ジオンの残業
〜一年戦争開戦前の戦力のお話〜




2012年5月にセイバーフィッシュなどの話がありました




戦前の宇宙  投稿者:水貝


ふと思ったんですけど、ジオンがMS開発する前は宇宙の兵器は戦艦とセイバーフィッシュみたいな戦闘機しかなかったんですよね。
戦闘機の存在価値って何なんでしょう、地球での戦艦と航空機との関係とも違いますよね、当時はミノフスキー粒子がなかったからレーダーで探知して先にビームやミサイルを撃った方が勝ちという超長距離な戦いを想定していたんですよね、そんな中で戦闘機はどうあがいても戦艦のビームの射程より遠くに行けるわけでも戦艦よりも長く活動できるわけでもないのに存在するんでしょう?
偵察か本来あり得ない近距離の対艦攻撃位にしか役に立たないと思うのですが。







戦前  投稿者:龍崎海


>水貝さん
>地球での戦艦と航空機との関係とも違いますよね
同じじゃないでしょうか?
レーダーが効いたとしてもそれは相手も同じことなので、長距離であれば到達までの間に回避されやすいと思います。
となれば距離を詰める必要があり、そうなれば小回りが利く宇宙戦闘機のほうが有効だと思うのですが。






逆から考える治安とか  投稿者:ガンガル


セイバーフィッシュの武装は機関砲といくつかのミサイルでしたよね。あのしょっぱいミサイルでは艦艇の撃沈など到底無理でしょうから同程度の相手と格闘することが目的だったんでしょうけど、これは宇宙でそういう脅威が具体的にあったということなのであって、そうじゃなきゃ制宙戦闘機なんてわざわざ作らないでしょう。
連邦のコロニーに対する圧政てのがもう一つよくわからないのですが、場所によってはかなり活発な武装闘争が行われていた、って事なんじゃないかと思います。私がゲリラなら偽装した舟艇で雷撃とか機雷をバラまいて足止めとかそういう攻撃をする事になると思うのですが、そうなるとセイバーフィッシュはかなり厄介な相手になりそうですよね。

ジオンとの開戦の際に、相手方がMSなんてものを出してきたから対抗上セイバーフィッシュの数を揃えただけで、実際にはあんまり役に立たなかったのではないでしょうか。公式でも目立った戦果もスーパーエースもいないみたいですし、まあこう言っちゃ何ですが、絵的にもザクを引き立てるやられメカみたいな扱いでしたしね。







ちょっとだけ  投稿者:あるくびゅーず


>ガンガルさん
セイバーフィッシュは、MSが登場するより前の機種です。
一機で3×4 12発同時にミサイルを撃てる広域制圧戦闘機といえるでしょう。
ミノムシキー粒子が無ければ、射程距離、命中率が圧倒的でザクなんざ標的以下だったでしょう。






ミノフスキー粒子のある戦場、ない戦場  投稿者:七味


宇宙戦闘機の役割というか、艦船のお話の番外編のつもりです。
M粒子とMSという要素の無かった、宇宙世紀0070年代中盤までの宇宙艦同士の戦闘というのは、どういうものだったろう?
というお話です。


現実の戦艦という艦種のイメージ(大威力長射程の主砲)や劇中での描かれ方からすると、「旗艦となる戦艦が後方にデンと構えて、前方に多数の巡洋艦を従えつつ、メガ粒子砲で支援射撃」というのが、標準的な艦隊の使い方になります。
戦後の戦艦であるバーミンガムや、MS隊も絡めた戦闘を前提としたラーカイラムといった艦は、まさにこういう用途の戦艦です。

