ジオンの残業
〜ジオン残党の生活とか〜




2012年5月にジオン残党の話がありました。




火葬戦記  投稿者:ガンガル


あんまり描かれることはありませんが、地表に降りて戦ったジオン兵のほとんどは歩兵や砲兵や後方支援だったはずで、彼らがどこをどう歩いて何を食べてどうやって戦ったのか、それはそれでものっそい見てみたい気もします。
で、そういうのを補完するのがファンであり同人でもあるわけで、みんながみんなロボットプロレスをやらんとあかんということでもないわけなんですが、バンダイ様がそれとは540度は違う方向を向いている以上は、あえてガンダムでそれをやろうという人もなかなかいないんですよね。一週30分間の商品の連呼とそれに付き従う信者たち、っていうのが商業的には成功する図式なんでしょうが、ファンは何も律儀にずっとそうしていなければならない、ってものでもないとは思います。

で、個人的には別にMSとか出てこなくていいから、ジオンがどうやって補給して崩壊していったのか映像化したのを観たいです。主人公が輜重兵で足りないご飯をどう遣り繰りしたとか、MSの肘間接に使うサーボモータがしょっちゅう磨耗して困り果てる整備兵とか絶対にそういうのあるはずなんですが、ネタとしてはかなりおいしそうなのにもう一つこう、パッとしたものがないという。







ジオンの協力者  投稿者:自律神経衰弱男


>ガンガルさん
ガンダムUCでは、大自然に座礁したグレイフォックスの上で、ジオン残党の妻子と思われる人々がMSを見送っています。またガーベイなんかの宗教的な組織など、アースノイドでありながら、反地球連邦の思想を持った組織もいたのでないか?とおもいます。その人々が、ジオンをかくまい、お世話して、時には家庭を設けたり・・・なんてこともあったものと思います。
MSもそうですが、軍隊を維持する以上は兵士を食べさせ、兵器を十分に整備するだけのお金が必要です。UCではジュアッグが頑張っていたり、イフリートの改が存在したことから、すくなくともMSを保有でき、なおかつ改良できるまでには、後ろ盾には恵まれていたんじゃないでしょうか?
多分食事も、ちゃぶ台に子供たちと嫁さんとで「おお今日はメザシかぁ〜」とか「ハンバーグが喰いたい」とかのセリフが流れる、どっこにでもありそうな食事風景だったのではと、個人的にはそう思います。そう思うと、十数年かけて積み重ねてきた平凡な家庭より、一時の戦いを選んだジオン残党の、男の身勝手みたいなものが見え隠れするようで切ないです。多分、陰で奥さん泣いてたりして。その隣でたたずむ子供が母親の涙を理解するようになるのは、もうちょっと先のお話…とか。







異境で生きる  投稿者:KS


私見ですが『UC』あたりのジオン残党の描写には腑に落ちないものがあります。

ジオン人にとって、地球は全く不慣れな環境です。何しろハモンさんは雷を知らない。
『0083』あたりから「理想に陶酔する時代錯誤気味のジオンざむらい」ばっかりのイメージがありますけど、虫のいない清潔な故国に帰りたい一心でワッパでガンダムにかかっていった「普通の若者」の方が多数派でしょう。
で、彼らが踏み入った地球は暑い寒いじめじめする乾燥する、予定にない雨が降り、雪が降り、管理されていない動物も植物もその辺にうじゃうじゃしています。
例えば地球で現地調達した食料にしても、若いジオン人にとっては違和感どころか不快感を催す代物という事だってあるでしょう。さっきまで生きてた牛とか、野生の樹木からもぎ取った果実とか、水耕栽培でない穀物や野菜とか。
逆にそういうものを食べて生き、雨風に慣れ、環境に順応していくという事はその個人が「地球化」されるという事でもあります。
「地球に馴染み、人工的でない世界で生きていける自分」を受け入れれば、ジオン人=スペースノイドとしてのアイデンティティは揺らいでいくのが自然でしょう。あの世界では(少なくとも現代と比較して)言語や宗教による民族的アイデンティティが強固ではないと思われますし。「ジオン訛り」はあっても「ジオン語」はないようですしね。
ジオニズム思想にしても、本人が地球でずっと生活している状態ではさほど強い拠り所にはなりづらいでしょう。
地球に慣れちゃって「別に俺、ここで生きていってもいいんじゃないの」と感じる奴もいるでしょう。逆にいつまでも馴染めず「こんな住みにくいところを『制圧』して何になるんだよ」と感じる奴もいるでしょう。

そう考えると「地球に潜むジオン残党」が強固なモチベーションを維持し続けているのは奇妙といえば奇妙です。
一年戦争で降下し、取り残された本人ならまだしも地球で生まれ育った残党二世に「我々は優秀なスペースノイドなのだ」と思想教育するのはかなり無理がありますし、コロニー落としという所行があった事を考えれば地球に存在する「反連峰勢力」が「ジオンの味方」になるのもかなり難しそうです。思想信条の違いだけでなく、地球人の恨みを買っている訳ですしね。






