ジオンの残業
〜MSの航続距離〜




2012年4月にMSの燃料に関する話がありました




無題  投稿者:比推力


質問なんですが
GM(ジム)はザクより航続距離が短いという意見が多いようですが
推力(単純に進む力)はガイドブックなど書籍で定義されているようですが、比推力(つまり燃費、推進剤の噴射速度が速ければ反作用で得られる運動量が増えて燃費が良いですからね)は定義されていませんよね?
推進剤搭載量が少なくても燃費が良ければ航続距離は長くなりますよ。
自動車で言えばスズキのアルトエコやダイハツのミライースみたいにリッター30kmなら20リットルのガソリンを搭載して600km走れる計算です(あくまで計算上、満載時は燃費が低下して空になれば軽くなって燃費が良くなりますし、自動車の場合は電子機器の発電の電力などありますのでかなり低下してしまいますが)
リッター10kmしか走れない4WDのジープでもあったとして
同じガソリンが20リットルと40リットルとなれば後者の40リットルのジープのほうが航続距離が長そうに見えますが、燃費を考慮すれば前者の軽自動車のほうがはるかに航続距離が長いですね。
ザクとジムも同じようにジムが燃費で優れていて航続距離もジムが勝っているのではないのですか?

核エンジンではないボールと一緒に行動するために設計されたGMだから航続距離は不要などという意見も多いようですが
ボール単独運用(ボールだけで隊列を組む)やガンタンクとセットで支援火力にするなど核エンジンでなくても事足りて十分な戦力になる運用方法がいくらでもありますし、ジムはガンダムやガンキャノンなどと一緒にジオン軍のモビルスーツや艦艇と直接戦闘することも求められていますからね。







>比推力さん  投稿者:あるくびゅーず


質問したい、というか聞きたいことがどれなのかが良く分らんけど。
整理すると。
質問1)MS燃費が定義された資料ってある?
質問2−1)ザクよりジムが燃費で優れてるよね?
質問2−2)ザクよりジムが航続距離で優れてるよね?

これで意図と異なるようでしたら、ご指摘変更ください。

んで、私からのレスです。
質問1)MS燃費が定義された資料ってある?
MSVで少し話があったくらいですか。基本的に私は知りません。
ムックとかいくつか持っていますが、書かれた資料に記憶は無いです。
ボードゲームなどもありますが、まぁ、この場合はゲームバランスなどが加味されるので正確にはなりえないでしょう。
資料が無い以上、比較するものはありません。
賛同も反対も出来ないんですが、それだと面白くないのでちょっと次は検証してみましょう。

質問2−1)ザクよりジムが燃費で優れてるよね?
質問2−2)ザクよりジムが航続距離で優れてるよね?
持論を言う前に、二つに分けたのは理由があります。
燃費の良さと航続距離は別物だからです。
単純に車のように移動するだけなら、燃費=航続距離に直結するんですが、MSは戦闘機動兵器であるため、ちょっと事情が異なると考えます。
宇宙空間での推進剤を使うシーンは、大きく二つに分けられます。
一つは母艦や基地から発進してから接敵するまでの移動。
もう一つは、接敵してからの戦闘行為です。
つまり、2−1)に直結するのが移動、と2−2)が戦闘行為というわけです。
そうそう、前提として宇宙空間限定とします。
地上だと核エンジンを積んでるジムやザクは計上するほど差は出ないでしょうし、おそらく歩くや走る移動は、推進剤ではなく部品の磨耗であるとか違う論点になるので今回は考慮に入れません。
それと、比較対照をある程度限定しておきます。
ザクはいわゆるMS−06F、ジムはRGM−79の標準型ということにします。
MS−06FZとかジムコマンドSとか、むやみに高性能なのが出てくるといろいろ崩れるので。
話を戻します。