しかし、少なくとも一年戦争前までの時期における「宇宙戦艦」というのは、「敵艦隊に突撃して砲戦する艦」なのではないでしょうか?
連邦軍のマゼランも、ジオン軍のグワジンやチベ(初期は戦艦に分類)も、多数の砲を砲塔に収めて真後ろにも撃てる、乱戦に向いた形になっています。
終始後方に構えるよりはむしろ機を見て積極的に敵陣に切り込んで行くのが戦艦。
逆に戦艦が突撃するとき、巡洋艦であるサラミスやムサイは突撃支援のための援護射撃に徹すればいいので、武装は前方方向に集中しているのです。

一年戦争以前の宇宙艦隊戦では、まず長距離ミサイル戦があって、次に長距離〜中距離砲戦、最後に仕上げの突撃が行われる…そんな想定だったのではないでしょうか。
戦場や戦況が割合ハッキリしていたナポレオン戦争頃の戦法で例えれば、長距離ミサイル戦は野砲を使った砲撃戦。メガ粒子砲戦は歩兵同士の横隊銃撃戦、そして艦隊突撃は歩兵隊と騎兵隊の槍や剣を使った仕上げの突撃です。
この例えでは、戦艦の役割は突撃の花形である重騎兵隊になるでしょう。しかも日本の騎馬武者のように「弓も槍も刀も使う全距離対応型」といった感じ。

あるいは、銀河英雄伝説の艦隊戦と言った方がイメージし易いかもしれません。戦列の主力は戦艦や巡航艦であり、艦載戦闘機スパルタニアンはあくまで接近戦時の補助戦力です。
連邦軍がセイバーフィッシュに求めた役割は、まさにスパルタニアンのようなものだったのではないでしょうか。だから艦隊の主戦力ではなく、航宙機の地位も低い。
連邦軍が「航宙機戦力を軽視していた」のも、それなりの理由があったのです。
また突撃艇というのは決戦前の長距離ミサイル戦だけではなく、逃げ散る敵を追撃して対艦ミサイルを叩き込んだり、突撃してくる敵艦隊に反撃して味方艦隊の退路を確保する。言わば軽騎兵のような役割もあったでしょう。

そうすると、M粒子とMSの存在しない戦場では、連邦艦隊とジオン艦隊は、次のように戦います。
まず、長距離における突撃艇やパプア(改装前)のようなミサイル艦の射撃戦からスタートします。
ミサイルは電子妨害も出来るし、迎撃ミサイルや迎撃砲での迎撃も可能なので、有効ではあっても決定的ではありません。
ミサイルを撃ち合いながら少しずつ接近し、戦艦や巡洋艦の中距離ミサイル、さらにメガ粒子砲を使った中距離戦になります。
中距離戦で相手を崩したら、突撃艇や戦闘機で脇を固めつつ戦艦が突撃して戦果を拡大します。
崩れてしまった側は、相手が突撃してくるのを防ぐのに戦闘機を使いつつ、撤退をします。

ジオン軍としては、もしも連邦艦隊が突撃してきたら、数的劣勢なジオン艦隊は防ぎきれない。
MSというのは、最初期には突撃してくる連邦艦隊に対する反撃用として構想されたかもしれません。

IGLOOで描かれたルウム戦役で、連邦艦隊とジオン艦隊が戦列を並べて撃ち合っているのは、戦前の文脈における戦闘機の役割をMSに期待したので、「まず戦闘機で襲撃」ではなくて「艦隊の砲戦の補助」という思想から、ジオン軍も抜け切れていなかった。
…という事なのかもしれません。







一年戦争前の連邦戦艦が、何に「突撃」するのでしょう?  投稿者:340


七味様

以前にもレスしたと思いますが、ジオンはともかく、連邦の戦艦が何に対してチャージする
必要があるのでしょう?
また、「ムサイは支援用に進行方向にのみ備砲を揃えている」というのを肯定したとして、
サラミスはあれでも前方集中なのでしょうか?

「見てみたい」戦場や兵器絵巻と、画面から読み取り考察するという行為は、分けて考えて
はどうでしょう。







サラミスの仮想敵は?  投稿者:KS


そもそも「地球連邦」という建前上統一された政体=外敵が存在しない状況で「何」と戦うために連邦の宇宙軍は増強されたのでしょうか?