ジオン残党の執念は異常  投稿者:七味


> KSさん
> 私見ですが『UC』あたりのジオン残党の描写には腑に落ちないものがあります。

かなり同意です。
個人や、少人数単位で抵抗活動する元ジオン兵は居たでしょうが、『UC』のような壮大な一斉蜂起は無茶だろうと思います。
特に0088のハマーン戦役で痛い目に遭ってますから、0090年代には連邦軍の地上部隊の残党狩りは、それまでより活発になっていても不思議ではありません。
親ジオン的な思想を持つ者や不法居住者に対する手段を問わない摘発は『Zガンダム』や『逆襲のシャア』でも描かれていましたから、合法地球市民(=特権階級)が枕を高くして寝られる為なら、連邦軍は何でもするだろうと思うんですがね…。

加えて地球に駐留する連邦軍はグリプス〜ハマーン戦役以来戦乱といった戦乱にないので、全体的に練度が低い事はあるでしょうが、しかし一年戦争時のMS程度に簡単に負けるか?
デラーズフリートの話でも書きましたが、潜伏しつつ訓練を継続して練度を保つというのはかなり難しい事です。
歩兵の射撃訓練くらいならともかくMSは大型機械ですから、下手に動かすと連邦軍の残党狩りの標的にされるリスクを負います。
平時はミノフスキー粒子濃度も非常に薄い筈ですから、アイザックやディッシュのようなレーダー索敵に強い偵察機で容易に発見されてしまうかもしれません。
単にMSを隠匿してアースノイドに溶け込んで生活するだけなら可能でしょうけれど、MSを稼働状態にしつついざ戦闘になれば腕が鈍っていてもいけないんですから、本当にどうやって潜伏していたんでしょうね。

また、KSさんの理由とは別に思想的に解せない事があります。
一年戦争後に地球に潜伏していたジオン兵が大規模に蜂起したのは0083の星の屑の時とZZでのハマーンの時です。
0083の指導者は「ギレン派」でしたが、ハマーンは表向きザビ家(ギレン派であろうグレミーと対立したので、ドズル派ないしキシリア派)によるジオンの復活を掲げていました。
そのどちらにも同調せずに潜伏し続けていた勢力は、つまり「ダイクン派」だったのではないかと考えます。
一年戦争の時、サイド3の政治的地盤を強固にするため、ザビ家ではなくジオン・ダイクンと繋がりがあった軍人が、地球降下作戦という中で「政治的に宇宙から放逐」されたとしてもおかしくありません。
だからこそ、フロンタルが「シャア(=ダイクンの実子)を演じる」事でようやく同調して蜂起した勢力があったとすれば辻褄が合うのですが、そうするとお前らなんで3年前にだんまりを決め込んでいたんだとなるでしょう。

ジオン復興ないし反連邦であれば何でも良いなら、デラーズやハマーンに同調した勢力はもっと大きかったろうに、デラーズにもハマーンにもシャアにも靡かずに潜伏して、今更かよ!? という感じはします。
「ザビやダイクンといったジオン色の無い反連邦」を目指していたというなら解らないでもないですが、実際は「我々はジオンである!」という感じ纏まってる風ですし、ますます訳が分からなくなります。







無題  投稿者:鐸碑


UCは時間がそれなりに経っているとはいっても、UC0096年で1年戦争終戦から16年しか経過していません。
戦後生まれの若者がそろそろ1人前になるころではありますが、まだまだ1年戦争当時の若年兵は現役の時代です。

二世三世と代を重ねていれば、思想や文化なんて本来の土地、文化から隔絶させられていれば薄れているでしょうが、まだ当事者現役の時代なので不自然とは思えません。

しかも、ジオン残党に対して地球連邦が懐柔政策をとっていたのであれば、懐柔されてジオンを捨てた者が大多数ともなるでしょうが。
ティターンズが成立し、ジオン残党狩りが行われてたりと弾圧的な政策がとられて来ていましたから。
一年戦争時の現役兵士及びに戦争直後からグリプス戦役当時に幼少期を過ごした戦前生まれの若者等にとっては、連邦政府は自分や家族を弾圧し苦しめた元凶と認識しているでしょう。
しかも、ジオンが敗れたことが苦境の原因ともなれば、ジオンが再興すれば救われるという思いを抱いても不思議は有りません。

F91のクロスボーンバンガード時代はあまり描写が有りませんが、Vのザンスカール戦争時代にはすっかりジオンという言葉も出て来ませんし。世代が2世代、3世代と重ねられるうちには、旧ジオン残党というものは(特に地球において)消滅してしまったのでしょう。
ですが、UCの時代はまだ一年戦争当時のパイロットは現役です。世代交代したとしても、一年戦争時に物心ついており、ジオンの思想に触れ、ジオンの理想に憧れを感じ、ジオン敗北後の苦労を理解してる戦前生まれ世代が親の残した物を継いだ等でしょう。
第1次ネオジオン抗争(ハマーンの乱・ZZ)の時に地球に降りて取り残された将兵も少なくないでしょうし。(彼らにとってはまだ8年)