まず移動ですが。
ザクにしろ、ジムにしろ開発段階で想定された移動距離といものがあるはずです。
ザクであれば、仮想敵は相手はマゼラン、サラミスの艦艇や基地などの施設です。
想定しているのは、ムサイなどの艦艇からの砲撃をサポートすることであり、言いかえればザクの活動範囲はムサイの主砲が届く範囲に限定されます。
ジムの方はというとホワイトベースを除き、連邦側がMSと艦艇が連動して動いているシーンはありません。
艦艇と連動してというよりソロモン、ア・バオア・クーなどの要塞戦を念頭においていると考えます。
むしろ、前近代的な航空機と空母のように、長距離に届く武器と想定しているといえなくもありません。
ザクのターゲットが艦艇などの動く目標であるに対し、ジムのターゲットが要塞などの動かない目標であるわけで、そう考えれば、ジムの方がより遠くに移動できるように設定されていると考えられます。
その意味では、同じ推進剤の量ならジムの方が燃費が良いのではないかと言えるでしょう。
ただし、根本的に覆す事実が一点あります。
場所が宇宙だということです。
一回加速したら移動し続けるので、目標ポイントまで別に再加速しなくても推進剤は必要ありません。
なので、比較しようが無いという結論でしょうか。

次に戦闘行為ですが。
ザクもジムもアポジモーターで姿勢制御するのでなく、AMBACシステムで方向を変えるため、純粋に加速する時だけ推進剤を必要とするという点では同じです。
しかも、メインスラスターは背中のランドセルくらいで、他に推進器はありません。その点ではジムもザクも同じなのです。
基本的に元々艦艇を相手にすることを想定していたザクに対し、まさにザクをターゲットにしたジムが優れているのは当然です。
でも燃費という点ではどうでしょうか?
航続距離というか、推進剤の消費について触れられているのはMSVのMS−06Rシリーズにまつわるものくらいしか知りません。
それも内容的には、MS−06Rシリーズは高性能でありながらも特に足の推進剤の管理が難しかったという一文があるくらいです。
高機動化したら推進剤の管理が難しくなるわけで言い換えれば高機動化する前は、顕著な問題点にはなりえなかったという事でしょう。
言い換えれば、ザクが燃費に関しては困ったことにはなっていないという事でもあると思います。
逆にジムが推進剤で困ったことになったシーンもありません。
両者を同じとすると、MS−06Rのエピソードがある分、ザクの方に改造する余地があったのだとも考えられます。
また違う視点から見てみましょう。
ジオンは、劣勢であり、少数の精鋭で多数を討つを想定しています
逆に連邦は数で押す事を想定しています。
なら想定している単体あたりの戦闘時間は、ジオン側の兵器の方が長いと考えるのが自然でしょう。
ただし、どれもこれもどちらかの優位性を示す論拠にはなりえませんが。

最終的な結論はというと
まぁ、後だしジャンケンのジムの方が航続距離は長いかもしれんが、航続距離は問題にならないという所でしょうか。
もう少し書きたい事もあったけど、操作間違えて消えたのでここまで(笑






MSの航続距離、稼働時間、燃費  投稿者:KS


「ザクは航続距離≒宇宙での稼働時間が長い」説を唱えている当人です。

既にあるくびゅーずさんが指摘している通り、この事については公式資料はほとんどありませんから作中描写から推察と想像を束ね合わせて何とかするしかない訳ですが、私の論拠をいくつか述べると……。

・ザクはコロニー落としの下準備など「工兵」的な任務に使用する事も考慮されていた?
激しい「戦闘」ではなく、長時間の「作業」にも適した設計になっている?
・ザクの敵は艦船など「宇宙空間に長時間留まれる目標」であり、GMの敵はジオンのMSである。さらに艦船の方の改造・新造が間に合わなかったから効果的な運用は出来なかったが、GMは「MSの運用法」がある程度確立してからの機体なので、戦場まではサラミスなどで牽引していくのを前提にしている。よってMS単独での長距離移動はさほど重視しなくてもよいのではないか。
・「Z」時代において、武装などの面でより高性能のGMUがあるのにわざわざハイザックが新規開発されている。つまりGM系には苦手だがザク系が得意な事があるのではないか。(それが単独の哨戒任務などに必要な「足の長さ」ではないか? GMUは性能は高いが航続距離などに難があるためコロニーの防衛など「留まる」任務に回されている?)