例えば『レイズナー』のように対立している複数の勢力がそれぞれ宇宙進出を進めているのなら、宇宙軍の強化は必然です。その時代は大艦巨砲主義が主流であり、サラミスなどは当時建造されたものがそのまま使われているとしたら何の問題もありません。

しかしどうやら『ガンダム』では連邦成立後に宇宙移民政策が本格化している模様。設定上もサラミスなどが盛んに建造されたのは0070年代という事になっています。
ここしばらくの話題のように「実は、成立後も無視できない反連邦勢力が存在していたのだ」という場合であっても、連邦政府がその気になればスペースコロニーという「最初から人工的な、限定的な環境」では監視の目を行き渡らせて「武装」を管理する事が可能なのです。偽装された地下工場などで小火器を生産するくらいは何とかなるかも知れませんが、宇宙空間で大規模な戦闘を行う軍備を整えようとするのは、事前に食い止められるのではないでしょうか?
(後にジオンがやったような「自治体ぐるみでの大規模な計画でもなければ「軍備」レベルの生産など不可能)
いわば各コロニー内の警察で対処可能なレベルであり、本格的な宇宙艦隊などを建造する必要などありません。
ついでにいうと、地球連邦の成立過程でも「宇宙軍同士の大規模な戦闘」の実例があったとも考えにくく、連邦が後にサラミスなどを建造する際には(存在しない)現実の戦訓ではなく、机上の理屈が優先したとも考えられます。

地球内に残った反連邦勢力に対しても陸軍、空軍の増強は必要でも宇宙艦隊などは不要。さすがに反連邦勢力だって気軽にひょいひょい宇宙の同志に物資や兵器を支援するロケットなんか上げられるはずもありません。

ただ、この「連邦がコロニーの武装(の可能性)を強く抑圧する」というのは、好意的に言い換えれば「連邦政府がコロニーの安全に責任を持つ」という事でもあります。
『ジ・オリジン』のドズルのセリフによれば、あの世界には「宇宙海賊」が存在します(これについては項を改めて)し、コロニーに近づくデブリや小天体の排除など「武装し、機動力のある組織の常駐」は不可欠です。
この役目も責任持って担当していればいいんですけど、知っての通り連邦は宇宙に対して「権利は与えないけれど面倒な事は丸投げ」という傾向があります。その結果、各コロニー各サイドに「一定のレベルでコロニー保安のための機動戦闘部隊」を自弁するよう許可するなり命令するなりしたと思われます。
その際に生産されたのは、恐らくチベやムサイなどではなく、画面には現れていないもっと小型で貧相な兵器。

植民地や属国を支配する際に常につきまとうジレンマですが、わざわざ本国から軍隊を派遣するより、人や武器を現地でまかなった方が安上がりに決まってます。しかし、一歩間違えば「植民地軍」がそのまま独立運動の中枢に変貌してしまう。
歴史上何度も繰り返されたこの状況に、地球連邦もまた陥ったのでしょう。

サイド3を中心に宇宙市民の権利運動が高まるとともに宙域保安隊を増強してコロニー防衛隊へ、さらには「国軍」へという動きが盛り上がり、それに対抗するために連邦は慌てて宇宙軍を増強し、サラミスやマゼランなどの大艦巨砲主義に走ったのではないでしょうか?
もちろんこの時点で各コロニーに連邦宇宙軍に対抗できるだけの戦力なんてあるはずがありません。
じゃあ巨砲が狙うのは何かというと、これは「コロニーそのもの」ではないでしょうか?
もちろん法的も倫理的にも絶対のタブーとされているのでしょうけど、連邦がその気になれば「戦艦並みのビーム砲」でコロニーそのものを遠方から破壊できるぞ、という言外の圧力によって反抗勢力を威圧する。
言ってみればサラミスやマゼランなどは「大艦巨砲の激突による決戦主義」というドクトリンが生んだ兵器ではなく、「実際には使わない事を前提に、標的国そのものを壊滅させうる示威によって覇権維持の目的を果たす」という冷戦期の核ICBMに近い代物だったのではないでしょうか?

