ジオンの残業
〜シーマ海兵隊のゲルググ〜




2012年10月にゲルググ・マリーネに関する話がありました。




83におけるゲルググとドム  投稿者:グラーフリッター


あの、Gジェネの攻略本なんかを読むと気になるんですが、83のデラーズ部隊って、基本リック・ドム2を使ってるじゃないですか
そして、戦犯であるシーマ隊は、最新鋭機のゲルググMを使っている……
もちろん、ガトー用の一機ぐらいはあるだろう、とは思うんですが…… これって、何らかの意味があるんでしょうか?
一応ゲルググは最新鋭機(だったよな?)なんだし、まずはギレンに一番の忠節を誓ってくれてる、デラーズの部隊に上げろや、とは思うんですが……

やっぱりこれって、ギレンとキシリアの関係に一つの理由がある、のでしょうか?
まぁ、ギャンが採用されてたら、デラーズが「キシリア子飼いのマ・クベが使ってたモビルスーツなんて、いりません」って言ってそうな感じもしますが……







海兵隊仕様とは名ばかりで、金のかかる装備をオミットしただけ仕様の可能性も?  投稿者:流石君は妙のお兄さんだ・


グラーフリッターさん

ゲルググは後発の機体なので生産台数は少なく、部品の調達が難しい機体です

デラーズフリートはジオン残党としては規模が大きく、長期戦を見越して生産設備を持った拠点を持っていますので、調達や生産のしやすい機体は結構数を揃えているでしょうが、ゲルググとなると流石に調達が難しい
つまり、全体でみると参戦機数が少なくて目立たないのではないでしょうか

また、統合整備計画でザク系に操縦系統が統一されているとはいえ、ベテランパイロットからするとやはり新鋭機より乗りなれた機体の方が良いのではないかと(調子に乗ってゲルググで戦闘して替えの利かない機体を損傷させると後味悪いっていうのもあるでしょうし)

シーマ艦隊は逆に元が少数精鋭の特殊部隊(汚れ役専門ではありますが)ですので、戦後は大規模な補給が難しく、戦時中に支給されたゲルググを大事に乗って来たと思われます(ゲルググなのにマシンガン装備なのは使える状態のビームライフルが残っていないからだという説もあります)
ゲルググが支給されているのは、パイロットの機種転換が間に合わず、前線に配備しにくいゲルググを押しつけられたのではないかと。「ほら、最新の機体やるからキビキビ働けよ、機種転換訓練?、マニュアルでも読んで勝手にやってろよ」みたいな感じで







デラーズ艦隊とシーマ艦隊の置かれた状況  投稿者:七味


以前「GP02Aとデラーズフリートのお話」で、そのような話題を書いた事があります。
シーマ艦隊が終戦時点で最新型のゲルググを多数維持できていたのは、アナハイム社との関係があったからだと。

シーマ艦隊のゲルググマリーネがマシンガン装備なのは、
・終戦時までにビームライフルの配備が間に合わなかった。
・ビームライフルは配備されたが、戦後に整備が続かなくなった。
というあたりが一番ありそうな説ですが、他にもマリーネを使う海兵隊はコロニー内戦闘も主要任務なのでビームライフルを敬遠したという可能性(あえて配備しなかった)もあるでしょう。

ところで、「大義のため」に部下に困窮を強いるデラーズと、「生活のため」に強者に取り入ろうとするシーマ。
ガンダムのランバ・ラルは「かっこいい親父」の代表格ですが、「部下の生活の安定のため」という理由でガルマ討伐部隊に志願した事からすると、思想的にはむしろシーマに近い現実主義者だったのかも…。







リックドム≠陸ドム  投稿者:KS


既に挙げられている理由に加えて考えられるのが、本来陸戦用ホバー移動を宇宙用ロケットに換装したリックドム系は宇宙空間での直線的加速能力には優れていても、コロニー内など
(疑似)重力環境での行動は不得手なのかも知れません。

シーマの「海兵隊」というのが、コロニーや敵基地施設への殴り込み部隊だとすれば、必要な機体は「無重力環境から進入し、重力下で暴れ回る能力」が高いものです。この条件を満たすのはザクの次がゲルググという事になり、リックドムなんぞすっとばして配備されたとか。







ありがとうございます  投稿者:グラーフリッター


みなさん、納得のいく説明、ありがとうございます
ほんと、思い切ってここで聞いてよかったと思います

>流石君は妙のお兄さんださん
なるほど、そういう理由でしたか 新型もいい事ばかりじゃ無いんですねぇ……
ガトーなら、アムロ相手でない限り、壊す心配もないでしょうが、それでも…… ギレンの野望なんかでも、新型ぶっ壊れるとショックだし……って、これはちょっと違うか
ともかく、ギレンだキシリアだ、というのは関係無い、ですか……

>七味さん
ガーベラがシーマに配備されたのもあるように、裏でアナハイムが糸を引いていれば、確かに整備面で問題はないですね
ビームライフルは、生産数の問題だけでなく、目的とする戦場にも問題、ですか…… なるほど、納得です
でも、ラルとシーマの考えが似たり寄ったりだとしても、ラルの方がかっこよく見えるイメージが…… これはシーマが悪い訳じゃあないんですけどねぇ……

>KSさん
コロニーの重力の問題、ですか…… 確かに「人の手で作られてる」重力と、地球の大気圏内の重力とは、微妙に違うイメージがありますね
微妙にどうでもいい話かもしれませんが、この説明で、ジオン独立戦争記でもシーマがコロニー内に潜入して毒ガス撒き散らす、というシーンがあったのを思い出しました







