ジオンの残業
〜合体・変形は浪漫?〜




2012年10月に合体変形メカに関する話がありました。




合体に伴う強度問題  投稿者:自律神経衰弱男


スーパー戦隊のロボを振り返りながら、ふと思ったことです。

通常、工業製品は性能とコストを両立させるために、必要最低限よりちょっと余裕があるくらいの強度をもつパーツが使われるはず。

例でいえば、二足歩行ロボをつくるためにフレームは最低でも径が1.8メートルの柱が必要になる→2・4・6メートル…と規格されているパーツのサイズの中から、最低限に一番近い2メートル径のパーツをチョイスする・・・といった具合です。これが合体を想定していないマシンならいいかもしれませんが、もし合体を前提としたメカをつくろうと思ったら、4メートルや6メートルのパーツでないとだめかもわかりません。それだけコストは高くなります。

合体すれば出力はエンジンを直結して上がるかもしれませんが、しかし強度的には部分部分に負荷がかかってくるはず。撃たれ弱くなる可能性があります。そのため、合体すればするほど強いというわけでもないのでは?と思った次第です。現に、ボウケンジャーではアルティメットダイボウケンの次にダイボイジャーが出現し、ゴセイジャーではハイパーゴセイグレートの次に、変形のみのシンプルなゴセイアルティメットが出現しました。

合体とは、攻撃力を高めて耐久値を犠牲にする、もろ刃の剣の戦法なのかもしれません・・・。







コアブロック  投稿者:しせい


>合体に伴う強度問題
>もし合体を前提としたメカをつくろうと思ったら、(中略)それだけコストは高くなります。

前に出たかもしれませんが、RXシリーズのコストが高いのは、コアブロックのせいだといわれていますが、どうなんでしょうか?







合体・変形は浪漫  投稿者:七味


> 自律神経弱男さん

そもそも「変形・合体=強い」というのが空想科学的浪漫ですから。

現実の「変形する軍用機」で比較的成功例と言える可変翼戦闘機のF−111やF−14は、可変する部分の強度的問題でかなり無理を強いられていました。
「変形部分の強度を確保する為に重量増加」というよくある話ですが、軽快さが重視される戦闘機で必要以上の重量増加は致命的です。
同じ空母艦載機でも、F−4戦闘機を空軍戦闘機として採用した国は西側諸国に多くありますが、F−14戦闘機は空軍機としても海軍機としても採用した国自体がオイルマネーに浮かれていたイランしかなかったのが何より物語ります。
性能は優れていましたが、あまりにも尖った方向で開発されていた為にアメリカ海軍以外の国の空軍や海軍からすると「不必要な性能が高すぎるが、必要な性能は競合機種と同等か劣る」といった評価でした。

合体という言い方とは違いますが、空母に着艦する必要のある海軍戦闘機は脚回りなど空軍機には不必要な頑丈さが求められますし、エンジンとか直列繋ぎにすると重量はそのまま増加するけれど出力は増加しない(冷却の問題で出力が落ちる)とか、現実の物理現象は面倒臭いですからね。

「5機が合体したら強さは5倍以上!」というのが空想科学的なお約束ですが、現実的に考えると強さは√5の2.24倍にもなるかどうか怪しいでしょう。







汎用性と脆弱性  投稿者:流石君は妙のお兄さんだ・


自律神経弱男さん
>合体とは、攻撃力を高めて耐久値を犠牲にする、もろ刃の剣の戦法なのかもしれません・・・。
まあ、現実的に考えると仰る通りなのですが、
そもそも人型ロボットという形態を取ってる時点で耐久性とか度外視してる気がしないでもありません。
全身に関節を仕込んでいる以上、戦車みたいなシンプルな構造の兵器と比べると耐久性は落ちるのは否めないでしょう。