もちろんこれも過去の歴史に類例があるように、びびって項垂れる奴ばかりでなく怒りやより強い反発も招いてしまう訳ですが。

宇宙軍の実際の業務(海賊など、小規模な武装勢力の鎮圧)はもっと小型のパトロール艇や宇宙戦闘機で充分だったんでしょうね。







宇宙海賊  投稿者:KS


さて「宇宙世紀」における宇宙海賊ならびに小規模な宇宙ゲリラの可能性。

地球に実際に存在する海賊が無数に存在して官憲の目が届かない島を拠点にしたり、対立状態にある国際関係に乗じて「自分を手配している国の敵国」や中立港で水や食料を補給するのは容易です。
しかし宇宙ではそうはいきません。
もっと宇宙が広くて複数の国家が存在していたり、一隻の宇宙船が事実上自給できるコロニーなみの能力を持って長期航行できるのならいざ知らず、宇宙世紀はそういう環境にはほど遠い。おまけに水や空気をその辺から持ってくる訳にもいかないので、更に厳しいはずです。
コロニーの絶対数さえ各サイドや連邦政府が管理掌握できる程度しか存在せず、一応政治的には統一されています。
(デラーズフリートは、いわば海図にない離れ小島を自力で作ってしまった訳ですわな)
辛うじて考えられるのは、ムーンムーンのように半ば忘れられたコロニーが「海賊島」になっているとか、ルナツーなどよりはもっと小規模の「用済みになったコロニー建設拠点」が複数存在していて、そこに隠れ住んでいるかというあたりでしょうか。
後の時代になれば公式には廃棄され、無人化したコロニーの一角に機密区画を作って生活しているなんて事もありそうです。

また、これも以前指摘した事ですが各サイド、各コロニーというのは極力「経済的にも生態的にも自己完結しうる単位」として設計されるはずです。
「テキサスコロニー産の、広々とした環境で育ったナチュラルビーフ」「環境基準を通常よりも低めにしてある重工業コロニー」程度はあり得るでしょうけれど、コロニー間サイド間での貿易というのもさほど盛んだとは思えません。
海賊やるにも、狙うべき貨物船も珍しいんじゃないでしょうか?

更に別項でも触れた通り「海賊をするにしろ、宇宙で使える船や武器は手に入るか」という問題もあります。
そもそも宇宙での戦争がほとんど存在しないなら、宇宙用の武器が中古で流通する事も希でしょう。せいぜいがATMを重機でぶっ壊す強盗の如く、建設用のハイパワー機材を武器に転用するくらいでしょうか。
まあ、これも一年戦争後ならばMSをはじめ大量の兵器がブラックマーケットで流通したり、放棄されているのを回収するのも容易でしょうけど。

こうして考えてみると後代ならまだしも、一年戦争以前の連邦軍やジオンなど各サイドの防衛隊が戦う相手として宇宙海賊などの機動力のある武装集団というのはそんな多数存在していたとは考えにくいですかね?







無題  投稿者:水貝


>龍崎海さん>そめすけさん>七味さん
回答、考察された方々ありがとうございます。

どちらが先かは分かりませんけどガトルという戦闘機がジオンにありましたよね、あれも多数のミサイルを装備した戦闘機でしたけど戦艦にまわりこんで対艦攻撃というのは有用だったんじゃないかと思いました。艦艇って後方とか側面ってものすごく弱そうだし。
戦艦同士の戦いでも初めから回り込まれてたり、戦艦の装備がうまく使えない場合に相手の戦闘機や戦艦と戦ったり死角をカバーするのに必要だったのでしょうね。