完全に地球で生まれ育った世代に移るのはもう5年から10年は必要です。
そういうジオン軍人の生き残りが健在であった時代だからこそ、ジオン残党蜂起という現象が起こせたんではないでしょうか?
世代交代の波的におそらく、UCの0096年というのが最後の時期でしょう。
それゆえに0100年にはジオン共和国が自治権放棄と言うこともするのでしょう。
1年戦争時代の人間は現場から去り、新しい時代の人間にとってはジオンという名は不要になったから捨てられる。
その消える前の最後の炎が、UCでの蜂起だったのでしょう。







連邦の目は節穴か?  投稿者:自律神経衰弱男


とりあえず、ジオン残党の活動資金はなんだったのかはともかくとして、じゃあなぜ連邦もそんな余力のあった残党を野放しにしていたのでしょうか?

おそらく、マンハンティングみたいな摘発は、ローカルで活動はしていても、そう手広く展開することはできないんじゃないでしょうか?あまり権力を持たせすぎると、ティターンズのような、過激な組織になってしまうのではないか。特に0096年はまだティターンズへの反発も強く、その暴挙も記憶に新しいものと思います。ガイア・ギアでは実際にマハというティターンズっぽい組織に成長していましたので、「確かにジオンは怖いけど、あんまり摘発組にいい暮らしをさせて、ティターンズの再来に繋がったらそっちの方が怖い」という判断だったのでは。ロンド・ベルもアムロの「ガンダム寄越せ」という申請に連邦上層部は渋り続け、仕方なくアナハイムが独自に開発していたνガンダムを引っ張り出したらしいですので、ニュータイプがいたとはいえ「一部隊に戦力を持たせすぎると、ティターンズの再来につながる」という危惧は相当なものだったと思われます。

そのため、どうしても目をこぼしてしまう場所が多々あったのでは。居を構えていたのもほとんどが辺境ですし、誰もが「あの辺境にはなにもない」と判断したのでしょうね。また三度のコロニー落としを経てシャアのアクシズ落としからこっち、地球の生産力もガタがきていて、あまり人が住めるような環境になく、そのこともあり人手不足だったこともあると思います。







現地調達  投稿者:龍崎海


>KSさん
>例えば地球で現地調達した食料にしても、
そうでしょうか?
現代の人だって生きている牛や豚を直接見て触るって人は一般では多くないはずですし。逆に教育課程に組み込んでいる可能性も。
また、SEEDの農業プラントみたいに、そういう専用のコロニーとかもあったのではないでしょうか?
そうなると、修学旅行とかみたいのでそういう所に見学するというのは十分あり得ないでしょうか?







主人公の影で  投稿者:星羅


>連邦の目は節穴か?
個人的には節穴というよりは見て見ぬ振りが多かったのではないでしょうか?
ちょっと後の話になりますけどF91の時クロスボーンバンガードが明確な侵略行為をしているにも関わらず連邦軍の対応は緩慢を通り越して責任放棄の領域のレベルです。
ではどうしてそうなったのかこれはアムロをはじめとする主人公の活躍の影響ではないでしょうか?
今までの戦乱は全てエゥーゴが主導的な役割を果たしており、それはほぼ単艦でしかも一握りのエースが果たしている功績です。ニュータイプが連邦軍全体で認知されているかはわかりませんが、少なくても「ファンネルを使ったり、超人的なカンで一機で多くの敵と一度に闘うことはできる」位の認知はあると思います。

自律神経弱男さんの言うとおり上層部はニュータイプは危険だし、ティターンズの再来になってほしくないけどいざという時は強いモビルスーツと最新鋭の戦艦を与えとけば、何とかしてくれるという空気が蔓延していたのではないでしょうか?
そしてその空気が上層部からから現場の上役に伝わり、現場では何かすると余計なことはするなと上司に怒られるので自然と見て見ぬ方式になったのではないでしょうか?

でもこういう方式じゃないと主人公が活躍できないジレンマがあるんですよねぇ…。






異境で生きていく  投稿者:KS


世代という話では確かに鐸碑さんのご指摘通り、入れ替わるほどではないですね。ただやっぱり「自分の生まれ育ったのとは全く異なる環境で10年以上も生活し、現地の人間に紛れ、場合によっては家族になる」という状況での意識の変化というのは無視できないと思うのですよ。

宇宙世紀コロニー社会における一般的な食生活(および廃棄物のリサイクルや人体の葬送など)についてはそれこそ「描写されない余白」の部分なので、市民がどれだけ製造・加工過程を認識しているのかは分かりません。龍崎海さんが仰る通り社会見学として義務化されているのかも知れませんし、逆に嫌悪感を抱かないように極力隠されているのかも。
ただやっぱり「虫のいない清潔なジオン」というセリフにあの場にいた皆が共感した事を考慮すると地球の「管理されていない不衛生さ」はジオン人にとって不快なものでしょう。
不快だった地球に順応する過程でのアイデンティティの揺らぎ、意識の変化は大きいはずです。