戦隊ロボの合体でオーソドックスなのはボディと四肢の五パーツが方式ですが、実は、この分割、人型ロボでメンテナンスのために部位ごとに分割する機構のついでに実装可能な機能であり、ぶっちゃけると普通に一体成型の人型ロボと複雑さはほとんど変わりません。

まあ、個々のブロックの変形機構がありますので、その分強度は落ちるかとは思いますが、その変形自体もやれ翼を展開するだの、脚を伸ばすだの、比較的シンプルな物が多いので、複雑さで言えばランディングギアや機銃を付けているのとさほど変わりません。
さらにこれらのパーツはロボとしての戦いにはあまり関係ない部位である事が多いので、戦闘中にちぎれ飛ぼうが何しようが戦力の低下にはなりません(バランス制御の調整は必要にはなって来ますし、分離時に困るとは思いますが。)

ロボとしての機能に差が出ない以上、ロボ以外のマシンとしても運用可能と言うのは十分な強みになるはずです。
例に上がっているボウケンジャーのダイボウケンなんかは分離状態では現地調査用の機材としても現地までの足としての運用も可能で、有事には合体して戦闘マシンとしても使える万能装備です(ちなみにダイボイジャーがアルティメットダイボウケンより強いのは構造のシンプルさよりも戦闘専門の設計がなされている事の方が大きいかと)
機構が複雑になる分の建造・メンテナンスのコスト増をこういったメリットで打ち消せるのなら、十分に組み込む価値はあるかと思います。
まあ、最初から個別マシンと一体成型のロボと別々に作るという考えもあるかとは思いますが、設備の敷地面積確保や、いちいち状況の変化に応じて別々のメカを出撃させる分のコストを考えるとどっこいどっこいだと思います
戦場での乗り換えのリスクとかも生じますし・・・・(いや、まあ、割と自然に別ロボに乗り換えてる描写は多いですが)







れ:合体・変形は浪漫  投稿者:太田拓也


それを言ったら勇者シリーズのグレート合体は・・・

・1号メカのフレーム強度は大丈夫か?

・なぜか装甲が合体前より硬くなっている描写。

・合体前の片方が飛べない場合、合体すると逆に飛行速度が上がる。

・なぜかミサイルの威力まで上がる。火薬ではなくコンデンサを充填してるのか?

ところで種・運命のムラサメは「Zガンダムと違ってMS形態でも飛べるのになぜ量産機が変形?」と思ったのですが、どうやら母艦とパイロットが戦闘機からの流用なので母艦の改装費用とパイロットの訓練コストを抑えるメリットを取ったようですね。







ムラサメ  投稿者:龍崎海


>太田拓也さん
パイロットの問題もあるでしょうが、バッテリーという活動限界がある上、オーブだと海上で戦うことが多いでしょう。
なので、変形することでMSより移動距離を稼ぐことができるのなら、それだけ戦闘できる時間を延ばすことが可能となるというメリットもあるのではないでしょうか?







迎撃機  投稿者:自律神経衰弱男


>太田拓也さん
>龍崎海さん
オーブの理念からすると、基本戦争にはヤル気はなく、撃って出てきたら対処というスタンスをとるために、基本装備は迎撃に特化したものと思います。M1アストレイもローターのバックパックを換装していました。
迎撃が戦いの主で、自分から荒稼ぎに行くことは想定しない以上、早期警戒とMSとしての能力を両立させる形で、可変機が量産されたと思います。

…戦闘可能時間のほどはわかりませんが、花嫁のカガリをフリーダムが連れ出したとき、ムラサメが迎撃しに行ってますが、問答無用で即斬られていました。パイロットの練度とカガリを質にとられていることもあるでしょうが、多分その時のムラサメは『重かった』。ムラサメは重たい質量弾はほとんど積んでいないので、機体が鈍重になって、一瞬の接近に対応できないほどの推進剤を積んでいたのではないでしょうか。だとしたら、戦闘可能時間及び稼働時間は推して知るべし…かもしれません。









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