戦艦対戦艦という戦い方を考えなければならなくなったのはジオンが戦艦作ってると言う情報を得たからなんでしょうし最初は砲艦外交で「コロニーに穴空けられればいいんじゃね」から「ジオンが戦艦作ってるって?」「攻撃力上げて砲塔回せて乱戦に強くしたよ、数もそろえたからジオンなんて敵じゃないぞ、戦艦と戦うなら補助として戦闘機も作ろうか。」ってなって、いざ開戦で「ミノフスキー下でレーダーがきかん、あれ、変なものが動いてるぞ・・・ギャー」ということになったと。







地球連邦のコロニー政策・追加  投稿者:あるくびゅーず


地球連邦内の反攻勢力の話が出たところで、
以前に書いた「地球連邦のコロニー政策」の捕捉っぽいものを思いつきました。

おさらいするのにリンク先を読んでもらうには、ものすっごく長いので、今回書きたい内容の部分だけ抜き出すと。
・地球連邦の政策は0100年くらいを境に大幅に変化しています。
・0100年(一年戦争〜ユニコーン)以前までは、コロニーに対して強力な締め上げを行っている。
・0100年以降(F91、V)は、コロニーに対して以前より締め付けを甘くしている。

結果として、
0100年以前では反発を生み、ジオンを中心とする勢力の台頭を生み人類が滅びかけ、
0100年以降では地球は絶対的な力を失い、ザンスカールやクロスボーン等を制御しきれずエンゼルハイロウなどで人類が滅びかけました。
となりました。

人類が滅びかけたことは瑣末な事象なので、ここでは置いときます。

まず気になるのは0100以前に、”なぜコロニーに対してそれほど強力な締め付け統治”を行ったのか?という点です。
最初に挙げたリンクにも書いていますが、コロニーというのは信用が出来ません。
いわば遠く離れた植民地に近い存在であり、放置すれば独立した勢力を生むことになります。
ですが、それはコロニー移住が落ち着いてからの脅威であって、コロニー建築ラッシュの時に心配するような事でもありません。

そう、コロニーに移住した連中が、地球連邦政府に対して敵対意志を持っていない限りは。

作中にそれっぽい記述を確認をすると。
ユニコーンに出てきたラプラス事件などでは、いわば地球連邦の存在を認めない勢力によるテロ事件が発生しました。
何故、彼らは望まないのでしょうか?
この手のテロリズムの大きな理由の一つは、「既得権益の侵害に対する抵抗」です。
ラプラス事件は、まさにこれが理由でした。
(正確にはいろいろしがらみがあるのですが、それは原作をご覧ください。)

つまり、連邦はこの時点(UC元年)では、正に班地球連邦政府テロリストが横行していた時代でもあるわけです。
これを解決するウルトラCとして、コロニー政策を利用したのではないでしょうか?
テロもしくは、不満に思う連中にこう言うわけです。
「コロニーに上がれば、連邦の影響を受けることなく生活ができる。」「コロニーは新たなフロンティアなのだ!」などと。
それでも、動かない連中もいるでしょうから、そいつらはまとめて強制的にコロニーに放り込みます。
なぜ、コロニーが対テロリズムに対する解決策になるのでしょうか?