多分ジオン人にとって暮らしやすいのは辺境のジャングルや砂漠よりはコロニーに近い「大都市部」のはず。住民の流動性も高く、戦後の混乱もあったので戦死者や行方不明者の身元を利用して紛れ住むのも比較的容易だったはずです(それこそシャアがクワトロになったように)。
ところが都市ではさすがにMSを隠しておくのは無理です。
いざという時に使うためのMSを保持するためには辺境の方が有利なのですけど、今度は「ジオン人には住みづらい」「せっかくのMSを維持・補修するための施設や資材には不自由」「元々の住民のまとまりが高く、よそ者(しかもコロニー落としした連中)が受け入れてもらえるか」という難題があります。しかも地球に不慣れなジオン人は地元の人たちと馴染み、協力してもらわなければ生活はおろか生存すら難しいでしょうしね。
南米日系人社会の「勝ち組」のように特定の価値観を持った人たちだけが、半ば閉鎖されたコミュニティで生活しているのなら意思統一も比較的容易でしょうけど、地元の人と融和するとなるとどうなんでしょうね。それこそ「ねえあんた。そろそろジオン再興なんて夢みたいな話は忘れて、漁に精出しておくれよ。あのザクだって売っちまえば船を新しくするくらいのお金にはなるんだろ?」なんて会話があちこちで……。
(地元の人々が元々コロニーを落とされても構わないくらいの親ジオン・反連邦。なおかつ都市部にも大量の同志ジオン人が潜伏していて、彼らは実戦部隊ではないが都会で得た資金や資材を密かに辺境に送ってる……という可能性はあり得ますが、それだと「連邦の諜報・治安組織どんだけザルなんだよ」という事になります。いくらティターンズの再来を警戒しているにしても)

で、七味さんご指摘の「何故シャアの反乱の際に彼らは蜂起しなかったのか」という点については「蚊帳の外に置かれていた」か「後事のために待機が厳命されていた」か「シャアの方針に反対していた」かのいずれかでしょうね。
あの時のシャアは、表面的には「連邦と妥協し、一定の権利を獲得して矛を収める」で真意は「アクシズを落として地球全土を核の冬で包む」です。
建前しか知らなければ「自分たちの長年の苦労を無視して、安易に和解した」と思うか、「和解成立後にようやく懐かしの宇宙に帰れる」と思うか。本心まで知っていれば「地球にいる俺たちは見殺し?」と考えるかも。逆に「核の冬になっても即座に地球が死の星になる訳ではない。作戦成功後に残存抵抗勢力を駆逐すべし」という密命を受けていたという可能性もあります。
まあアクシズ落としは失敗の許されない奇策なので、画面に映った「側近の実行部隊」以外には内緒にしていたでしょうね。下手な事をして地球のジオンゲリラが妙な動きを見せたら連邦に警戒される恐れもあるでしょうし、コンタクトせずに放置されていたため少なくとも目立った活動はしなかったと。






ジオン村の子になっちゃいなさい!  投稿者:KS


自分の書き込みを読み返して、ひとつの可能性に思い当たりました。

『UC』の画面に映った「辺境のジオン残党」は結構な規模で複数のMSをまとめて保有していました。
あれはひょっとして「ジオン残党集団によって作られた隠れ里」なのでは?
「一部隊まるごとのジオン残党」が「少数の地元協力者」の支援を受けつつ、全く新たに拓いたか、連邦の移民政策や戦災のせいで放棄された農村や漁村の跡に入植した、ほぼ自給自足のジオン村。
地元民に溶け込んだのではなく、無人の廃村だった場所でほぼジオン人だけが生活しているという訳ですね。

問題はそんな代物がどうして発見されないのかという事ですけど、まあやっぱり連邦の治安機関がザルなんでしょう。
しばしば「地球に住んでいるのはエリート」と言われますが、これも前にも指摘した通り彼らが地球で生活するためには大量の農民漁民その他生産者や加工流通業者が必要になります。しかしそんな人たちがエリート扱いされているとも考えにくい。
となると、地球のお偉いさんにしても宇宙市民にしても「地球在住の労働者」というのは基本的に視界に入っていないのでしょう。その盲点をついて複数のジオン村が存在しているとか。

