Yes!プリキュア5GoGo!感想
〜赤い薔薇と青い薔薇〜


Yes!プリキュア5GoGo!のキーワードのひとつである「赤い薔薇」と「青い薔薇」
赤い薔薇=プリキュア5・青い薔薇=ミルキィローズであるのは間違いないのですが、それ以上のことはなにがなにやらわからないうちに物語は終了しました。
結局「赤い薔薇」と「青い薔薇」とはなんだったんでしょうか?





出自が比較的はっきりしているのは「青い薔薇」の方です。
・のぞみたちがパルミエ王国に行った時に、ローズパクトからこぼれた「青い薔薇」の種をミルクが育てて、ミルキィローズが誕生しました。
・また、48話の「青い薔薇の奇跡」では、フローラが館長に送った3粒の種のうち1つが「青い薔薇」の種であり、石となったプリキュアにくるみとシロップの声を届け、石化を解除、プリキュア達に戦う力を与えました。



1年前、ミルクは明らかにプリキュアに憧れていました。
のぞみ達の活躍を見ながら「自分もプリキュアになってココ様ナッツ様を守りたい」と思っていたに違いありません。
だから、事あるごとにのぞみにつっかかったり「あんたなんてプリキュア失格」という言葉が出ていたのです。
(逆を返せば「自分がプリキュアなら、もっとうまくやる」と思っていたことになります)
また、1年前はミルクは人間の姿になれませんでした。
カワリーノが唯一、専用の仮面を作ったくらいですどうやっても変身できなかったのでしょう。
おそらくは「美々野くるみ」と「ミルキィローズ」は、
ミルクにとって『なりたかった自分』の姿です。




くるみとシロップの願いに呼応するかのように青い薔薇が咲き、プリキュアの石化が解けたこと
世界一の運び屋になりたかったシロップと一緒にいるために赤い薔薇がメルポになったこと


キュアローズガーデンの『生命の薔薇』の中には、まれに育てたものの願いを叶えるものがあるのです。
それが「赤い薔薇」であり「青い薔薇」なのでしょう。




48話のシロップの願いは「みんなと一緒にキュアローズガーデンに行きたい」でした。
くるみの願いは「みんなを助けて一緒にキュアローズガーデンを守りたい」でした。
石化解除しただけではなく、空を飛ぶ羽が出来たのも、青い薔薇がその『願い』を叶えたからでしょう。

幼いシロップの『願い』は、薔薇の種を運び世界中に生命を届けたいでした。
そのためにシロップは「運び屋」になりました。
メルポは、「赤い薔薇」がシロップと一緒にいたくて姿を変えたと説明されていましたが、これも「赤い薔薇」がシロップの『願い』をかなえるために相棒になったものと見ていいでしょう。

だとすれば、プリキュア5が「赤い薔薇」と融合して1年前と姿を変えたのものぞみ達の願いだったのかもしれません。
1年前のプリキュア5は、それぞれの能力が極端に偏っていて、チーム戦を前提にしたものでした。
ブラッディやカワリーノは、その構成を逆手にとってプリキュアを分断する作戦をよく採っていました。
そして、その度に本人がトラウマ確定になりそうなほど揺さぶられていましたし、フォローが少し遅れたら壊滅?というところまで追い詰められたことも何度かあります。
現在の、5人の力がほぼ均等に配分され、チェーンやソーサーなどの応用力が高い必殺技が増えた構成は、今ののぞみ達のやり方に合わせて「赤い薔薇」が再設定したものでしょう。
第1話で、のぞみ達はキュアモが来ることを判っていた風があります。
「赤い薔薇」の力が働いた時に、のぞみ達の『願い』を汲んでいたのでしょう。



フローラが館長に贈った3粒の種のうちの一つは、願いを叶える「青い薔薇」の種でした。
(1粒はプリキュアへの手紙に呼応して彼女たちを全回復させた。最後の1粒はフローラの後継者の種。)
彼女が、館長にどれほどの期待をかけていたかわかるというものです。
アナコンディは、フローラが何の種を贈ったのかをあらかじめ知っていました。
彼女は手紙の封を切っておらず、シロップを襲撃して手紙を手に入れています。

記憶を失う前のシロップはその正体を知っていたのか?
それとも、何らかの手段で情報を手に入れたのか?


どちらにしても、アナコンディは、あの種とキュアローズガーデンの薔薇の本当の価値を知っていました。
だから、フローラが許せなかった。

でも、館長はその価値に全く気づいていませんでした。
……というか、石化したプリキュアの前に(おそらくカーボライトで固めた)フローラを飾って完成て……
アナコンディといい、館長といい、エターナルって目が節穴の人ばっかりだよね。

一番見る目がないのは、館長宛に種を送ったフローラさんなんだけどw





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