思い出してください。
UC元年付近は、コロニー建造の黎明期です。
目処がついたとはいえ、問題は山積みです。
また、コロニーでの生活は、地球より遙かに厳しい監視が必要です。
すこしのミスや事故が、コロニー全体を崩壊させる事態になりかねないからです。
それは同時に、反地球連邦的思想の持ち主を監視することができるという点でもあります。
地球にいる高官としては、地球にさえテロが発生しなければいい訳ですし、コロニーにテロを仕掛ければ自滅するだけです。
さらに言えば、コロニーという環境は、競争者のスタート地点を揃えるという効果も生みます。
何人かが指摘されているとおり、テロリストたちも一枚岩ではありません。
連邦を倒した後のキャスティングボードを握るためには、ほかの勢力より遅れ気味の勢力は軒並みコロニーに参加するでしょう。
どの勢力はわかりませんが、最大勢力も遅れをとればとるほど、地球に残ると際立って目立ちテロ殲滅の的になるだけです。
つまり、テロリストや反地球連邦思想者達に対して緩やかな出口を見せることで、実はより厳しい環境に頬り込むことにしたというわけです。
後は反地球的な活動を監視しつつ、コロニーを経済的に締め上げて独立勢力を作らせない配慮をしていくと。
これが0100以前のコロニーの締め上げ政策の理由の一つと考えられるわけです。
0100以降にと各コロニーは独立勢力として台頭してくるわけですが、連邦発足前の勢力は、作中では見かけません。
基本的にコロニー単位(ザンスカール)や、新規の独立勢力(クロスボーン:ブッフォコンツエルン)が基本のようです。
その意味では、地球にいた地球連邦解体を望む勢力の消滅という、連邦の宇宙世紀初期の目的は達成されたといえるかと思います。
そして、UC初期における地球連邦によるコロニー政策を真似した時期があります。
それは、一年戦争後の地球圏の復興政策です。
これは、正直失敗したと言いきっていいと思います。
地球圏の復興には、コロニーの復興を優先していました。
一年戦争以前も地球に残っていた人々を、各コロニーに押し込めました。
それは、地球連邦に対して不満を持つ、または持つであろう人間が主に送られたことは疑い有りません。
不満を持つ人はわかりやすいですが、持つであろう人間とは誰をさすのか。
それは、戦後復興を十分に受けられない人々です。
つまり、地球連邦に対して不満を持つであろう人々をコロニーに押し込めてしまおうというものです。
80年ほど前におこなった政策をそのまま実行したと言っても過言では無いでしょう。
結果としてティターンズを生み、エゥーゴを生み、ハマーンに付け入るすきを与え、シャアに隕石を地球に落とされてしまいます。
この原因ですが、連邦は80年前と同じ政策を行いましたが、環境が80年前と大きく異なります。
つまり、コロニーで生きていくためのノウハウは80年分溜まっているので、それほど苦労することはないのです。
言いかえれば移民初めにあったコロニーでの負担が、少なくても初期のころより少なくなっており、期待される効果は薄まっていることになります。
逆に・・・
ティターンズを生んでしまったことを考えれば、コロニーへの強制移民は「反地球主義」のレッテルと共に行われたことは想像に難くありません。
連邦政府の無能なのか、ジャミトフらの暗躍なのか、それ以外に手がなかったのか理由はわかりませんが結果として、連邦政府は復興のために、「復興政策を要求する連邦市民」を「反連邦思想主義者」と同じ扱いを行った訳です。
そりゃお調子者(ティターンズ)や反発(エゥーゴ)も生むわ(w;


話をまとめると
(1)反地球連邦思想者(テロリスト)をコロニーに追い出す。
(2)反地球連邦思想者(テロリスト)は、生きるのに必死で地球にテロを行えない。
(3)やがて、コロニー対地球という対立を生み、地球圏上の争いは過去に。
(4)一年戦争勃発。サラミスサイコー!
(5)復興政策に、テロリストを追い出したのと同じ要領でコロニーへ避難民を追い出す。
(6)スィートウォータのように復興政策は中途半端。
(7)ティターンズを生み、エゥーゴが育ち、グリプス戦役。サラミス改サイコー
(8)0100で、ジオン共和国解体。時代の区切り。サラミスガンバル
(9)ちくわしか持ってねぇ
(10)コロニー単位で独立勢力が誕生。連邦は唯一の勢力から、最大の勢力に転落。

