Yes!プリキュア5GoGo!感想
〜アナコンディさんとミルクさん〜


私たちは似ているのかもしれませんね……
あなたはパルミエ王国のため、私は館長のため……


アナコンディは、ミルキィローズに対して、こう語りかけました。


ええと、アナコンディさん、自分が何を言っているのかわかってますか?
相手はミルクですよ!!

礼儀知らずトラブルメーカーだと
他国の王族にまで噂されるパルミエの問題児ですよ!




いくらなんでも、ミルキィローズ=ミルクを知らないわけはないだろうし…
(いや、アナコンディの目の前では美々野くるみの変身を解いたことはないからなぁ…
 報告書が回ってなければ知らなかった可能性はありますが、さすがにそこまでザルじゃないとは思いたいです)
何はともあれ、アナコンディはミルクに自分の影を見たことになります。




んでもって、よく考えてみました。

・自分がココ&ナッツと会えなくて寂しいからと、嘘の手紙を書いてパルミエ王国に呼びつけた。
・フローラからの手紙を館長に渡さないように隠し、ウソの報告を続けた。

・「蝶の飾り」を取り合って壊した時に、いの一番に責任をのぞみに押し付けた。
 その後、プリキュア5内にいさかいが起きて、壊滅寸前までもつれこんだ。

・エターナルにプリキュアが侵入した時に、いの一番にネバタコスに責任を押し付けた。
 その後、優秀なハンターであったネバタコスはプリキュアに倒された。


・ミルクはのぞみと喧嘩した際に、「自分が悪い」のを認められなくて、のぞみに八つ当たり気味に
 「プリキュア失格ミル」と告げ、のぞみはプリキュア5を脱退した。

・アナコンディは、自分の失策や管理責任能力のなさを認められなくて、部下に八つ当たり気味に
 怒鳴り散らし、焦ったムカーディアやスコルプは自滅した。


うーん、思った以上に似てるじゃねーか




ミルクは、基本的に自意識過剰で自信過剰でやたらと行動力があります。
そして自分のやっていることに間違いはないという前提で行動します。

(良くも悪くもプリキュア5の全員がそうなんだけど、ミルクは特にね)


周囲のみんなに迷惑がかかる行為も「間違いはない」と思い込んで全力で行動し、
その行動が、「裏目に出た」と思った瞬間に、保身に全力を尽くします。
でもって、その「保身」も本人に言わせれば「間違いはない」行動です。

特に「謝りたくない」「自分の間違いを認めたくない」ときは、のぞみに責任を被せようとします。
心の中では「悪い」と思っていても、いや、思っているからこそ間違いを認めようとしません。

ミルクの場合、ココ&ナッツが優しくたしなめてくれたり、プリキュア5のメンバー(特にかれん&のぞみ)がだんだんと扱いを憶えてくれているので、1年経った後はさしたるトラブルもなく過ごせています。




対して、アナコンディは、誰も彼女の行動を咎める立場の者がいません。
唯一、館長がその立場ですが、館長はそもそも彼女に興味がありません。


エターナルの仕事は、基本的に「カタログにある貴重品の没収」です。
どこでもテレポート可能なハンターが揃っていて、貴重品が何かに守られていることすらほとんどありません。
ローズパクト以外の物品の没収状況を見る限り、プリキュア5クラスの敵に抵抗されるのは想定外です。

こんな状況なら、誰がNo.2を勤めても大して変わらないのでしょう。
ですが、プリキュア5相手では、勝手が全然違いました。
優秀なハンターを何人も投入しても、プリキュア5が倒せない。
でも、アナコンディは、どうすればいいか分からないから、ただ部下を急かすだけ。
報告書を書かせても、情報を部下にフィードバックすることもしない。
(ナイトメアは部下に作戦を与えたことがありますが、アナコンディが部下に作戦を与えたことはない)

自分の立場が危うくなったら、部下を切り捨てて保身を図り、自分は悪くないと言い切る。
館長宛の手紙を隠したことを知ったムカーディアを始末しようとする。


挙句の果てにエターナルの組織そのものを崩壊させてしまった…。
ああ、1年前のミルクそっくりだわ




なるほど…アナコンディは、「無能なカワリーノ」ではなく…
まかり間違って出世したミルクだったんだ!




流石のアナコンディも、エターナルの手持ちハンターを全滅させたことに心の中では後悔していて
ミルクに「若い頃の(空回りしていた)自分」を見たんじゃないのかな。





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