まあそれにしても開拓の過程で地球に順応した者が敗北主義者として粛正されるとか、そういう話はあったでしょうね。それによってますます思想が硬直すると。







地球内部の反連邦組織と日本人  投稿者:自律神経衰弱男


もともと地球連邦は、それまでの国家の枠組みを超えて、軍隊や政治体制を統合しようって具合で設立されたみたいですから、当然反発はあったんじゃないかと思うのです。キリストやイスラムの、権力を持った宗教団体や、ユダヤ人コミュニティなんかはものすごく反発しそうです。彼ら反連邦思想にとっては、「我々の文化を破壊し、自分たちの文化を押し付けるとんでもないやつ」に見えたのかもしれません。実際、各コロニーでは人種がバラバラながらも「どのコロニー出身か」で評価され、すべて地球からはスペースノイドとひとくくりに差別されています。そして宇宙で移民されたり、地球の都会で生活する人々はおおむね、先進国と同じような生活をおくり、かつ同じ人種や民族でコミュニティを形成するということが見られななくなっています。マンハッタンでユダヤ人が集まって、ベーグル食っているような光景は、宇宙世紀にはほとんど絶滅傾向にあると思います。かろうじて、(小説版のお話ですが)ガーベイのようなイスラム文化を維持しているお金持ちがネオジオンの支援でシャンブロこしらえたりする程度でしょうか。そしてそういった反地球連邦の人々が、お金を出してあげたり土地を貸してあげたり娘を嫁に出したりしてジオンをかくまっていたのかもです。

連邦の活動で地球圏は一つに統合されましたが、見方を変えれば地球規模の「同化政策」でもあります。連邦側の人々がナニを想って全国制覇していったのかはわかりませんが、後の子孫たちが辺境のジオン残党に目がいかないことを考えると、「宗教や人種といった紛争の火種から、人類を開放するんだぁ」てな気合で、各地を統合していったものと思います。自分たちはよい行いをしているものと思っているから、地方の辺境の人々がジオンをかくまっていても、そのことにいまいち気付かないのでは。

てなわけで、私は辺境のジオンは支援者が「いた」と考える派です。

…話は変わりますが、地球連邦の走りって、『日本人』なんじゃないか???と思います。宗教の教えに頓着しない考えをもち(Zでのカイのセリフから、バチカンにまでは手をつけてないと思いますが…)、同じ人種や民族でコミュニティを造っていない宇宙世紀の人々を見ると、「イスラムもキリストもユダヤも元は同じ神様を崇拝しとるんやろ?どれも似たようなもんやん」「アメリカ人もヨーロッパ人も何人もたいして変わらん」と根底から思っている日本人くらいでなければ、あの世界はつくれまいと思います。もしアメリカやヨーロッパの発端のグローバル文化なら、人種・宗教・民族で区分けして住ませ、その上に連邦政府が管轄している、という社会構造になるはず。一年戦争でもシン・マツナガやミライ・ヤシマ、アムロ・レイなど、スペースノイドにおいて先進国のはずの日本出身の良家が活躍していることから、宇宙移民に対しても日本だけは進んでお金持ちから宇宙に飛び出し、各サイドのやんごとなき家柄として、スペースノイドの発展に貢献したかもしれませんね。もっとも、そのおかげで日本では「貧しかったり地方の人間ほど地球にとどまっている」という逆行現象により、他の地域よりもいち早く日本は国家としての枠組みが崩壊したかもしれません。宇宙世紀で日本の描写が全くと言っていいほどない原因かもです。







反地球連邦  投稿者:鐸碑


ガンダム(宇宙世紀)の世界って、意外と地球は一枚岩という感じではなくて
地球上でも、かなりの反地球連邦思想の住人とか多かったんじゃないでしょうか?
地球連邦の中心を担ったような先進国等は、恩恵も大きいので地球連邦賛成というか推進派だったんでしょうが。
アフリカの少数部族だとか南太平洋の島の少数民族とか大きな政治の枠組みなんてどうでも良いよっていう暮らしをしていた人々にしてみたら。
個々の暮らしの独自性を否定して、画一的な政治体制を押し付けてくる地球連邦というものに多大な反感を持っていたんじゃないでしょうか?

で、コロニー落しで多数の死者がという話はありますが、ジオンが実行者だったのは事実としても。ジオンと地球連邦が戦争をした結果生じた被害であり、ジオンの独立を1週間戦争の敗退でも認めずに戦争継続を叫んだ結果が、コロニー落しなわけですから。

反地球連邦思想の地球在住者にしてみたら、ジオンの独立を認めないで戦争を継続した挙句、ジオンの攻撃を防ぐこともできない地球連邦の方がより悪い(思想としてジオンと自分を縛る者で、政治的に下手を打ち戦争に発展させ、軍事的に敵の作戦を止められない)存在ってことになるんじゃないでしょうか?

そういうもともと反連邦的な地球在住者からみれば、まとまって連邦に対抗できない自分たちの代わりに連邦を叩いて、自主独立を勝ち取る(そして自分たちもそのお零れにあずかれるかもしれない)ジオン軍は解放軍として受け入れられていたのかもしれません。(直接的なコロニー落しの被害者はそうはいかないでしょうが)

で、そういう地球在住の反連邦思想の辺境在住者(連邦の中枢からは遠い人々でしょう)にジオン残党が匿われていたとすれば、ジオン残党はジオンの暮らしは忘れられたとしても、反連邦の闘士としていざという時には立ってくれという周囲の期待を背負いながら生きることになるんじゃないでしょうか?