結論。
サラミス「ちくわしかもってねぇ!」






サラミスに敵はない。  投稿者:あるくびゅーず


なぜなら出てきたら撃沈されるは、ほぼ確定だから。


サラミスの仮想敵ですが、時代によって変わってくるかと思います。

ユニコーンでは、宇宙世紀元年頃にサラミス級という名の”宇宙警備艇”が存在します。
まぁ、これはガンダム作中に出てくる私のサラミスではなく、全く異なるタイプです。
装備している兵器も、レールガンにレーザーと現代兵器にも通じた名称のものが装備されています。
さて、私のサラミスですが。

0070年代に建造が開始され、主力の一端を担っています。
仮想敵は、”ジオン公国”が最右翼だと思います。
驚異と呼べるのは、チベ級を除けば小さな戦闘艇、そしてムサイ級でしょうか。
まずチベ級戦艦(当時は戦艦に分類)の仮想敵艦はマゼランが担当しているはずです。
サラミスでは火力で太刀打ちできません。
それ以外の小さな敵をたんとするのがサラミスタイプというわけです。
マゼランタイプにとって一番恐ろしいのは、大型ミサイルを肉薄されて撃たれる事だと推測できます。
これを排除するのは、より小型で小回りの利くサラミスが担当するというわけです。
いわば、魚雷艇を駆逐するために存在した駆逐艦のようなものでしょうか。
また、ムサイ級の情報も当然漏れているハズで、連邦側に知られていることでしょう。
ものすごい昔にも書きましたが、ただ砲撃戦をやるならムサイはサラミスの敵では有りません。
当然、一方的に撃滅できると当時の連邦は考えたはずです。
もし、ムサイをサラミスで打ち破れないと考えているなら、他のクラスの艦艇を用意しているハズです。
実質、サラミス、マゼランのみが配備された所を見ると、チベ、ムサイに十分勝てると判断したと考えられます。

ま、蓋を開けてみたら一方的に撃沈されたのは、サラミスだったわけですが(ノ∀`) アチャー


>KSさん
宇宙海賊の存在についてですが、大規模なものは考えにくいと思うんです。
一年戦争後ならあり得ると思いますが、0079までは表面的だけとはいえ平和の時代でした。
その時代に、宇宙海賊をやろうと思うとかなりの装備や規模が必要です。
現在位置を知ること、標的となる獲物に出会うこと、水や食料以上に空気を維持するには、相応の科学的知識とリソースが必要です。
地球上でチマチマやってた時代は、人間は地上にいれば窒息することはありません。
海に落ちてもすぐには死にません。
獲物を見つけるには、人間の目でみつけることが可能です。
宇宙空間では、宇宙に放り出されただけで死ねます。
獲物を視認ても、親分の無線で報告した頃には遙か遠くに過ぎ去っています。
なにをするにしても何らかの機材が必要であり、これを維持するのことは人間個人では不可能です。
そんなことは地球連邦側も知っているでしょうから、そう言った機材関連の監視は相当厳しいと思われます。
それをかいくぐったとしても、それを維持できる人材や資材は簡単には集まりません。

あと、宇宙世紀0080以降もジオン残党による海賊はあったでしょうが、それほど高い頻度ではなかったと思います。
根拠としては、Zガンダムに出てきたブライトが艇長を務めるテンプテーションです。
これ、比較的長距離を移動するシャトルですが単独で航行し、なおかつ武装を持っていません。
つまり、襲われる可能性は、ほとんどないと考えられます。

ただ、こういうアンダーグラウンドな連中は、いつの時代もいつの世界にも存在するものです。
宇宙海賊が居てもおかしくはありませんが、それほど脅威と呼べるものではないのではないかと。







サラミスって  投稿者:HN


UC元年からサラミスの名前の戦闘艦がありますよね?
UC元年から百何十年とその名前を使った艦が作られていますが、それってコロニーに強制的に送られた人たちを宇宙で監視や威嚇するのにサラミスはかなり役立っていたってことですね。
戦力を持たなかったスペースノイドはサラミスに対抗できずにおびえていたと。
サラミスに対して恐ろしい異名があったに違いない。

