ふたりはプリキュアS☆S感想
〜満と薫…第22話〜

「やっとわかったわ、私たちが引っかかってたもの」
「薫?」
「私たちはプリキュアに……」
「言わないで!!」
「……満…?」
「お願いだから言わないで!私たちが何を感じても何を考えても」
「…結果は……同じ……」

「私たちはどこまでいっても!」
「誇り高きダークフォールの戦士!」




とうとう、この日が来てしまいました…
14話からずっと続いてきた『奇妙な友情』が終わる日が!





その肝となる、このシーン。ひとつだけ気になる部分があります。
薫は何を言おうとしていたんでしょう?
「プリキュア“と”友達になりたい…」
「プリキュア“を”大事に思っている…」


どちらにしても“に”では、繋がりません…


もしかしたら、こうだったのではないでしょうか
「私たちはプリキュアに憧れている…」


彼女達は『プリキュアの力の源に興味があって』、咲&舞に近づきました。
そして、プリキュアの力は『自分の家族や友達を守ろうとする』ことから生まれることに気付いています。
その『友達』に、自分達すらも含むことを…

それに比べて、自分達のあまりに不自由なこと…
そう、彼女達はどこまでいってもダークフォールの戦士にすぎないのですから!




ついに始まる、満&薫vs咲&舞…
「友達とは戦えない…」という咲&舞に対して、「友達なわけないでしょ!」「私たちとでは住む世界が違う!」と返す満&薫!!


彼女達の目的が、いつのまにか『プリキュアを倒すこと』にすりかわっています。
彼女達の本来の目的は『太陽の泉のありかを聞きだすこと』です!
『プリキュアを倒す』は、2次的な目的にすぎません!!
なのに、なぜこんなに『プリキュアを倒すこと』にこだわるのか?!




「友達とは戦えないよ…」
「じゃあ、『太陽の泉』の場所を教えて」
「そうしたら、もう戦わなくていいから…私たちも……」

もしこんな展開になったら、咲と舞はどう答えるでしょうか?
多分、彼女達にフラッピ&チョッピと満&薫を天秤にかけることなど出来ないでしょう。

そうなれば、結局『時間がない』彼女達は戦うしかない…
そして、こんな言葉を口にしてしまったら、『戦わなくてすむ可能性』を意識してしまったら
彼女達は多分プリキュアと戦えなくなってしまうでしょう。



あの満が、声を荒げてまで薫に「お願いだから言わないで!」と頼んだのは
もう、プリキュアに対する闘志を維持するので精一杯だからです。
そうでもしないと、もはや自我を保つことすらできない所まで追い詰められているのでしょう。





満&薫とよく比較されるキリヤですが…
彼は「戦いたくなければプリズムストーンを渡してください」と言ってます。
「何故だ!光の園の連中なんて関係ないはずだろう!」とも…


この文章を書くに当たって、無印21話を見返してみたんですが…

もしかして…キリヤはどこかで『ほのかにプリズムストーンを渡してもらうこと』を期待してたんじゃないのかな…。


ほのか「この体がどうなっても、プリズムストーンは絶対に渡さない…」
なぎさ「キリヤ君!あなたはほのかのこんな姿を見たかったの?こんなことまでしてプリズムストーンを奪ってそれで満足なの?!」

キリヤはなぎさの台詞の後に、戦闘を止めてプリズムストーンをふたりに渡したのですが、
前の、ほのかの言葉を聴いた直後、明らかに表情が変わっています。
そして崩れ落ちるほのかを見て、戦いをやめる気になったんでしょうね。


キリヤでもうひとつ…
結局、彼は『自分の姉(ポイズニー)をプリキュアが倒したこと』を喋りませんでした。
おそらく、ほのかがそのことで悩む顔を見たくなかったのでしょう。


多分、キリヤにとってプリキュアのふたりは憧れだったのでしょう。
闇に生まれた不自由な自分と比べて、あまりにも眩しい存在…
だから、彼はそのあたりのモヤモヤを全て自分で抱えて闇に帰りました……





多分それは満&薫も同じ……
プリキュアが眩しいからこそ、あんなにも頑なに否定して倒そうと躍起になってる。



そして、決着は来週!
さて、どうなることか……




問題の次週予告は…
・満vs咲・薫vs舞(しかもやたらと作画がきれい)
・今にも泣きそうな満&薫
・アクダイカーンのアップ
・どこか暗い場所(おそらくダークフォール)で、呆然とした表情の満&薫
・そして赤い光が迫ってきて…

や、ヤバイかも……




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