2004/2/15

ドッグショーとは一体何?という説明のページです。


ドッグショーとは?
スタンダードをもとに審査を行う品評会です。
 
スタンダードとは?
その犬種の理想の姿がえがかれている犬種基準です。
 
ドッグショーの種類
1、FCIアジアインターナショナルドッグショー
2、FCIインターナショナルドッグショー
3、クラブ連合展
4、全犬種クラブ展
他に単犬種クラブ展等があります。
 
審査のポイント
1、タイプ(犬種特有の特色があるか)
2、クオリティー(タイプの特色が洗練されているか)
3、コンディション(健康状態と精神状態)
4、サウンドネス(骨格、筋肉、歯のかみ合わせ等の健全さ)
5、バランス(全体の調和)
6、キャラクター(アピールする魅力)
以上の6点を考慮して個体審査と歩様審査を行います。
 
クラス区分
1、ベビークラス(生後4ヶ月1日〜6ヶ月)
2、パピークラス(生後6ヶ月1日〜9ヶ月)
3、ジュニアクラス(生後9ヶ月1日〜15ヶ月)
4、ヤングアダルトクラス(15ヶ月1日〜24ヶ月)
5、アダルトクラス(24ヶ月1日〜)
6、チャンピオンクラス
出陳頭数が40頭以上の犬種の場合単独システムとなり各クラスに自家繁殖クラスが設置されます。
イオはアダルトクラスになります。
 
犬種グループ
第1グループ シープドッグ、キャトルドッグ
第2グループ ピンシャー、シュナウザー等
第3グループ テリア
第4グループ ダックスフンド
第5グループ スピッツ等
第6グループ セントハウンド
第7グループ ポインティングドッグ
第8グループ レトリバー
第9グループ コンパニオン、トイ
第10グループ サイトハウンド
かなり省略させてもらいましたが、イオは第8グループとなります。
 
CCとMCC
JKC(ジャパンケンネルクラブ)が発行するチャンピオンになるためのカードです。
MCC一枚とCC三枚でチャンピオンタイトルがもらえます。基本的にはクラブ展でCC、クラブ展以外でMCCがもらえますが、出陳予定頭数400頭以上のクラブ展ではMCCがもらえます。簡単に言うと規模の大きいショーの場合MCCがもらえるといった感じです。イオは2/15現在MCC二枚もらいました。CCあと二枚でチャンピオンです。
 
審査の流れ
オスとメスは最後のベストインショー戦まで別に審査されます。
 
1、ブリード戦
同じ犬種の各クラス(ジュニア、ヤングアダルト、アダルト)ごとに一位を選びます。
各クラスの一位の中から更に一位(ウィナーズ)を選びます。
チャンピオンクラスとウィナーズの中から一位を選びます。
ウィナーズがチャンピオンクラスを抜いて一位(BOB/ベストオブブリード)になった場合をオーバースペシャルと呼びます。
 
2、グループ戦
クラブ展の場合、各犬種の一位(BOB)を集め各グループの代表から上位の13頭(EXG/エクセレントグループ)を決めます。
エクセレントグループの中から上位3頭を決めます。(オスは一位がキング、残り二頭ををリザーブキング。メスはクイーンとリザーブクイーンと呼びます)
トロフィーがもらえます。イオがトロフィーをもらったら私は奇声を上げて飛び跳ねると思います。
 
ベストインショー戦
キングとクイーンでそのドッグショーの一番を決めます。(BIS/ベストインショー)
ベビークラス、パピークラスは別に審査されます。
イオがBISになったら私は卒倒すると思います。
 
出陳頭数によりウィナーズでCCがもらえる場合もありますし、EXGまで行かないと貰えない場合があります。
 


おおまかなせつめいですがかなりややこしいです。実際にはショーの規模によって微妙に変わってきますが、細かいことが解らなくても犬が好きな方でしたらドッグショーはとても楽しい場所になると思いますので、都合のよろしい方はぜひ一度見学にいらしてください。


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