「宇宙空間での稼働時間」という事を考えた場合、単純に言って外付けプロペラントタンクなどをくっつければ伸ばす事は出来るのですが、今度は「使って減るまでは推進剤自体が無駄な重量になって効率が下がる」という問題が生じます。
また、単純に燃費だけでなくパイロットを生かすための空気や本人の疲労、武器弾薬の搭載量なども問題になります。これも前に指摘した事ですが、デンドロビウムが(劇中の運用法において)あまり賢明な兵器と言えないのは、機体の耐久性が高く武器が豊富でも中の人間の体力が保たないからです。最悪、推進剤もミサイルもたっぷり残したままパイロットがダウンして宝の持ち腐れになっちゃいますからね。

恐らくMSの設計というのは推進剤の搭載量や生命維持システムの余裕、バーニアの数や配置など、求められる仕様に最適なバランスを取る作業なのでしょう。後に可変MSというものが生まれてくるようにスラスターやバーニアの配置でも「一方向への加速度を大きくする=初期加速を利用して長距離の慣性移動に有利」と「全方向にまんべんなく敏捷に動ける」のが両立しがたいようですし。






動けっ!何故動かん!(答:燃料切れ)  投稿者:artey


ザク改は推力が70%増に対して行動時間が半分になっているので、単純に考えて燃費は85%まで落ちています。つまり車と同じで吹かせば吹かすほど燃費が落ちるということです。
またスラスター自体は戦艦や戦闘機等で枯れた技術である為双方で大きな差がないとすれば、推力が大きい上に重量のあるザクの方が燃費は悪いでしょう。

航続距離に関しては燃料の搭載量によるとしか言えませんが、本体重量と全備重量の差は双方約17t(wiki調べ)な為、他はともかくシールド分ジムのほうが搭載量が少ないと見るのが妥当かと思われるので互角じゃないかな?







航続距離  投稿者:七味


MSの推進器についての公式設定は無いですし、ジムがザクより航続距離(稼働時間)が短いという設定も知りませんが、仮にその設定が現在の定説だとすると…。
リッター30kmで燃料を20リットル搭載してるのがジム(航続距離600km)なら、リッター10kmで燃料を90リットル搭載してるのがザク(航続距離900km)という事ではないでしょうか。
そういう設定が広く事実として語られているなら、「ジムの航続距離が短い」というより「ザクの航続距離が無駄に長い」だけではないかと考えます。

書いていて思ったのですが、歴代ガンダムシリーズにMS用のドロップタンクはあるけれど、MSに推進剤や冷却材を補給する「空中給油機」のような支援機というのが見られないのは何故でしょうね。
そういう機材を使ってまで稼働時間を延ばしても、パイロットの体力や精神力が保たないから不必要とか、そういう理由くらいしか思いつかないですが。







支援機  投稿者:龍崎海


>七味さん
SEEDのスカイグラスパーはそれにあたるんじゃないでしょうか?
それを使って空中換装してバッテリーを回復させていますから。







整備ロボ、出撃!  投稿者:ドクトルK


ストライカーによる電源供給は可動制限のある電源式MSだからって感じがありますね。ある程度電源容量が改善したと思われるダガー系ではこういう運用は積極的には行われませんでしたし。

基本的に宇宙では母艦と一体で運用するのがMSですからあえて途中で給油等をさせる必要がなかったのかも。地球上では推進剤の使用は宇宙よりも少ないですし、その意味では必要が薄かったんでしょうね。










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