと順番に打ち上げ合流する。
・3人がかりでコワイナーを倒されて作戦失敗。


CASE-03:ミズ・シタターレさんvs美翔舞(S☆S)
・ミズ・シタターレさんは、コスプレ大好きな女性幹部で「毎回違った衣装でプリキュアの前に現れてビックリさせる」のを趣味にしています。
(かき氷屋台を開いたり、宅配便を届けに来たり、遊園地でポップコーン売ってたり)
・咲(キュアブルーム)と舞(キュアイーグレット)が、電車で小旅行に行くと聞いたので、電車の運転手に変装行き先を変更して『水の結界』に誘い込む罠を仕掛けます。
・途中停車した駅で、偶然、咲だけ降りたので「こいつはチャンス!」と電車を発車させ、舞だけ水の結界に連れ込む。
・「こうなったら、あんたなんて、ただの無力な存在よ!泣いても叫んでも誰も助けに来ないわよ!!」といたぶる。
・舞が必死で逃げ回ってる間、咲は3駅分を10分で走りきって合流する。
(多分、どこかでショートカットできたのでしょう)
・「最初から、この結界に誘い込むのが目的だったのよ!変身してもここでなら負けないわ!」と戦うが、やっぱり返り討ち。


幹部一人で分断作戦をしなければな要らない場合、せっかく分断しても、プリキュア側は残りの仲間がフリーになってしまいます。
大抵の作品では『妖精レーダー』や『yesシステム』でプリキュア同士の場所がわかるので、残された仲間はどんな手段を使っても合流しようとします。
対して、敵側は、そんな探知手段を持ってるなんて思ってもないので、「あんた一人なら楽勝!」「仲間がこんなところまで来れるわけないだろ!」と勝ち誇ってるうちに合流されてしまいます。

使える戦力が少ないなら、なおのこと、トドメは迅速にさしましょう……ってことですね。







分断作戦・その3  投稿者:くっきーもんすたー


【TYPE2:バトルものの花形!幹部総出で総力戦】

CASE-04:ベルゼイ&ジュナ&レジーネvsなぎほの(初代)の場合
・3対2で戦うと見せかけて、ブラックとホワイトをうまく分断し、ホワイトだけ連れ去る。
・ベルゼイが『闇の結界』を作って、ホワイトをその中に放置。
(結界はプリキュアのパワーを中和してホワイトは動けず、数時間後にはホワイトは闇と同化して消える。)
・ベルゼイは結界の維持のために動けないが、残ったジュナ&レジーネが「言葉による揺さぶり」「地下鉄ザケンナーを派遣」「雑魚ザケンナー数十体で一気に押しつぶす」など足止めを試みる。
・ブラックはホワイトの叫びが聞こえて覚醒!、地下鉄ザケンナーを倒し、雑魚ザケンナーの群れを突破して、結界の前で待ち構えていたジュナ&レジーネの隙をついて『闇の結界』をたたき割る!
・合流したところで「あんたたち!今日という今日は絶対に許さない!!」と大見栄切ってガチバトル!!


CASE-05:ノーザ&ウエスター&サウラーvsフレッシュプリキュアの場合
・せつな(キュアパッション)は、元敵側の幹部で、彼女たちがためたFUKOのエネルギーが元で劣勢を強いられてる。
・なんとかFUKOのエネルギーを貯めた『FUKOのゲージ』を壊したいけど、占い館(敵の拠点)がどこかに移転して場所がわからない。
・ノーザは、せつなに「今こっちにつくなら、最高幹部待遇でラビリンスに帰してやる」と手紙を送る。
・「こんなの嘘に決まってるじゃない!でも、これってうまくやれば『占い館』の場所を突き止めてFUKOのゲージを壊せるかも」と応じる。
・『占い館』は、前と同じ場所の「次元の壁の反対側」にあり、せつなはノーザに連れられて潜入する。
・もちろん手紙は罠で、FUKOのゲージを壊そうとしたせつなを触手で拘束。
・(おそらくノーザが呼び出した)他の3人が『占い館』の跡地に来たので、ウエスター&サウラーが出撃
・実は、ノーザの本当の作戦は、こっちの3人を倒すことだった!!
(彼らの使う「ナケサケ―べ」は、4人同時の合体攻撃じゃないと倒せない)
・「あなたはラビリンスを裏切った。今度はあなたのせいでプリキュアが倒されるのよ!」と言葉攻め
・せつなの目から光が消えたあたりで、リンクルン(変身アイテム兼携帯電話)から、次元の壁を越えて仲間の声が聞こえてくる。
・ハーモニーパワー発動!触手を引きちぎって変身、即テレポで脱出!!
・次元の壁の反対側に出現して必殺技、仲間の技と共鳴させて『次元の壁』をたたき割りそのまま「ナケサケーベ」を浄化!!
・さあ決戦だ!と、ノーザが罠を大量に用意して待ち構えている、『占い館』に突入!!