そう考えると、ジオン残党がいまだに反地球連邦の闘士としていざ鎌倉という時には立つ準備をしていたというのも無理はないんじゃないでしょうか?
つまり、ジオン残党の周囲の人も元々反地球連邦思想の持ち主で、その人々から反地球連邦の闘士であることを期待されていた。と。

連邦軍側も、組織だった抵抗活動を阻止するのが精いっぱいで、潜伏してるだけのジオン残党を炙りだすだけの余力はなかったんでしょう。
市民の通報とかあれば出動はするんでしょうが、市民ぐるみで隠蔽されていると、その内偵を進めて証拠を上げて検挙というような行動はできなかったんでしょう。
ティターンズが大手を振っていた頃には、目につきやすい勢力の検挙というのは、ポイント稼ぎと大義名分確保の為にやっていたんでしょうが。
それも瓦解してからは、実際のテロ行為が有った場合や、市民の通報があった時でもないと調査自体してなかったのではないでしょうか?







ジオン軍残党と連邦の腐敗  投稿者:D.N


>KSさん
>私見ですが『UC』あたりのジオン残党の描写には腑に落ちないものがあります。
>あの世界では(少なくとも現代と比較して)言語や宗教による民族的アイデンティティが強固ではないと思われますし。

実は意外とそうでもなかったりします。
シャンブロを操るマハティさんは強固なイスラム原理主義者ですし、ZZでも民族アイデンテティから連邦に反抗するものもいました。
またコロニーという閉鎖社会では、民族的アイデンテティは強固になることもあります。
ZZの「ムーン・ムーン」とか。

ちなみに小説のほうに出てきた「ジオン軍残党」は正確には「アクシズ軍残党」でした。
一年戦争のころから潜伏してアクシズに合流したけど、アクシズがつぶれて行き場を失った連中と。
アクシズとして地球に降下したけど、母体がつぶれて取り残された連中の集まりです。
宇宙に上がり損ねたんでしょう。

ジオン以外にも地球連邦の支配を嫌う人間や組織は多いのです。
まああれだけでかい国が一枚岩だったらそのほうが異常事態といっていいでしょう
そして連邦に反抗する組織が武力が欲しくなったときに目をつけるのは「戦闘経験があり、連邦に反感をもっている武装集団」、つまりジオン軍残党です。
中には自前で兵器をもってる便利な連中もいますし。
……それに自前で武装するより、そいつらを雇ったほうが安全ですし。

小説のほうのUCに出てきたジオン軍残党はそれまで反地球連邦組織の雇われテロリストとして糊口を凌いできたといっておりました。
まあそんなもんです。
まあその反連邦組織のスポンサーがアナハイムとアナハイム子飼いの議員なんですが。
雇われテロリストといっても地球連邦の予算審議に併せて限定テロを起こして連邦軍の予算獲得に協力するという。
地球連邦軍の予算を減らされると色々とこまるのです。
まあそれでも時々実績を上げないといけないので、廃棄寸前のMSを放棄して点数稼ぎに使うという。

……なんで、地球連邦軍はジオン軍残党をあえて放置している状態なのです。







連邦=複数の国家からなる国  投稿者:七味


0090年代の連邦軍には、
「ジオン残党は様々な場所に潜んでいるが、かといって連邦軍の防衛力を"広く厚く"するのは無理だ。基本的には"広く薄く"の防衛力を整備した上で機動力のある火消し部隊に鎮火してもらうしか無い。しかし、ティターンズの反省からロンドベルに過度な戦力や発言力は持たせられない」
というジレンマもあったでしょう。

その為に、ジオン残党狩りが思ったように捗らないのは事実だと考えます。
司令は変わっていませんがアムロが健在だった『逆襲のシャア』では、各地のコロニーへの立ち入り調査にコロニー住民が非協力的で、その為にシャアの好き勝手を許してしまった。
という話でアムロとブライトが頭を抱えるシーンがあります。
これが調子に乗ってた頃のティターンズだったら「非協力的=親ジオン=弾圧しても良い」という図式で毒ガス使ってたかもしれない事態ですが、ロンドベルにそういう権限がないのは確実です。
アデナウアー・パラヤが司令のブライトに「地球圏の危機だと思ったら動け。それが君たちの仕事だ」と言ってますが、与えられている戦力や権限から察するに「事が起こってから鎮静化させるのがロンドベル」で、未然に防ぐ為に動く権限は無いか非常に制限されているようです。
在地防衛部隊(張り付け部隊)から独立した遊撃部隊として、規模に比して強力な戦力は確かにあるが、それを使うには「使うに足る理由づけ」が必要なのでしょう。

ロンドベルは現地の防衛部隊が初期消火に失敗して大火事になってから駆け付ける精鋭消防隊である反面、初期消火活動に参加する権限は限られている。
ティターンズが「これは初期消火だから!」という理屈で普通に焼き芋を楽しんでた人を逮捕したり、花火を禁止したりするのと同様の行いをして顰蹙を買ったから、「初期消火活動禁止。大火事になって誰の目にも手に負えないと判断されたら消防車出てって良いよ」というようになったのでしょう。
そして、そういう方針が「連邦軍は毎回初期消火に失敗して大火事なってから漸く動く無能集団」という一般理解に繋がり、F91以降の「怠惰な連邦軍」に繋がるのではないでしょうか?

