ジオンの残業
〜連続戦闘時間のお話〜




2012年3月に、連続で戦闘できる時間の話がありました




無題  投稿者:ノンコモンセンス


人間が戦闘を持続できる(最適な)時間はどの程度までなのでしょうか?
異能バトル物などでぶっ飛んだ作品だと、数日間〜一週間以上拮抗しまままなんて話もありますが(RAVEとか、聖闘士星矢とか)とりあえず、そういうのは置いておいて。

実際の戦争や仕事で、「人間は○○分しか集中力が持たないから、私は頻繁な休息を要求する」といってもサボりの言い訳にしか聞こえませんし、まして戦場であれば危険ですらありますが。
人間、どうしても物事に集中できる時間は限られていますし、コンディションが悪ければ実力を発揮できないでしょう。
人間が集中力を持続して戦うことが出来るのは、理論値としてはどれくらいが適切なのでしょうか?
ここで言う『戦闘時間』は、敵の危険に晒され続け、集中して対処している間です。
待機時間や移動時間は含まないものとしてお願いします。


ロボット物なんかだと、機体の戦闘可能時間(推進剤や弾薬、燃料の類)も、ある程度人間の限界に合わせてきていると思うのですが。







女神さま「ねえ、一曲聞かせて グラニ」  投稿者:リューガ


>ノンコモンセンス様
 僕は農業系の企業に勤めているのですが、体力系の職業という事で参考までに。
 一般的な人間では、最高の緊張感は2時間程度しか続かないそうです。
 僕も、大体そんな感じです。
 後、食事時になると急激にお腹がすきます。
 これは精神的なものもあるかもしれませんが(笑)

 陸上自衛隊の訓練などでは、徹夜で移動などすることもありますが、これは己の限界に挑戦するためという目的の方が大きいと思います。
 もし実戦で休みなく移動していると、移動速度から敵に簡単に移動場所を悟られてしまうと思います。

 行動その物にかける時間は大体2〜4時間で、間に休憩時間をランダムに挟んで、敵の虚をつくのが一般的な作戦の立て方ではないでしょうか。






連続戦闘時間  投稿者:くっきーもんすたー


>ノンコモンセンスさん
アメリカ陸軍では「1時間に1回、5分の小休止」「3回の小休止の後に、1時間の大休止」を目安として運用しているようです。
敵性地域や競合地域などでは、当然、そう都合よく1時間ごとに安全な場所があるわけがないので、地形や天候を読んで、安全に休止できる場所を確保するのも重要な役割だとされています。


ちなみにソースは「小部隊指揮官バイブル」(PHP文庫)です。

わかりやすく、色々と説明してくれてますので、機会があったら読んでみてください。


#ガンダムの場合
・ウラキが、ガンダム3号機で8時間ぶっ通し(途中で1回補給)で戦うことになって、艦長が「中尉の体力は持つのか?」と心配してました。
・00で、3勢力揃ってのソレスタルビーイング狩りのエピソードで、5時間戦闘が続いて、スメラギさんが「パイロットの限界をはるかに超えている」と判断しました。同じタイミングでカティも包囲を狭めましたので、判断基準は同じでしょうね。

これらの点から考えて、
・普通のパイロットは、1時間程度の戦闘を想定している。
・超人的なパイロット(主人公クラス)で、2-3時間は連続で戦える。
・4時間超えると、それでも、かなり無理がある。
・ウラキは薬を併用して10時間近く戦ってる。

こんな感じでしょうか。







無題  投稿者:ノンコモンセンス


>リューガさん
>くっきーもんすたーさん
なるほど、思っていたよりは長いですが、やはり1時間前後ですかね。
何時間もぶっ続けというのはタフや戦況の激しさを演出するにはわかりますが、ちょっと……って気はします。

ありがとうございました。







集中だー!  投稿者:七味


> ノンコモンセンスさん

個人差はあります(同じ人でも、体調や周囲の環境でも変わる)が、成人で最も集中可能なのは60分前後。長くても90分〜120分程度という論が多いですね。
民間企業で8時間働くとしても、1時間ごとに5分〜10分の休憩を入れた方が、8時間ぶっ通しで働くより作業効率は良いらしいです。
10歳前後の子供ならばもっと短くて、10分とか30分くらいで集中が途切れる人も居るようです。
小学校の授業時間が1時限あたり40分程度なのは、それくらいが小学生の集中力が持続する限界だから。
大学の場合90分程度なのも同様の理由らしいですが、それでも全員が全員その時間に集中して授業を聞いている場面を見たことありません。

