Yes!プリキュア5GoGo!感想
〜フローラの後継者〜


「Yes!プリキュア5GoGo!」に登場したフローラとキュアローズガーデンには様々な謎が残されています。
(ぶっちゃけ途中で伏線ぶっちぎって設定変更したためなんだけど、それはおいといて…)
一体、キュアローズガーデンの危機とはなんだったのでしょうか?
そして、フローラは館長とのぞみに何をさせたかったのでしょうか?





「キュアローズガーデンの危機」の理由に関しては、劇中ではっきりとわかります。

フローラの寿命がつき、後継者もいないことです。
『生命の薔薇』の世話も出来ず、じわじわと枯れていくのを見るしかない。
キュアローズガーデンの扉が開いた時、残されていたのはわずかにフローラの寝所の周りだけ…
遠くへいけぬ身体でも、何とか手の届く範囲だけは……とフローラが心血を注いだ結果でしょう。




なぜこんなことになったのでしょうか?この理由もはっきりしています。

フローラがキュアローズガーデンの扉を閉じて引きこもったこと、
そして、唯一の連絡役のはずのシロップがアナコンディに襲撃されて記憶を失い、キュアローズガーデンへの帰還方法を忘れてしまったためです。

キュアローズガーデンは外界と閉ざされて、まともに連絡をとる手段すらありません。
おそらくフローラ自身は扉を開ける手段を持っていたでしょう。
ですが、彼女が(病に?)伏せた今では、それすらも不可能です。
だから、フローラはメルポを使ってのぞみにローズパクトを託したのでしょう。


ですが、時を同じくしてエターナルの襲撃によって4人の国王がバラバラに飛ばされパルミンと化し、集合までには1年を要することになりました。
(このパルミエ王国を襲撃したエターナルのハンターは、結局登場しませんでした。館長の目的からするとローズパクトと同じく4人の国王も「必要な」没収対象でしょうから、集まったところを一網打尽にする計画だったのでしょう。)
フローラが力尽きる寸前に、キュアローズガーデンの扉が開いた計算になります。




フローラの目的は「自分が力尽きる前にキュアローズガーデンの扉を開き、自分の代わりの番人を見つける」ことです。
では、『フローラの後継者』とは誰のことを想定していたのでしょうか?


思い当たるのが『館長に託した3粒の種』です。
フローラは「キュアローズガーデンで一番価値のあるもの」と言い切りました。
そして、フローラルエクスプロージョンで成長した姿はフローラに良く似ていました。


そう、この『3粒の種』は、フローラの後継者だったんじゃないでしょうか。
『キュアローズガーデンの番人』となるべき力を持った者の種、それを館長に託したのです。


アナコンディはこの種の本当の価値を知っていた……、
フローラが館長にどれだけの期待をしていたのかもわかっていた……、

この種を館長が育てたら、彼はキュアローズガーデンの番人(の父親)として去ってしまう。
だから、フローラを許せなかったんです。




……ですが、この『種』は……
館長は、何の『種』かもわからず、その場で投棄!!
それを拾ったシロップも、何のことやらわかっていません。
一粒は、プリキュアの石化を解き、パワーアップさせるために消費!!
一粒は、館長の攻撃で消耗したプリキュア5を回復させるために消費!!
一粒は、薔薇の力をフル投入して一瞬で成長させ、館長と共に爆死させる!!



プリキュア5も根本的に使い方を間違えてるとしか思えません!!!
そりゃ、フローラもビビって呆然とするわな……。




一応、館長が消えたことで一時的にキュアローズガーデンに『いのちの薔薇』は戻ってきました。
今は『生命の薔薇』が咲き誇っていても、誰かが世話をしないとすぐに枯れてしまうのは目に見えています。
でもって、自分の寿命も尽きようとしていたフローラは、他に頼む相手もいないので半ばやけっぱちに夢原のぞみに『番人』にならないかと頼んだ……と。
それすらも笑顔で拒否られて、フローラは最後の力で自らを種と化しました。
(そもそも、夢原のぞみは「他人の魅力を引き出す」タイプで、じっと薔薇の世話をするタイプではありません。)
せめて、これを育てる間くらいはおとなしくしてくれって意味でしょうね。


館長といい、のぞみといい、
フローラさんって託す相手を間違えすぎ!!





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