また、連邦内の「ティターンズ怖い。二度とああいうのは御免だ」という感情を上手く利用して独自の軍隊を仕立てたのがブッホ財閥(クロスボーン・バンガード)とか。
そういう後手後手の行政態度が続く事で、地球連邦の権威も権力も徐々に失墜し、コロニー戦国時代には「連邦の顔色を窺う」事すら無く、コロニーサイドが好き勝手に動いても連邦政府が咎める事すらできない状況になってしまったと考えます。
「連邦軍が予算を獲得する為には敵対組織が必要で、その為にジオンの残党を生かさず殺さず、適度に暴れさせる」というのは一見すると防衛族にとって美味しそうな暗躍ですが、一歩間違うと「こんだけ予算をやってるのに何でジオンの残党がまだ居るんだよ、無能共!」と、猛烈に批難されなかねない諸刃の剣ではないでしょうか。


> 自律神経弱男さん
> …話は変わりますが、地球連邦の走りって、『日本人』なんじゃないか???と思います。

「民俗は違ってもホモ・サピエンスである事には変わりないんだから、人類皆兄弟で協力し合えるはず」と割と本気で考えられる、良く言えば性善説的で悪く言えば頭お花畑的な人類観の下に描かれる作品を特に違和感なく受け入れられるという意味では、製作者も視聴者も「日本人」だと思います。
日本人の描く「連邦国家」は、連邦諸国がとても均質化された全体主義的なものが多いように思います。
日本の『銀河英雄伝説』で、そういう全体主義的で貴族的な銀河帝国に反発する勢力として描かれている自由惑星同盟すら、同盟内諸惑星は均質的で全体主義的です。
米国の『スターウォーズ』では、帝国領内にも反帝国にも様々な文化を持った惑星があり、外見的にも様々な人種が協力したり敵対したりします。

古代、中世から異文化や異民族の流入が多かった欧米人(辺境の欧州だけでなくユーラシア大陸全般の人)と、そういう流入が限られていた日本人の、人間観が同じという方がむしろ不思議かと思います。
「アニメから見る比較文化論」みたいな話になってしましましたが、徳川幕府による全体主義的な統治下で250年だいたい平和だった(同時代の欧米の疫病や戦乱の頻発と比べると平和すぎる)日本人としては、「ユートピアとは適度に全体主義的で均質的な思想の下にある」という考えが、無意識的にもあるのかもしれません。







宇宙世紀の何でも屋  投稿者:七味


> 一歩間違うと「こんだけ予算をやってるのに何でジオンの残党がまだ居るんだよ、無能共!」と、猛烈に批難されなかねない諸刃の剣ではないでしょうか。

自分の発言への補足ですが、あの戦争大好きのアメリカでさえ「こんだけ予算やってハイテク兵器もじゃんじゃか投入してるのに何でテロリスト根絶できないんだよ、無能共!」という批判に晒されてます。
逆に、そういう圧倒的な米軍のハイテク兵器は、戦闘機や戦車といった大物を正面から相手にする場合はとても強いのですが、AKやRPGを担いで一般人に紛れつつ奇襲してくる相手には真価を発揮しづらい。

ゲリラ戦で重要な三原則は「聖域(安全地帯)の確保」「外部(第三者)からの支援」「民衆からの支持」と言われます。
ベトナム戦争で圧倒的な航空戦力を持っていたアメリカが負けたのは、この3つの全てを北ベトナムが持っていたから。
現在も続く中東方面の情勢不安が収まらないのも、ほぼ同様の理由です。
この三原則にあるものを確保し続ける限り、ゲリラ側は勝てなくても負けない戦いを続けられます。

ジオン残党勢力が16年前ないし8年前から潜伏するにも、「聖域の確保」「外部からの支援」「民衆からの支持」は必要でしょう。
「聖域」と「民衆からの支持」は辺境の村などで得られたのだと思いますが「外部からの支援」は? それが無ければMSを戦闘可能状態で維持する事は不可能です。
この「部外者」が連邦内部の防衛族やアナハイム等の「死の商人一派」だとすると、結局全部、連邦軍を有り難がらせる為の自作自演という事になってしまう。
ハマーンもシャアもフロンタルも、連邦政府すらアナハイムの掌の上で踊っていたに過ぎないのだ! という「陰謀論」みたいな話になってしまって、「なんでもミノフスキー粒子で解決」ならぬ「なんでもアナハイムの暗躍で解決」に向かうような話は、個人的に"面白くない"から別アプローチしたい感じです。