CASE-06:ダークプリキュア(鏡の国)vsプリキュア5の場合
・願いをかなえる『ドリームコレット』を手に入れるため、シャドウは鏡の国を制圧する。
・鏡の国のクリスタルを使い、プリキュア5のコピーである「ダークプリキュア」を作る。
(ハートキャッチにも『ダークプリキュア』がいますけど、それとは完全に別物です。)
・「あんたたちの相手は、あんたたち自身よ!」と、プリキュア5をバラバラに隔離してダークプリキュアと1対1で戦わせる。
・その隙に、無力な妖精たちが持ってるドリームコレットを奪い、ピンキーを集めようとする。
・結果としてダークプリキュアはプリキュア5に敗れ、シャドウはピンキーをコンプリートできずに願いは空振り。
・ぶちきれてプリキュア5を倒そうとするも、ミラクルライトで覚醒したスーパープリキュアに返り討ちにあう。


幹部同士の連携がとれていたり、駒を充分に用意できるなど、かなり恵まれた状況で作戦を立てた上で『分断作戦』をかけてくるパターンです。
(大抵の場合、映画とか「何話か続く連続シリーズの1回目」で出てきます。)
9割方までうまくいきながらも「友情を再確認→ハーモニーパワー覚醒!」の定番コンボでひっくり返されるのがお約束と言えばお約束ですw

心理描写多め、派手なバトル、敵側が見せる巧みな戦術、このエピソード専用みたいな音楽での大逆転!
神回認定されている話も多く(後編の『決戦』よりもこっちが好きという人もけっこういる)、プリキュアの花形エピソードと言えるでしょう。






分断作戦・その4  投稿者:くっきーもんすたー


【TYPE-03:内部に浸透して内側から…】

CASE-07:霧生満&霧生薫vsプリキュアS☆Sの場合
・満&薫は、『空の泉』を任されていた幹部だったが、プリキュアに興味があったので咲&舞のクラスメイトとして転校してきて、彼女たちと『それなりに仲のいい友達』を演じている。
(少なくとも本人はそのつもり)
・上司に「仕事もしないでプリキュアと仲よくやってますね」と挑発されて「そんなわけないでしょ」「私たちのやり方見せてあげるわ!」と現担当のドロドロンを無視して作戦を開始。
・「プリキュアなんて、ふたりの心が揃わないと力が出せないの!ちょっと頭を使えば、ふたりの絆なんて、すぐ壊せるわ」
・咲が大切にしているグローブと、舞が大事に使っているスケッチブックを隠す。
・ふたりとも探すのに夢中になって、待ち合わせをすっぽかす。
・咲が待ち合わせ場所にダッシュしてるタイミングに現れて「舞なら先に帰ったわよ」「約束を忘れるなんてありえないわよねー」
・まだ美術室でスケッチブックを探していた舞に「咲が『約束がどうたら』いいながらあなたを探してたけど、もう帰ったわよ」
・次の日に、咲&舞が謝ろうとするタイミングで現れて、さらに煽る。
・謝るタイミングを完全に失って、ギクシャクしたまま1日が終了。
・満と薫が「もうひと押しって所かしら」と言ってる所で、「あいつらに手柄を渡してたまるかーー!!」とドロドロン登場
・「誰が倒しても結果は同じよ」「今のプリキュアならドロドロンでも楽勝でしょ」と高みの見物を決め込む。
・戦闘中に仲直りしてハーモニーパワー発動!!精霊バリアが10倍くらいの規模になり触れただけでウザイナーが消滅、ドロドロンも空の彼方まで吹き飛ばされる
・「な、なに……今の力!?」「信じられない、なんなのあの二人」
・自分たちの時にこれをやられてたらシャレにならないってことで、今後この作戦はせず、直接力押しで戦う方針に変更する。


