クローン人間とは・・・? | |
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近年、世界中で大変問題となっているクローン人間というものをご存知でしょうか?今まで、絶対に不可能と言われてきた人間の複製が出来そうだと言う事になってきました。ちなみに、クローン(clone)とは・・・ある同じ遺伝子情報(DNA)をもった生物のことを言います。 例えば、ここに木が一本生えていると仮定します。この木を増やすためにはいろいろな方法がありますが、そのひとつに『接ぎ木』があります。 一本の木のどこかを切って植えると、ちゃんと芽が出て伸びてきます。これは植物の一部から、2番目の植物が伸びてくる訳で、最初の木と2番目の木は遺伝子(DNA)、つまり同じ情報をもっているということなのです。だから、元の植物と新しい植物は、お互いにクローンとなるのです。もし、一方の植物の成長がすごく早ければ、もう一方も早くなるでしょう。 そういう考えから植物の場合は、すでにクローンが昔から作られてきてるのです。それを利用して、我々の祖先達は農業をしてきたのです。いい品種が出来ると、どんどん増やし、ほかの技術とも組み合わせてきたのです。 では、クローン人間とは・・・前記の植物と同じ理論となるのですが・・・ 例えばAさんと言う人間が居ます。そのAさんが持っている遺伝子(遺伝子というのは、人間の細胞の中に入っているDNAという物質に刻み込まれている情報のことです。)であるその情報が、Aという人間を今つくりあげているのですが、Aの体の細胞から簡単にいうと遺伝子を取り出し、そこから人間Bさんをもう一人作ったとすれば、AさんとBさんの関係はクローン人間になります。このようなことは無理だろうとずっと思われてきました。ところが数年前、羊で同じ遺伝子をもった羊を人工的に作り出す事を可能にしてしまったのです。羊は哺乳類ですから、羊でできるのなら、人間でもできるのでは?と言う事になったのですが、その時点で全世界のいろいろな立場の人から、羊や牛はOKだが、同じ遺伝子をもった人間をもう一人、人工的につくってしまうのはまずいのではないかという意見が出てきたのです。 しかし、皆さんよく考えてみて下さい。例えば、同じ遺伝子の人間が生まれることは、我々の身近な自然でも結構あるのです。一卵性の双生児いわゆる双子、三つ子などがそうです。彼らはある意味、一つの細胞から誕生したクローン人間なんです。自然界に生まれたクローン人間が、いわゆる一卵性の双子なんです。 などという事を唱える有名な研究者方が居たのです。 そこで、我々は独自に研究をして一つの結論を出す事に成功しました。 今回の当研究所で誕生したクローン第1号『パワー“クローン”コブラ』を例に話をすると、「パワー・ロードという選手の細胞を採取(=その者自体にマスク等を被せるなどをして)し、別なキャラクターを誕生させる。」と言う事です。 この事により、普段やってきている事に対して、不満や行き詰まりを感じている者が新しい自分と言うものを見つけて覚醒出来るのではないか?と考えたのです。 そして、2004年11月3日宮城県高清水町において当研究所第1号「パワー”クローン”コブラ」が誕生した訳なのです。 |