ジオンの残業
〜大気圏突入のお話〜




2011年10月に大気圏突入の話がありました。




無題  投稿者:耐熱煉瓦


ガンキャノンって大気圏突入できるんですか?
ガンダムと同程度(もしくはそれをも上回る)の装甲でルナチタニウム(ガンダリウムα)であるのは同一ですし。
形状や大きさに若干の差はあっても、突入の決定的な差にはなりません。
あるとすれば耐熱フィルムなどをガンキャノンは量産のため(フィルムに莫大なコストや手間が掛かって搭載できない)や装甲向上(フィルムを収容できない)のため設けていないとも考えられますが。
ガンタンクはあの手の形じゃフィルムを取り出せないでしょうね。

Zのリックディアスも自力で突入できても良いはずなのに、バリュートを使っていますね
ガンダムMkUはフライングアーマーを使っていますが。







耐熱コーティング  投稿者:自律神経衰弱男


大気圏突入能力をMS単体に設けるときに、耐熱フィルムではコストが高く、採算があわないか、もしくはバリュートシステムのほうが枯れた技術であるために信頼性もありコストもめっちゃ安かったのでは?仕掛けも大型で、やってることは膨らますだけですから。耐熱フィルムだと股間に格納してあるフィルムを急いで手で広げないといけませんが、ミスって手放してしまうとあとは泣くしかありませんし、あまりいい方法ではなかったのでしょう。

そもそも連邦軍は防衛が主ですから、MS単体で大気圏を突入するというシチュエーションがあまりなかったんでしょう。逆に、なぜガンダムに大気圏突入能力を備えたのかわかりません。SEEDの場合はPS装甲がたまたま偶発的に大気圏を突入しうる能力を備えていたと記憶しています。インパルスやザクウォーリアはHIV無しに地球に対して電撃作戦をしかけることを念頭にいれてのことだと推測しますが…。まあ、備えてなかったら危うく1クールで終了するところでしたから取り付けた人には感謝ですが。







耐熱フィルム  投稿者:鐸碑


まずガンキャノンの設計はガンダムより古く二足歩行やマニュピレーターの実証テストを兼ねていた面もあり、ガンダム時点では完成していた技術でもガンキャノン時点では完成してなかった物も多いと思われます。

また、ガンダムに何故大気圏突入機能が搭載されていたかですが。
ペガサス級(ホワイトベース)という強襲揚陸艦が単独での大気圏離脱突入を可能とした設計の艦で、ガンダムはその艦載機であるという事と無関係ではないでしょう。

ペガサス級は、地上から発進し軌道上を移動して狙った地点に再突入して攻撃する強襲作戦を想定した兵器なのでしょう。そういう用途でなければ、単独で大気圏離脱と再突入する性能は必要ないでしょう。
大気圏内航行用の空中母艦と宇宙空母を開発した方が効果的でしょうから。

大気圏外に出て再突入するという作戦を考えた場合、再突入直前で敵の攻撃を受ける危険性は十二分に考えられます。
まさに「大気圏突入」の回であった状況です。
そうした際に、ギリギリまで母艦の防衛をすればガンダムが直面したような大気圏突入をしなければならないシチュエーションは無視できない確率で生じるでしょう。
ガンダムは大気圏往還攻撃をするペガサス級の防衛用MSとして必要と思われる機能を実証用に搭載していたという事でしょう。

大気圏突入が可能とはいっても、ガンダムに成層圏から地表に着陸する推力はないでしょうから。
一緒に突入したペガサス級か地上から出撃した母艦(ガルダ級?)に空中で拾われることを前提にした機能でしかないでしょうが。
用途は本編で行われた通りに、隔壁閉鎖後まで母艦の防衛をして着艦できなかった時単独突入し拾われることにあったでしょう。

後のバリュートシステムは、冷却機能等の大気圏突入を可能にするための通常運用で冗長となるシステム(ガンダムの場合、アッザムリーダーに耐える時も役だったと思われるが)を外付けにすることで、あの時代のどのモビルスーツでも大気圏突入を可能にするためのユニットだったのでしょう。

大気圏突入時に襲撃されることへの対策と襲撃する作戦の有効性が、シャアの行動とガンダムの性能によって証明され、その結果がバリュートシステムの普及に繋がったのでしょう。







大気圏突入能力  投稿者:ばぁびぃ


WB(ペガサス級)にしろ、ガンダムにしろ、単に試作機だったから、と言うのが本当の理由では無いでしょうか?
とりあえず、思いついたことは全て盛り込んでみる。
上手く行ったらOK.失敗したらそれはそれで…と言う程度の事だったと思います。
ガンダムやWBが大気圏突入中に燃え尽きても、連邦の技術陣は『あ、やっぱだめだったか』で、済ましてしまうと思いますよ。w

そもそも、人命の値段が、ファーストの世界ではベトナム以前の世界標準です。
今の日本のように人の命の値段が重いのは歴史的に見て異常なのです。
…Z以降のガンダム世界では現在の日本標準にあわせて居ますが…。
(世界的に見れば、やっぱ浮いてる)







