油炊きの冷温水発生装置によるファンコイルから電気式のエアコンへ改修工事を行いました。
近くには小学校がありますので、この建物の周りで遊んでいて、空調機の室外機のファンで
指を怪我するのを防止するために、植栽内以外のものにはフェンスを設けました。
空調機の基礎は地震が来ても機器が倒壊しないように犬走りへ差し筋をして鉄筋コンクリート製としています。
この建物の犬走りには鉄筋が入っておりましたので、基礎として使用しても問題なしと判断し、自立型の
分電盤はそのまま犬走りへ取り付けてもらいました。
3階の空調室外機の施工状態です。地震や台風が来ても機器が倒れないように、基礎へ取り付けてあります。
この建物は部屋ごとの貸し出しを行っているので、エアコンは借りた人がスイッチを入れて使ってもらいます。
消し忘れ対策及び温度管理は、集中管理により行うシステムです。
既設のファンコイルは取り外して、エアコン室内機を取り付けました。
天井内空間が非常に少なく、既存のスリーブを有効利用し、ドレン管及び
冷媒管の配管を行っています。
フェンスの色については、建物の中からあまり気にならないブラウン系を使用しています。