ドムドムだったらうまく行く?  投稿者:KS


地球の重力と遠心力の違いというより「ドム=重力下、リックドム=宇宙空間」に偏った仕様になっているんじゃないかという推測ですね。
ポケ戦で「コロニー内で行動するリックドムU」が描かれているので、まるっきりダメという訳ではないでしょうが、そもそもが間に合わせ機体ですし<リックドム系列







リックドムはゲルググまでのつなぎ  投稿者:七味


> ラルとシーマ

境遇は割と似ている(偉い人から厄介者扱いされて、保身の為には手段を選べない)と思うのですが、人気の差は大きいですね。
二人とも、アムロのような祭り上げられた英雄でもなければシャアのような思想家でもない、一般人代表のようで好きなのですが。
ランバ・ラルはみんなの心の親父だけれど、シーマは小汚い女狐くらいの扱いがガンダムファンの平均(総意ではない)だろうと思います。
シーマはマ・クベっぽい所がありますが、そのマ・クベも特段不人気というようには感じないので、単に年増だから扱いが悪いのでしょうかね…。

> コロニー内でビームライフル

ビームライフルだとコロニーに穴が開く可能性が高いです。
わざわざ陸戦隊を入れて制圧するという事はその後の利用も考えている(最初から破壊するつもりなら、外側から艦砲射撃すれば済む事なので)訳で、必要以上の破壊は避けたいでしょう。

> 地球の重力とコロニーの重力

地球や月の重力は天体の質量から自然発生する「自然の重力(万有引力)」ですが、コロニーの重力は「遠心力」なので、力学的にも「性質の違う力」です。
リックドムがコロニー内戦闘に特に向かないという事は無いと考えますが、そうだとすればKSさんの仰るように直線的な加速力に重点が置かれて繊細な針路調整や方向転換が不得意だからとか、そういう理由が大きいでしょう。







きらら4コマ、あっちこっち  投稿者:グラーフリッター


ラルとシーマ、その行動理念は同じなのに、シーマの人気の低さは…… シーマが連邦に付く際、海兵隊のほとんどが彼女に付いてるところから、彼女が部下に慕われてるのは、わかりますが……
んで、いろいろ納得できる説明をもらいながらも、前々回のコメにもしたように、ガトー用のゲルググは、デラーズの艦にあった、とは思いますが…… ガトーの部下たちは、単純にドムが使いやすいからとかじゃなくて、「ガトー少佐のゲルググ…… 恐れ多い」と言って乗らなかったイメージがあったりします(笑)






デラーズフリートの台所事情  投稿者:D.N


>グラーフリッターさん

他にシーマ隊がゲルググM一機種で固めている理由として、「そのほうが整備や補修が楽だから」というのもあるでしょうね。
いくらアナハイムと裏取引があるにしろ、状況によっては補給が満足に受けられないこともあります。
最悪の場合、調子が悪い機体をバラシて他の機体の部品に使ったりと。
あと同一機種で固めたほうが作戦は何かとやりやすいです。
特に撤退するとき足が遅いと怖いw

個人的には案外ガトーもリックドムを使ってたのではないかと。
性格的にも役割的にも先陣と殿を積極的に引き受けることになりますから。
幾ら腕が良くて被弾が少なくても部品の損耗ははげしそうですし。
そうすると部品の調達が難しいゲルググは壊れた可能性も。

>七味さん

私もシーマは結構好きです。
嫌われる理由としては基本的に彼女が「裏切り者」であるせいでしょう。
まあ理由は十二分に納得できるものなのですが。
マ・クベはあれはあれでキシリアに対しては結構忠義の人でしたし。






良い裏切りと悪い裏切り  投稿者:七味


「裏切り者」だからシーマが嫌われるというなら、デラーズも祖国を裏切ってるんですよね。
元々、戦後の立場が不安定であったサイド3やスペースノイドが、後のティターンズなどに虐げられる原因になったのはデラーズがテロリストとして蜂起したから…という理由も無視できないでしょう。

> ガトーのゲルググ

0083の冒頭の、一年戦争のア・バオア・クーのシーンで自分のゲルググを失ってデラーズのリックドムで再出撃しようとして止められるシーンに出て来ただけで、0083時点のデラーズ艦隊にはそもそも存在しない可能性が高い(修理する間もなく戦域を離脱している)と思います。
書籍などによる設定では、ゲルググはシャアのようなエースパイロットやキマイラ隊のような特殊任務部隊(シーマ艦隊もこの類です)を除くと、稼働機の殆どは新兵の部隊に配備されたようなので、親衛隊であったデラーズ艦隊には最初から1機も存在しないと見て良いのでは。
ガトーは最初からデラーズ艦隊の所属ではなく、ソロモン陥落まではドズル麾下でしたから、専用ゲルググも宇宙攻撃軍向けの装備を転属後もそのまま使っていただけでしょう。







れすです  投稿者:くっきーもんすたー


♯ラルとシーマの人気の差
これは、当人の性格含めたキャラクター性に拠る部分が大きいでしょうね。


ラル
・ガンダムの攻撃を受け止め「ザクとは〜」
・木馬が来て、不利になったと見るや、すかさず投光器で目眩まししつつ鮮やかに撤退

シーマ
・アルビオン防衛隊を突破してサラミス撃破
・フラフラの1号機をなぶるが、堅くて破壊できず手間取る
・部下の『時間がありません』の助言に『落ちないんだよ!』と逆ギレ
・結局、防衛隊が戻ってきてアルビオンには攻撃できず、『しゃくだねぇ』と舌打ちして撤退


ふたりの言動を比べたら、そりゃ、ラルの方が好感持てますって。









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