趣味だとか自分の好きな事であれば必ずしも120分で集中が途切れるという事もなく、日の出から絵を描き始めて気付いたら日が暮れてたという事もありえます。
それはそれとして…。

戦闘機の場合、現代では空中給油機があるので、機器が故障でもしない限り理論上は24時間以上飛んでいられますが、実際は移動時間と交戦時間合わせても6時間程度です。
空港や空母から1〜2時間かけて戦場まで飛んでいき、30分程戦闘して、1〜2時間かけて帰る。といった感じ。

ただし、この場合の移動時間は気を抜いて良い時間ではありません。交戦時に比べれば緊張度は低くとも、ある程度は緊張し続けています。
編隊を崩さないようにせねばならないし、予定の針路から外れないようにせねばならないし、自機の状況を常にチェックせねばならないし、敵襲があるかもしれません。

連続任務時間が倍の12時間とかになってくると、集中力が低下して変な命令を発したり、命令を聞き流してしまったり、操作ミスしてしまったりという事が起き易くなります。
長時間飛行する大型爆撃機やAWACSの場合、交代要員の仮眠室があります。

> 敵の危険に晒され続け、集中して対処している間

「戦争神経症」という単語を検索してみて下さい。
実際に敵と向き合って撃ち合っていなくても、「周囲に敵が潜んでいるかもしれない」というだけでも過大な心理的負担になります。
歩兵部隊が小休止する場合、必ず歩哨を立てますが、それは「周囲に敵が潜んでいるかもしれない」からです。
艦隊や航空隊が交戦中ではない航行中でも陣形に気を配るのも、同様です。

地雷や機雷などの罠は、実際に敵兵を傷つけるだけでなく、敵部隊を精神的に疲労させる効果もあります。
敵と撃ち合っていなくても「敵の危険に晒され続け」ている訳で、敵と撃ち合っていないから集中を切らしても大丈夫だと言えないのが戦場の怖い部分です。
行動中の部隊は常に「居るか居ないか判らない敵に備える事を強いられているんだ!」という事で、〆ます。







歩兵の速度  投稿者:七味


追記です。

昔の陸戦(第一次〜第二次世界大戦頃まで)では、歩兵の進軍速度は味方領域内で鉄道を使えば時速20kmくらい普通に確保できましたが、敵と睨み合っている地域では「日速500m」とかのレベルでした。
特に酷かったのが第一次世界大戦の西部戦線でしたが、第二次世界大戦で戦車や自動車が大量配備された米陸軍でも、敵の防御戦線を突破する段階になると目に見えて進軍速度は落ちました。

自動車も鉄道も無くて歩兵が文字通り歩いていた時代では、陸軍が1日に進む速度は30kmくらい(時速4〜5kmで、間に小休止を挟みながら6〜8時間移動)というのが平均だったようです。

1日に10時間以上働かせる(戦わせるではなく働かせる。歩兵の場合は歩いたり穴を掘るのも仕事)というのは、特殊な状況でない限りやらない事のようです。
「疲労で兵士の戦闘効率が落ちる = 敵に与える打撃が少なくなり、自軍の損害が増える」という事ですから、指揮官であれば当然、兵士たちの心身が万全の状態で臨みたいと思うでしょう。







無題  投稿者:しせい


>#ガンダムの場合
>・ウラキが、ガンダム3号機で8時間ぶっ通し(途中で1回補給)で戦うことになって、艦長が「中尉の体力は持つのか?」と心配してました。

アムロはソロモンやア・バオア・クー戦で何回くらいWBに戻ったんだろう?







いろいろと  投稿者:くっきーもんすたー


>しせいさん
#アムロはソロモンやア・バオア・クー戦で何回くらいWBに戻ったんだろう?
ソロモン戦は、ガンダム出撃からビグザムが沈むまでで3時間、
ア・バオア・クーは、星一号作戦開始からキシリアが死ぬまでで4時間ほどです。

ソロモン戦は、ソーラ・システム照射後(ティアンム艦隊のMS隊出撃から15分後)なら途中で補給によるタイミングもありそうです。
ア・バオア・クーは、全4時間中、Sフィールド艦隊出現(ガンダム出撃)からガンダム撃墜までの時間は1時間〜2時間まででしょうね。









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