チロヌップのにじ


文・絵 たかはしひろゆき 金の星社

 

ストーリー

  

感想 「チロヌップのきつね」と同時に見つけた絵本です。
同じ方が描かれているチロヌップ島を舞台にしたもう一つの話です。
こちらもきつねの親子が主役になっています。どんどん家族が捕まっていき、母狐は罠にかかり3本足になってしまいます。それでも母狐は一生懸命生きて、最後は自分の子供を守る為に兵隊に向かって行き、そのままなだれに飲まれてしまいます。
たくましく生きる狐の親子の姿を通して命の大切さや戦争への批判を訴えている作品だと思います。




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