約生後20日まで |
母犬のもとでいっぱいの愛情を受け、
少しずつ兄弟犬への関心も出てきます。
音も聞こえ始め、どんどん成長していく時期です。 このころから、少しずつ人の手に慣らしていきます。 |
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生後20〜30日くらいから |
離乳の始まりです。
ものごとを認識することができるようになり、
いろいろなものに興味を持ちはじめます。 このころになると兄弟犬と遊ぶような仕草が見られ、
外の世界にも興味をもつようになります。 |
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生後30〜50日 |
動きは活発になり、走り回ったり、 色々なものに興味を示し、噛んでみたりするようになります。
兄弟犬とプロレスごっこをして遊び、時には本気の喧嘩にも発展しますが、
そのような日々を繰り返してルールを学んでいきます。
周りへの好奇心が強くなる時期で、人間を見分ける力も備わってきます。 人の声に反応するようになるのもこのころです。 |
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生後50〜90日あたり |
最もしつけに適した時期です。
この時期の子犬ちゃんは知能が発達し、色々なことをどんどん覚えていきます。
また、子犬の兄弟の間でだんだんと序列ができはじめます。
犬社会のしくみを学ぶのです。
序列の低い子犬も現れてきます。そういった子には母犬や兄弟犬から離し、
人間が育てるようにしなければなりません。 そして、この頃には人間がリーダーであることを、子犬にきっちりと教えていく
必要があります。
この時期のしつけが一生を決めるといってよいでしょう。
この時期を兄弟と過ごすことは、基本的なルールをより正しく、
きちんと身につけることが出来、様々な環境にも適応しやすくなっていきます。
「あま咬み」にも注意しておかなくてはいけません。 あま咬みは、幼い犬としてはごく自然なスキンシップですが、子犬が人の注意を
引きたいときに、あま咬みするようになってしまうので、
早い時期にやめさせておきましょう。 あま咬み自体は犬にとっては好意的な感情表現なのですが、
人間との生活においてはいけないものとして教えることが大切です。 |
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