人命の値段がベトナム戦争以下の世界標準  投稿者:自律神経衰弱男


ありかもしれません。ジオンは自分たちとサイド6以外のコロニーはほとんど皆殺し、かつコロニー落としして地球も甚大な被害を受けてますから、ジオンも「これだけやったんだから、あとには引けない」、連邦側も「あんなことをするぐらいだから、やらなきゃやられる」ぐらいの意識があり、どんどんモラルが崩壊していったと。見えないところで日頃のストレスからPTSDになったりする兵士なんかも大勢いたかもしれません。エゥーゴの艦内にケーキがあったりするのも、一年戦争で兵士の人命を軽視した反省も入っているのかもしれませんね。南極条約がなかったら、どうなっていたことやら。

でも人命のモラル崩壊したなると、戦後の処理が大変そうです。史実でも戦国を経た江戸時代では、5代将軍綱吉が生類憐みの令などの極端なモラル向上政策が始まるまでは、道を歩いていて互いの剣の鞘がぶつかっただけで、殺し合いにまで発展していたそうです。いわんや宇宙世紀。

サイド3とその住民に対する全人類の感情はハラワタ煮えくり返るくらいのものかと思います。サイド3の出身という理由だけで、旅行先とか仕事先から半ば犯罪者扱いとかされているかもわかりません。でも、ほとんどのコロニーが全滅した戦後、無事な地域はサイド6と3ぐらいです。3の出身というだけで人民が差別していては、復興も何もないはず。・・・何か特別な対応でもしたんでしょうか?『悪いのはザビ家で、3の住民は騙されてただけ』くらいの世論誘導はあったかもしれません。







耐熱フィルム  投稿者:D.N


>耐熱煉瓦さん

耐熱フィルムが廃れた理由ですが、ガンダムは大気圏突入には成功してますが、別にスグ戦闘したわけではないのです。
つまり、万全の状態かどうかは不明です。
ついでにいうとビームライフル等はもっていないので、武装が耐熱フィルムで耐えられるかどうかも不明です。
バズーカーやビームライフルの耐久力はガンダム本体ほどではないので、壊れる可能性は高そうです。
ビームライフルは兎も角、バズーカーはフルに装填してた場合とか熱に弱そうです。
一方バリュートを使ったリックディアスはスグに戦闘を行っているので武装も無事なようです。
連邦はその後も、耐熱フィルムを使用したMSを地球に投下する実験を行ったりしているでしょう。
その結果として「機体と武装は一応持つけど負担がかかる」という結果がでたのではないかと。
それでバリュートのほうが優れているという結果がでたのではないかと。

つまり耐熱フィルムとバリュートの関係はスペースシャトルと使い捨てロケットのような関係なのかもしれません。
古いほうが優れていたと。






大気圏突入あれこれ  投稿者:しゅーじん


ガンダム(というかRXシリーズ)の大気圏突入機能は
ある程度の高度に達した時点でA,Bパーツを廃棄し、コアファイターのみが飛行、着陸する
という使い方が基本で、ホワイトベースに拾われたのは運が良かった、という設定があったはず。それを踏まえると、耐熱フィルムだけでは大気圏突入はできず、別途減速用パラシュートやブースターを追加装備する必要があります。これらが意外と大きいです。フィルムのほうがバリュートよりコンパクトだったとしても、減速用の装備がかさばる以上、メリットとは言い切れません。
また、手を使って広げる場合、装備をマウントしてから広げることになりますが、装備に引っかかって上手く広げられない可能性は無視できないでしょう。バリュートは機体後方に向けて展開するのでその辺は確実でしょう。
これらの点から、バリュートが大気圏突入時の装備として普及したのではないでしょうか。

あと、劇場版設定の耐熱フィールドだとシールドも使っているので、ガンキャノンは無理ということに・・・。
ただ、これも鐸碑さんの意見を参考にすれば、そんな不思議ではないのかもしれません。近距離戦主体のガンダムは、どうしても母艦から離れて戦うことになりやすく、帰って来れなくなる可能性が一番高い機体です。なので、一番危ない機体にとりあえずの保険として装備した、というのが劇場版設定なのかもしれません。
SEEDのザクウォーリアもこれと似たような理由ではないでしょうか。アークエンジェルが降下する際の戦闘を見直したところ、連合軍側は大雑把に見る限り大小あわせて20以上の艦艇、MA数不明、対するザフトはナスカ級1、ローラシア級2、MS15機程度、という状況です。結果は連合軍側がほぼ壊滅、ザフトはローラシア級一隻撃沈というもので、MSとMAの能力差を考えても大戦果といえるのではないでしょうか。これを聞いたザフト側で戦術を研究している人間が「大気圏近くでの戦闘は戦果を上げやすい」と考え、「MSに大気圏突入に耐えられる性能付けとけば、そういう状況でも安心して戦えるだろう」という結論に至り、保険として大気圏突入が可能なスペックにしていたのではないでしょうか。何度かあった降下作戦で突入ポッドを使っていたり、小説版でザクウォーリア単独の大気圏突入はやりたくないとディアッカが言っていたことからも積極的に活用する機能ではないようなので。










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