まぁ一年戦争が始まるまでの話だけど







宇宙海賊 おまけ   投稿者:あるくびゅーず


相応のリソースをもった宇宙海賊ですが、ひとつだけ大きな可能性がありました。

それは、連邦軍の”裏切り者”です。
作品は異なりますが、ハーロックのように艦長がカリスマから部下を掌握し、
艦艇丸ごと一隻奪い取ればありえます。
しょせん、人間が動かしていることには変わりはありません。

つまり、アルカディア号はサラ(ちょどーん)







宇宙海賊  投稿者:龍崎海


>KSさん
コロニーは完結していても、地球はそうはいかないんじゃないでしょうか?
となればコロニーから色々ものが輸送されるでしょうから、それを狙う人たちが出てくるというのはあり得るのではないでしょうか?
武装はコロニーには対デブリとしてのそれに応じた武装があるでしょうから、武器がまったくないということもないでしょうし。
拠点としては宇宙空間が発達しているのですから、地球一周用の豪華客船のようなコロニー一周用の大型宇宙客船みたいなのを使用するとかあるかもしれませんし。







『火星は孤独な黄昏の騎士』??  投稿者:あぷとまっと


紛らわしいですが「火星からの反逆&侵略への防衛戦争」がテーマのAGEでなく、戦艦の話になります。
(ちなみに題名の元になった作品についてはwikiレベルの知識のみですが… )

それはともかく、AGEでなくUC(1stガンダム)世界の話ですが、
火星開拓がどういう過程まで進み、けっきょく話題にのぼらなくなるまで衰退したのかが気になっております。
木星までヘリウム3を取りに行く船団が投入されるほどまで技術が進んだ宇宙世紀である以上、 地球<>火星<>木星というような経済システムが考えられてしかるべきですし、そうであれば 火星には月のフォン=ブラウン市くらいの規模を持つ都市が1、2個あってもおかしくないですよね?
そういった存在が一切ないのは不思議ではあります。

というのも、一年戦争までの『戦艦』重視主義は、
「地球連邦は軍事構想の根幹に、“惑星間戦争まで視野に含めた長距離”を置いてたのではないか?」
と考えれば辻褄が合うのではないのかとふと思いついたからなんですよ。

レーダーの有効な遠距離戦争では、遠距離から敵を捉え、近づけさせない重装備を持つほど有利ではないでしょうか?
マゼランなどのような重装備主体の戦艦を中核として、補給物資を抱えた(でも戦闘艦として戦える)艦を輜重隊代わりにして随伴させる形の艦隊配備を計画し、ある程度まで進めていたような気がいたします。
そして、それらの宇宙艦隊の仮想敵は「起こりうる火星の反乱」が主だったのかもしれないのです。

その間接的な証拠は、サラミスのように思えます 。
(あるくびゅーず様、論法の流用もうしわけございません)
『Z』のサラミス改は、基本的な設計をやり直すことなく、MS母艦として改造され、実戦的に安定して運営されました。
それは裏を返せばMSの運用に必要な
・まとまった収容スペース
・大型物体を出し入れし、そのまま収容スペースまで導ける伝達系
以上を設計段階でサラミス級宇宙巡洋艦は有していたことにならないでしょうか?
重武装艦に随伴するような任務につくことも考慮されて設計され、比較的短距離での戦闘が主になって、重武装や防御力上昇が図られたのかもしれないのです。

で、コロニー群が人類の主生活圏となり、火星とかの惑星に赴いてまで“長征”を行うことがなくなり、変更を迫られても
戦艦を納品する企業と軍の高官が、利権の“旨み”がなくなるのを嫌い、なんのかのと屁理屈をつけて惰性のままに計画を進め、結局は宇宙戦闘機とかはさほど発展できなかったのではないでしょうか?










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