2008年 栽培日誌

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2008年6月19日(木)
種子の採取を開始しました

 果実を見ていると、完熟して表面が裂けた果実を見つけました。(左の写真
 普通の果実は,横方向に裂け目が入るのですが、この果実は縦方向に裂け目が入っています。
 このままでは、種子がこぼれて行方不明になりますので、直ぐに採取しました。
 他の果実も順番に採取することにします。
 真ん中の写真は、未だ本葉が健在の桜草達です。十分な陽光を浴び、そして肥料が効いて、来年の芽を育てています。
 の球根は、「日本水仙」の球根です。
 プランターで育てていますが、本葉が枯れたので、堀り上げ、秋まで乾燥状態で保管します。
 プランターの狭い場所で育てていますが、毎年良く咲き、また増えてくれます。

2008年6月21日(土)
種子の採取を実施

 朝の一時的な降雨も上がり蒸し暑くなってきました。
 桜草の果実を見ると、果実の覆いが裂けて、種子が飛び出しそうになっていました。(左の写真
 早速採取を開始、覆いの裂けていない果実まで、ほとんどの果実を採取しました。(真ん中の写真
 このタッパーウェアーの中で1週間ほど追熟させて、完熟したらいよいよ播種することになります。
 は、庭木の「夏つばき(シャラ)」です。今を盛りに咲いています。

2008年7月3日(木)
種子を播種しました

遅れていた、桜草の種子を今朝、播種しました。
昨晩から「ジベレリン」に浸し、今朝、赤玉土に蒔きました。
は、種子を播種したプランターの状態です。
真ん中は、その拡大写真。赤玉土の間に白い粒々の種子が確認できると思います。
桜草の種子は、「好光性」種子で、光に反応して発芽するので覆土はしません。
そのため、このように種子が見えるのです。
一週間位すると発芽してくることでしょう。
ところで困ったことに、この発芽してくる苗を育てる場所が確保できないのです。
の写真のように、親株が未だに本葉を繁らせており、日陰に移動できないからです。
何とか実生苗が植替えに適した大きさになるまでに、夏眠には行って欲しいと祈る気持ちです。

2008年7月8日(火)
桜草の近況

実生は、未だ動きなしです。発芽までもう少しかかりそうです。
成株は、日当たり良い場所のものは、本葉の数が少なくなってきて、休眠に入る準備をしています(左の写真)が、やや日照の少ない場所の株は、まだまだ本葉が健在(真ん中の写真の左奥の株)で、休眠まで時間を要する感じです。
このまま梅雨が明けることになったら、寒冷紗を急いで張らなくてはなりません。
の花は『サツマチドリ』です。
白の可憐な花が咲き始めました。

2008年7月13日(日)
梅雨明けを思わせる酷暑

 ぎらつく太陽の直射日光は、春の花「桜草」にとってはチョッと厳しい状況です。
 そろそろ、寒冷紗で遮光してあげなければ生育に影響が出そうです。(左の写真
 しかし、の写真のように、物置小屋の屋根上の実生苗は,焼け付く太陽と屋根からの照り返しの洗礼を受けても元気な生育状況を見せています。すごい!
 真ん中は、今月播種した実生です。次々に発芽してきています。

2008年10月13日(月)
ホームページ更新、すっかりご無沙汰していました。

 桜草の紹介は、5月までがピークで、その後は、写真も大きく紹介できる「ブログ」を更新していましたので、栽培日誌の更新をしていませんでした。
 今年の栽培日誌は、本日で終了して、また来年、2009年として紹介致します。
 今後は、ブログをご覧下さい。
http://sakurasou.at.webry.info/
 写真は、休眠中の桜草ポット群です。

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