CASE-08:イースvs桃園ラブ(フレッシュプリキュア)
・ラブは、ミユキさんという現役ダンサーからレッスンを受けていたけど、プリキュアとして戦ってたらレッスンの時間に遅れた。
・ミユキ「時間も守れないようなら、もう二度とレッスンはしない」
・ラブたちは何とか謝ろうとするけど、相手はプロだから会うことすらできない。
・イースは人間体(せつな)の姿でラブから事情を聴き、『今後を占う』とカードをめくる。
・「どうやってもうまくいかないって出てるわ、もうあきらめなさいよ」
・そのタイミングでTVにミユキさんが出て「本当に本気でやってるからこその『楽しさ』があります。わたしはそれを知って欲しい」
・ラブ「わたしやる!本当に本気でミユキさんに謝って、それからあきらめる」
・偶然コネも手に入り、ミユキさんが空き時間にあってくれることになる。
・「プリキュアにはFUKOがお似合いよ!」と、待ち合わせに来たラブをナケワメーケで襲う。
・何とか撃退、全員でミユキさんに謝って、「本当の本気でやります!」
・「なんなのよ、あいつ……」と揺さぶりをかけに行ったイースが揺さぶられる側に


満&薫とイースは、この後、紆余曲折を経てプリキュア側に取り込まれ、自分の古巣と戦うことになります。
無印のキリヤくんやスイートのセイレーンなど『変身前の人間関係を壊そう』という作戦は、ことごとく失敗しています。
(いやまぁ、キリヤくんやセイレーンの作戦は稚拙すぎて「失敗して当然」レベルなんですけど……)

むしろ、プリキュア5のブンビーさんたちのように「盗聴器を仕掛けて巧く行きそうなタイミングを探す」ほうが、気は長いけど現実的かもしれません。
(実際、ケーキひとつでプリキュア解散の危機に陥ったわけですしw)







プリキュア崩壊作戦  投稿者:自律神経衰弱男


>くっきーもんすたーさん
>実際、ケーキひとつでプリキュア解散の危機に陥ったわけですしw

それだ!!!

プリキュア。伝説の戦士とはいえ、祖顔はちびっ子から大友までをも魅了するごく普通の美少女達です。彼女らには共通して、何よりも
大切なものがあるはず。当然、甘味とこの掲示板を愛用なされている方ならご承知の通り、母なる大地、二つの丘です。

そう、まだまだ十代の育ちざかりの彼女たちにとって、自身の成長こそが一番重要な問題のはず。ちょっと屁理屈を足せば、女性は特に子供を産み、子孫を残す本能が強いとされ、甘味などの味付けを好むものとされています(ゲテモノ料理好きも女性の割合が多いそうです。)。戦いに明け暮れる女戦士ならばなおさらのことです。自身の成長のため、そして本能の為にも、プリキュアの食糧事情はバカにできません!

悪の組織は常日頃から彼女たちのイベントをチェックし、キャンプや修学旅行を見計らって戦士たちが一つ同じ屋根の中で生活する状況を見計らって、ミエナクナールなどのステルス技術を駆使してお菓子をこっそり食べる…などの戦術を立てれば、おのずと彼らの勝利につながるのではないでしょうか??

