フレッシュプリキュア!感想
〜シフォンとインフィニティ〜



「フレッシュプリキュア!」で、ラビリンスが追い求めていたインフィニティとはシフォンでした。
この、インフィニティに覚醒するシフォンを見ていると、なんとなく思い当たる節が……





インフィニティについて劇中語られているのは以下の通り。
・無限のメモリーである。
・ラビリンスはそれを利用して全ての世界を征服しようとしている。
・シフォンとインフィニティの関係は「袋」と「中身」であり、FUKOを溜める事で「袋」を破ると「中身」が現れる。


ラビリンスがFUKOのゲージを満タンにすると、インフィニティが覚醒しました。
上記のせつなの説明を当てはめると……、
インフィニティは、通常シフォンという「殻」に覆われていて、それを壊す手段がFUKOをためる事。
「殻」の許容量をオーバーして「殻」そのものが壊れるのでしょう。
FUKOは人の嘆き・悲しみのエネルギーが実体化したものと説明されていますから、幼いシフォンに悲劇を見せ続けて不安をあおっているようなものでしょうか。ならば、ラブの涙や子守唄で落ち着いたのも判らなくはありません。
ラブがシフォンに「いろいろな事を知ってもらいたい」と行動しているのは、シフォンが成長する事でFUKOの許容量が増える(いろいろな事を知っているとちょっとした情報で不安や絶望に陥ることが少なくなる)のを、なんとなく感づいているためかもしれません。




実際にシフォンがインフィニティ化する際の描写は以下の通り。
・最初にインフィニティ化する直前に、激しく泣き喚いている。
・インフィニティ化すると、シフォンとしての意識は無くなる。
・空に浮かんだ後、別の場所に転移してさまよう。

・どのタイミングでインフィニティ化するかは、今のところ法則性が無く、発作的に覚醒する。

さて、こうして並べてみると、この描写は前に見た覚えがあります。
MaxHeartの『洋館の少年』および『九条ひかり』です!!
特に『洋館の少年』が、『闇の力』に覚醒して転移する状況と酷似しています。


『洋館の少年』は、ジャアクキングとしての『闇の力』に目覚める直前に「自分が消えてしまう」不安を感じていました。
また、九条ひかりと共にいきなり『転移』をして、三闘士を驚かせています。
そういった、転移や覚醒の瞬間は自分が何をしているか判っていないのもインフィニティと同じです。
『九条ひかり』も同じような、覚醒・転移を何度も経験しています。

『洋館の少年』および『九条ひかり』は、ジャアクキングと光のクイーンの『いのち』でした。
それぞれが形を保てずにバラバラになった際に、大きな『力』を切り離して擬似人格の中に封じた者。

彼らが時おり見せる『力』は、彼らに封じたジャアクキング&光のクイーンの『力』があふれ出したもの。





なら、シフォンも同じ存在なんじゃないでしょうか!?
何らかの宇宙的存在の『いのち』!!

『洋館の少年』がジャアクキングの力を封じて誕生した擬似人格だったように、
『九条ひかり』が光のクイーンの力を内包して誕生した別の人格だったように、
『シフォン』もインフィニティという力を覆う別の人格だった!!

『洋館の少年』『九条ひかり』『シフォン』という、それぞれの人格は内包する『力』とは完全に別物で、おそらく自分が内包する力や出自は理解していないでしょう。
ですが、元々の『力』を知り、それを求める勢力は殻である人格を壊して中の力のみを取り出そうとする。
ラビリンスがやろうとしていたことは、まさにこれでしょう!




こうして、「シフォン=インフィニティの『いのち』」と仮定すると、いくつかの謎に説明がつきます。
・シフォンに「プリキュア」が護衛としてついている。
ピックルンの存在を含めて、シフォンにはあらかじめ「プリキュア」が設定されていた可能性は高いです。
クイーン(全てを生み出す力)→プリズムストーン→キュアブラック&ホワイトの関係とも似ています。
ついでに言えば、キュアパッションのスカート他のデザインがなんとなくキュアブラックに似ているのも気になる部分です。


・ひかりは12の志(ハーティエル)を集めるのを目的としていた。
『いのち』が感情を知る事で、安定していく描写は九条ひかりで何度もされています。
シフォンも同じように、いろいろな感情を知る事でインフィニティ化が止まったりしています。
もしかしたら、シフォンのハーティエルも存在しているのかもしれません。
(ピックルンが怪しいんですよね。『愛』『希望』『幸せ』のハーティエルはいましたし……)



逆にドツクゾーン組は『洋館の少年』を外に出さないように気を使っていました。
執事ザケンナーは、外で遊ばせようとしたりしていましたが、特にバルデスは『洋館の少年』に余計な感情を教えないように気をつけていました。

『洋館の少年』の覚醒の仕方がシフォンの初インフィニティ化と酷似していたのを見ると……。
もしかしたらMaxHeartでのドツクゾーン組はFUKOを集めて破裂させる方法を取っていたのかもしれません。
なら、MaxHeartであいつらがぬるい作戦をやっていたのも、なんとなく理解できます。
こちらの意図に気づかれぬまま、時間をかけてFUKOを集めるのが目的だったと。





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