作品の内と外  投稿者:KS


以前にこの掲示板で出た「省エネ話」でも作られた年代と作品内部の設定への影響という話がありましたけど、第一作が製作された79年はまだ東西冷戦真っ盛り、『Z』の85年がレーガン−ゴルバチョフ時代でようやく緩和傾向が進んだとは言え、まだ米ソ対立のさなか。
ブロック化が世界の趨勢で、その流れを踏まえつつ冷戦を終結させ、第三次大戦の悪夢を終わらせる「統一された世界政府」「人類という文化・文明」というのが理想というか、基本的に「善い事」と見なされていた時代なんですよね。チトーによるユーゴスラビアでの民族融和政策の成功は高く評価されていましたし。
もうちょっと前の70年代前半だと「共産主義による世界革命=人類をひとつの理想に統合」という思想も元気でしたし、そこまでラディカルでなくともベトナム反戦運動などで「平和のためにそれまでの民族や思想の枠から脱却し、世界中で手を取り合おう」なんて動きは日本のみならずアメリカの若者にもありました。
(その頃に「統一された地球連邦からの独立戦争」を描いたり、MSの名前に「ガザ」なんてつける監督のセンスというか、視点もすごいんですが)

しかしカリスマ指導者チトーの死後ユーゴが崩壊した一例に典型的なように、東西冷戦の終結は「統一されたひとつの人類社会」へのベクトルではなく、それまで抑制されていたより小規模な「民族間の対立」を無数に生み出す事になりました。よく言えば包括的で強い指導力、悪く言えば強圧的な支配・管理であった両ブロックの対立の解消は最終戦争の代わりにそれまで抑制されていた、あるいは抑圧されていた無数の小戦争をもたらしたのです。
民族問題のデリケートさ、そこから生まれる厄介な現実としての非対称戦争の存在が「常識」になったのは近年の事と言えるでしょう。

で、後年に製作された作品には当然その時代の観点を盛り込んでいるので、やっぱり場合によっては「当初の設定・描写」と齟齬を来してしまうのですよね。
以前の作品では「一般市民の、連邦の政策に対する不満」は描かれても「連邦という制度」自体への反対はほとんど描かれていないのに(「反地球連邦政府」を名乗ったエゥーゴさえ、宇宙市民弾圧政策に反対していただけで連邦解体などはカケラも望んでいません)、『UC』では「連邦という体制の成立そのものに反対し続けている地球住民」がかなりの数存在していないと不自然という事になってしまうんでしょう。







ソフトとハード  投稿者:KS


ついでに……。

連邦への賛同・反発というのは「連邦成立の過程」に大きく影響されるはず。
もしも世界の大半が巻き込まれるような大きな戦乱(あるいは従来の体制では対応困難な天災や経済危機など急激で直接的な不利益)があり、それを収拾するために統一された体制が望まれたのなら連邦化によって自国の利益や民族の独自性が失われる不満よりも生命や生活が救われる安心と期待の方が大きいでしょう。
各地の民族紛争を収めるために大国が主導したとか、分かりやすく具体的なトラブルがないのに長期的な流れで連邦形成に至ったような場合は逆に反発の方が強くなりそうです。
卑近な例だと、財政危機でにっちもさっちもいかない自治体同士の方がむしろ合併はスムーズで、そうでないところは議員定数や何やらでこじれて物別れに終わるというか。
選択肢のないハードランディングの方が、かえって受け入れられるものかも知れません。

『UC』の原作小説は未読ですが、本当に重要なのは「宇宙世紀元年」よりも「西暦が終わるに至った数十年」でしょうね。






パトロンの話  投稿者:D.N


>>七味さん
「外部からの支援」に関しては「広く、浅く」といった所でしょうか。
というか、私はOVAのほうを未見なので描写の違いが分からないのですが。
大きな所では
一年戦争時代からジオンとパイプをもっていて、超巨大企業を経営しているイスラム原理主義者
ジオン共和国の合併に反対している極右勢力
あたりでしょう。
あとは「袖付き」経由でジオンシンパのパトロンも。
まあそれでもかなりカツカツの生活だったようで、部品の調達が不可能になったMSを廃棄して、パトロールに穴があり、比較的パトロンを確保しやすい宇宙にあがろうとしていました。
あと小説に出てきた「ジオン軍残党」は全世界に散らばった連中をかき集めてMS10台程度の戦力でした。
それに「ガランシェール」の戦力を加えてようやく辺境の連邦基地を襲撃できたというところです。
ただ、流石に一年戦争当時のMSはそのままだと戦力外なので、施設の破壊や長距離からの陽動と牽制が主でした。
不意を付いたりして倒してはいましたが、正面からだとホバータイプの利を生かしても機体の差で押し切られる感じです。









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