ふぅ。おや?なにか光が…(通信途絶)







正義の味方は悪事を働いても良い  投稿者:七味


> くっきーもんすたーさん
> 使える戦力が少ないなら、なおのこと、トドメは迅速にさしましょう……ってことですね。

トドメをささずに勝ち誇り「これで最期だ」とか「泣き叫んでも助けは来ないぞ」とか「冥土の土産に教えてやろう」とか、トドメをさしたつもりで確認せずに立ち去るとか、悪党の義務ですらあるでしょう。






分断作戦・その5  投稿者:くっきーもんすたー


すっかり遅くなっちゃいましたが、まとめです。


@:プリキュアに対して『分断作戦』は効果的です。
A:ほぼ全てのシリーズで、何らかの形で『分断作戦』をしています。
特に人数が多いプリキュア5に対しては、ほとんどの敵がなんとか分断しようと腐心していました。
DX3のピンクチーム、ブルーチーム、イエローチームも、ある意味『分断作戦』ですし、分断して数を減らすのは基本戦術なのでしょう。
ただ、ハートキャッチやスマイルでは敵幹部が分断作戦を積極的にしていません。
これは、作戦目的が『プリキュアと戦うこと』じゃない点と、幹部の性格に拠る部分が大きいでしょう。


B:通常の「幹部+怪物」では、分断に成功しても他のメンバーがフリーになる。
フリーになった方のメンバーは、どんな手段を使ってでも合流しようとします。
たとえ、電車で3駅はなれようが、結界を張ろうが、月や異次元空間に飛ばそうが、プリキュアは合流してきます!!
幹部側としては「分断した後は『合流』までの時間との勝負」とのはずが「お前一人なら楽勝だ!」とか「誰も助けに来ないぞ!!」と脅しをかけてる間に合流されちゃいます。


C:『分断作戦』を成功させるには、ある程度の準備が必要です。
分断したプリキュアを拘束するなり、1対1以上で戦える相手を貼り付けるなりすれば『分断作戦』の効果は格段に上がります。
ただ、それを実行するには、敵側もそれなりの準備をして、リソースを割かなければなりません。
幹部同士が、ほぼ連携することのなかったナイトメア、エターナル、ダークフォール辺りは、その時点でプリキュアに劣勢を強いられている状況です。
(本人達にその自覚はないでしょうし、その気もなかったでしょうけど)


D:精神的に『変身前の人間関係を壊す』作戦は効果が高いがリスクも高いです。
「まず、プリキュアの友達のフリをして」と近づいた幹部は、ほぼ全てプリキュア側に取り込まれています。
「人間関係を壊して」といっても、プリキュア側の人間関係が強固過ぎて壊せないし、ヒビくらいは入れられても、すぐに仲直りしてさらに強固な関係を築いてしまいます。
正直、この手で成功したのはカワリーノさん1人だけですし、それもタイミングを上手く合わせられたからでしょう。


E:下手に追い込むと『ハーモニーパワー』が発動してしまいます。
分断作戦のエピソードは「分断されて大ピンチ」→「絆を再確認」→「ハーモニーパワー発動」というお約束があります。
分断がうまくいけばいくほど、プリキュアが追い詰められるほど、ちゃぶ台を返される可能性は高くなります。
(専用の処刑用BGMが用意されている場合すら……)


今まで色々な「分断作戦」が行われてきました。
どれもこれも、それなりの効果は上げるものの、『プリキュアを全滅させる』レベルまでいけたのはカワリーノさんくらいでしょう。
(これも「タイミングがよかった」せいですし、通常の精神状態ならあそこまで上手くはまらなかったでしょうね)

最終的には敗れましたが、分断作戦を「足止め」を割り切ったシャドウは、目的を果たしています。
同様に「FUKOのゲージ」を満タンにするために、ウエスターとサウラーが協力した時は、上手く役割分担して足止めしていました。
下手に追い詰めすぎると、『ハーモニーパワー』のしっぺ返しがくるので、分断は足止め程度にして本来の目的を完遂するというやり方は、かなり効果があるでしょう。


なにはともあれ『ハーモニーパワー』が発動すると、ほぼ全ての敵がなすすべなくやられます。
ほとんどの場合、敵側は(プリキュアも)「そんな力があるなんて知らない」ので対策を立てていないのが主原因です。
一回見れば、それなりに対応しようと考える人もいますが(満&薫、カワリーノなど)、逆にそれが「本来の自分の持ち味を殺してしまう」原因になり、結果、勝ち筋を自分で壊して自滅することにつながります。


総合すると……
『分断作戦』は、ある程度まではうまくいくけど決定打にはならない
っていうか、うまく行き過ぎると、ハーモニーパワーを誘発してプリキュアの絆を強めてしまうリスクを作戦ということになります。







いろいろ  投稿者:くっきーもんすたー


>自律神経衰弱男さん
#プリキュア崩壊作戦
#ミエナクナールなどのステルス技術を駆使してお菓子をこっそり食べる…などの戦術を立てれば、おのずと彼らの勝利につながるのではないでしょうか??

そんな暴挙に出たら……、
「プリキュア5のケーキを食べた(疑いをかけられた)ブンビーさん」
「ラブ&せつなのアイスを勝手に食べたタルト」

この2人が、どれほど恐ろしい目にあわされたか、身をもって示しております。
プリキュアじゃ『お菓子を盗む』は、特Aレベルの犯罪ですからねw







ヒーローの心得  投稿者:七味


> くっきーもんすたーさん
> プリキュアじゃ『お菓子を盗む』は、特Aレベルの犯罪ですからねw

盗むまで行かなくても、例えばケーキを切り分ける時にイチゴの数で揉めたりデコレーションのチョコが乗ってる乗ってないで揉めたり。
ケーキのような塊の半分や四等分は目分量でもそこそこ行けますが、三等分や五等分は難しく、揉めたりすると思います。

悪の幹部がプリキュアメンバーを陥れる作戦として、例えば「前回の戦闘ではあなたのせいで負けそうになった。もう友達じゃない」というような手紙なりメールを偽造して「上履きがゴミ箱に」とか「机の中身が荒らされてる」とか「制服が破かれてる」とかすれば、相当な心理的ダメージは与えられるでしょう。
その場で誤解は解けたとしても、こういう行為はトラウマのように後を引きます(今回は陰謀だったとしても、今後本当に絶交をされたらどうしようと不安になる)から、悪人としては次の一手にも繋がる布石にもなります。
あまり生々しいと、プリキュアを倒す前に番組の命脈を絶たれそうですが。






お菓子を盗む  投稿者:くっきーもんすたー


画像は、勝手にアイスを食べたタルトへの制裁シーン


>七味さん
#盗むまで行かなくても、例えばケーキを切り分ける時にイチゴの数で揉めたりデコレーションのチョコが乗ってる乗ってないで揉めたり。

中のいい人同士の場合、そういうのは「楽しみ」の範疇だと思います。
プリキュア5で、合宿に持っていくジュースを「グレープ」か「オレンジ」かで言い争い?(ほほえましいレベル)になったけど、次の週では、「グレープ」を主張したかれんさんが、普通にオレンジジュースを飲んでました。

「ケーキ1つで解散の危機」は、むしろ冥探偵こまちさんの方が原因ですし。


#悪の幹部がプリキュアメンバーを陥れる作戦
プリキュアの場合、良くも悪くも「敵キャラもいい人(まっすぐな人)」が多いですからね。
七味さんの言うような作戦をしたのは、例に挙げた『TYPE-03』の人たちですが、何回か失敗して、途中で「こんなセコイ作戦やってる自分が惨めになってやめる」→「そのままプリキュアの仲間に」ってのが定番パターンです。


日常生活を破壊するって点では、『お母さんをさらって、ナケサケーベと入れ替える』作戦をしたノーザが、かなりえぐい事をやってきてますが、彼女自体があんまり出てこないからなぁ。


「家まで判ってるんだから、夜寝てる間を狙えよ!」と思うこともありますが、『お約束』の他にも、「そこまでするのは敵キャラ本人のプライドが許さない」ってのもあると思います。

・負け続きで粛清寸前の立場で、ホワイトが1人の所を狙って、変身アイテムを奪ったまではいいけど、ブラックが合流したら、ホワイトに変身アイテムを返して「俺は、実力でもお前らより強いって証明してやる!!」と戦って死んだピーサード
・同じく粛清寸前の立場で、「もう君じゃ、プリキュアに勝てないから妖精の方を狙え」といわれて、しぶしぶ妖精を狙うけど、プリキュア5が助けに来たら「来ちゃったんじゃ仕方ないよなぁ!!」と嬉々として戦って、やっぱり負けて、粛清で怪物にされたギリンマ君

この辺を見てたら、そういう「精神的に追い詰める作戦」をできるっていうのも、それなりにハードル高いんじゃないかって気はします。










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